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2013年2月19日 (火)

職退けば ~九州俳句から

福岡  松岡耕作

職退けば敵でなくなる鰯雲
行く秋や駅知り尽くすホームレス
パンと葱通り抜けゆく博多駅
読みとれぬわがメモ釣瓶落しかな
市役所が川っぷちの秋刈ってしまう
熊本  野田遊三
針山の針やわらかき星月夜
福岡  秦夕美
妖精の卵も眠る冬の洞
中津   瀧春樹
水昏れて秋刀魚の腸を火が通る
 
福岡  夏木久
吹かれゆく時間の殻と黄落と
大分  谷川彰啓
いさかいも絆のひとつ聖夜の灯
(この句は故穴井太師の「諍いしことも絆よ薮椿」を思い出させる。
あるいは、薮椿諍いしことも絆かな、だったかもしれぬ。)
大牟田  谷口慎也
先ず光そして言葉や黄水仙
短編の古事記のマンガ芋あらし
山のあなたの父の帽子や竹煮草
   写真は竹煮草(http://www.hana300.com/takeni1.html)季節の花300さん、勝手に引用してしまいました。ありがとうございました。
北九州  田中二史子
天高しその空間に吾は立つ
福岡  土田利子
紅葉かつ散るかちやかちやとカレー食ふ
銀杏黄葉ときどき子犬抱きかかへ
熊本  寺尾敏子
母の手がおでこに「熱は?」春の風邪
北九州    徳永紀美子
かぎりなく認知症にやさし雨と蟹
木枯の超面白い老後かな
北九州   中村重義
拡販の男と話しいて寒し
初氷意志あるものは声挙げて
荒尾    永岡享子
荒鋤の土塊の影ありにけり
ミ行~カ行略
日田   角倉 洋子
島ひとつ争ふアジア神の留守
露地々々の灯の雨冷えや千灯祭
大分  佐藤綾子
吉賀三徳氏追悼
人生の序列毀して秋が逝く
吉賀三徳さん追悼
初東風にきみが檣(ほばしら)ただ白き   姫野恭子

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コメント

谷口慎也の

短編の古事記のマンガってな、なんだろか?
これかな。あれ。
星野一族。
じゃ、いってきます。

漫画版古事記読んだことあります。とても分かり易いです(k整骨院にて)
阿刀田高著「楽しい古事記」は超おすすめ本です。

ありがとうございます、たくさんでていますねえ!

短編の、というのがヒントなんだろかな

シゲちゃん整骨院はよみたいまんががあります
アマテラス、よみふけりたかったです
美内すずえ

ところで
古神道の本よんだことありますか

ひよいと思いだしました
大ドラが強運て本を先生にもらってきたが、その著者も三人の著者の一人だった

名前でてこぬまま、その人、新興宗教のソみたいですが、英語の勉強本もよんだことあります
おもしろかった
だけど、どの先生が下さったのだろう
存じ上げませんが、ありがとうございました

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