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2013年3月 5日 (火)

医薬品・医療機器の輸出入(1)  TPP交渉に向けて

保健医療経営大学学長

橋爪章

2013 年 3 月 5 日 医薬品・医療機器の輸出入(1)

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環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加に向けた動きが活発になってきました。
TPPが医療に与える影響を熟慮するためには、議論のための基礎資料が必要です。
米国の民間医療保険業界が我が国の巨大な医療マーケットに進出するためには、価格統制が厳しい保険診療を縮小して、価格統制を受けない自由診療を拡大することが狙いとなります。
しかし(生活保護を除き)全国民が保険料を納めている日本においては、納めた保険料の見返りのない自由診療を志向するようなトレンドは生まれないでしょう。
となれば、保険診療と自由診療との混合診療を解禁すべきとする圧力が強まるであろうことが予想されています。
混合診療の解禁については日本国内でも賛否が分かれています。
とりあえず混合診療についての議論は置いておくとして、他の影響について、議論のための基礎資料を紹介したく思います。
米国側でTPPに関心を寄せているのは、前述の保険業界以外に医薬品・医療機器業界もあります。
TPPが直接的に影響するのは輸出入です。
TPPによって日本への医薬品・医療機器の輸出攻勢を強めようという思惑があるはずです。
医薬品・医療機器については、TPPが浮上するずっと以前から、日米間で「非関税障壁」排除交渉が行われています。
我が国は押され気味で、すでにかなりの輸入超過となっています

医療の財源はほぼ100%が日本国内で調達されていますので、輸入超過の分は、財源が国内経済へ再還流せずに国外へ流出しているということです。
平成23年薬事工業生産動態統計年報によると、医療用医薬品の生産金額6兆3445億円のうち1兆7298億円(27%)は輸入品です。輸入医薬品は前年より4.5%増となっています。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

資料

学長ブログ、TPPについて、読まれている順

①http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-46e5.html

②http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-6fd7.html(米機密文書が週刊誌に漏れたことから)

③http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-79b1.html (勝間和代氏と並べてみたもの)

④http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-8848.htmlTPP アクセス・ウィンドウ

http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/tpp-4fbe.html

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