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2013年2月18日 (月)

澤田都紀子と東妙寺らんの句

八女  澤田都紀子

臥せる日は遠くが見える鳳仙花
まっすぐに母立つ方へ初しぐれ
そら色にガラス瓶透く冬日向
病み続き眉三日月に整える
月今宵青信号を渡りきる


八女   東妙寺らん

ひび割れた海底覗く寒の月
冬鳥の群に紛れて逝くもよし
学友も勘三郎も冬椿
歳の瀬にノロウィルスも走り出す
バーゲンに群がる輩十二月

「九州俳句」誌169号(平成25年2月15日発行)より引用しました。

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コメント

≫臥せる日は遠くが見える鳳仙花
 病み続き眉三日月に整える
 月今宵青信号を渡りきる

わたしは病気らしい病気をしたことがないので、闘病の辛さというものが、たぶんわかっていないのだと思う。それでも、共感することはできるのだ。

三句目。青信号を無事にわたりきったのはさくしゃじしん。
胸を打つ。


≫学友も勘三郎も冬椿

そして、この一句。
余計なことは何も言わず、だが雄弁な一句。

見事なたかやまともたか追悼句だった。

みやこさんもらんさんも、独自の世界を持っている。まったく違う個性ですが、この二人は最初から俳人だった。先が楽しみです。けっまだ死ぬなよ。

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