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2013年4月 8日 (月)

医療・医学の現代的課題~医師教員とともに考える授業を

保健医療経営大学学長

橋爪章

2013 年 4 月 8 日 医療・医学の現代的課題

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今日から前期授業が始まります。
新入生にとっては、大学の授業の初体験です。
高校までの学習と大学における学問の違いを早いうちに理解しておかないと、大学生としての成長が遅れることになります。
高校までの学習は、正解が必ずある問題しか取り扱いません。
しかも正解はひとつだけです。
そのような問題を、解いて、解いて、解きまくった学友が「優等生」となります。
しかし、大学における学問は、正解があるとは限らない問題を取り扱います。
また、解がいくつもある問題にも出くわします。
高校までの「優等生」は、その学習パターンに囚われる限り、大学では「劣等生」に転落します。
自分の頭の中や、図書館や、ネットから、手当たり次第に情報を引き出して、目の前の問題に取り組むのが、大学における学問の姿勢です。
問題が解けなくても構いません。
解くためのプロセスが、日々、自分の中に開拓されることが重要です。
高校までの学習の蓄積の多寡は、大学における成績には必ずしも直結しません。
本学では一期生、二期生を輩出しましたが、成績最上位で卒業した者の中には入学試験成績が最下位に近かった者もいます。
本学で教えている学問は社会保障を基盤としたものです。
社会保障の諸課題のような解がいくつもある、あるいはひとつもない課題は高校までは教えられませんので、高校までの成績がどうであれ、スタートラインは一緒です。
今日から始まる一年生科目のひとつに、本学の3人の医師教員が交代で教える「医学・医療の現代的課題」という科目があります。
第一回目の今日は、私の出番です。
まずはTPPと医療について解説する予定です。

大学入試問題とはかけ離れているので、ほとんどの新入生に疎いテーマであることはわかりきっています。
保険診療だの混合診療だの、新入生が聞いたこともない用語も飛び出します。
そもそも新入生は、医療に使われるお金の動きについてまったく知りません。
たとえ医学部合格を目指していた「優等生」であっても知りません。
90分をかけてじっくりと解説します。
皆、同じスタートラインです。
明日から紙面を開くのが楽しくなるような、そんな授業を行いたく思います。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▼かささぎ深夜の一人ごと

「優しさ垂れ流し」について

こないだ太郎さんの研修医ブログhttp://blog.livedoor.jp/star_road3/で、こういう句を拾った話をした。

花咲いて散つて優しさ垂れ流し

見てるとかささぎ頭がオートマチックに自問自答しはじめる。

垂れ流すとは、イメージの悪いもの(たとえば、おしっことかうんちとか)をただ上から下へ流すことだけど、そんなら、ヤサシサってのはそこまでヤバくて、マイナスなものなのか?と。

太郎さんの原文では、やさしさ垂れ流しとのフレーズは、尊敬する医師のまっとうな価値として書かれている。

どうも今ひとつわからない。

俳句には、こんなふうに無意識が入り込む。

恐ろしい。
句に問いかけられる自分。

だれかが句のむこうからじっとこちらを覗き込んでいる。

斧田千晴が姫野に残してくれた本。

こんな対話がある。

小林秀雄と中原中也の知的であることの対比。
小林の知的世界は、どんどん難解なほうへ深く掘り下げ広く羽をのばすが、中原中也の世界はそれとは真逆に、すんすん寸断し世界を単純化してゆくほうに向かった。ことばの数もめっぽう少ない。彼の知性は「単純性への意志」だった。

(北川透「全対話」、相手は、だれだったか)

で、そこからアッと驚く戦争の意味づけ。
一度ばかになるために、戦争がいった。

とまでは書かれていないが、それと似たことを言ってた人。

秋山駿、という人でした。)

▼医師教員

こないだ、さる大学学長の長い式辞が、丸暗記されたまま口から飛び出す現場を見て、たいそうおどろき、すごいな。細かな数字まできちんと頭に何種類も入っているなんて。と感動を覚えたのですが、わたしは数秒前に見たフタ桁の数字すらすぐ忘れます。

帰宅後、気になり検索すると、はたして前歴はお医者様でした。

橋爪章学長とおなじですねえ。

いつぞや、学長に、東大受験と医学部受験とはどちらがより難解だったかと尋ねたら、こたえは返ってきませんで、代わりに現役のお医者様が答えてくださいました。

それ、はりつけておきます。
こういう話が聞けることが、このブログの役得だと思うから。

▼東大と国立大医学部はどちらが難しい。

お受験、今でも東大理科Ⅲ類をのぞく東大なら国立の医学部のほうが難関ですよ。理Ⅲは別格です。偏差値は78だいたい数学オリンピックに出たような人たちが合格してます。娘は東大模試で理科1類2類は合格A判定、3はD判定にもまけずⅢをお受験2回落ちしかたなく、自治医大と産業医大のどちらかで産業医大にしました。あそこは東大Ⅲの落ち組みから最低は地方国立医学部越智組までが受験するためにけっこう偏差値は高くて当時は72くらいでした。地方国立は65~68くらいだったかな。

。。。

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コメント

高校までの「優等生」は、その学習パターンに囚われる限り、大学では「劣等生」に転落します。

いやほんとにそうですね!こういう「劣等生」は何年も留年休学した挙句結局最後は中退というのがお決まりのコースです 

だから抱きしめて
なにも言わずに
別れを告げるその前に

うんめいは残酷ね
愛すればそれだけ
あしたはただ一人の
やさしさを知るばかり。

という歌詞がメロディとともに浮かびました。
五輪真弓だとすぐわかりましたが、
題名がわからん。、
調べますと、ざんぞん。というページが出ました。
暫定のざんにそんざいのそん。
どーも中国っぽい。
ですが、そこで題をしることができた。
さあ、なんだったでしょうかっつ。

しかも、一部間違っていました。
あしたはただひとりの優しさを、ではなく、
さびしさを知るばかり。でした。

そりゃそうじゃろうわな。納得。

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