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2012年12月 6日 (木)

八山呆夢、匂いの花句

昨日朝、速攻でつけてくれた、ぼんの花、三案

1  勘三郎死は突然に花のように
2  花いかだ口ぱくの鯉群をなし
3    ビルの群れ小さき社の花かくす

名残裏

秋時雨十字路どれも白くなり   みやこ  晩秋
  絆創膏はまだあるかしら    兼坊   雑
ねんねこの中で聞いてる子守唄  らん  冬
  昔々が「ただいま」といふ     恭子 雑
勘三郎死は突然に花のやうに   呆夢   春

選句、

これしかないでしょう。
ほかの二句もいい句ですが、人名のはいった時事句で追悼の想いの込められた句

前句が生きるのは、勘三郎という伝統の世界で生きてきた歌舞伎役者は、私たちと同年代、小さなころから勘九郎としてお茶の間にいた、その時の厚みを共有しているからです。
花のように突然やってくる死、ととらえたぼん、連句界で最も早い付句、しかも匂いの花でそれが出たということ、これはすごいシンクロでした。
ぼんは、連句協会の付句募集で地道に腕を磨いているそうです。
ほぼ同じ頃にはじめた、乙四郎さんもらんさんもいつの間にかそれぞれ個性的な付けの筋を有する優れた連句人になっていました。それは九月にやった座ではっきりわかりました。もう誰がさばきをやっても、一人前です。
連句は俳諧のすべて、歌ごころも詩ごころも散文も川柳もあらゆるものを包含して、今が過去になり過去が未来になり、ひと時もとどまらない、時間と人間が綾なす社会を立体的に複数の意識生命体が交わってことばで織りなしていく。
こんな世界、ほかにありませんs

挙句、せいこさんにお願いします。

歌仙の全体像は、
http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-ff1e.html#comments

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コメント

あらら~。ぼんに先を越されちゃった。
わたしも勘三郎さんの逝去を一句にしたいと思っていました。
ほんと、ぼん、早い。まさにシンクロ。

正直、ショックを受けました。
同年代の死、だからでしょうか。
大好きだった、勘三郎さん、というより、わたしたち世代にはまだ勘九郎さんとしてのほうが馴染み深い気がしますが。梨園というどこかわたしたちの暮らしと遠い、由緒正しき世界を親しみやすいものに変えてくれたのは、まさに彼の大きな功績だと思います。ひたむきさと開放的な笑顔と真摯なまなざしと。なんの縁もゆかりもありませんが、遠くからご冥福をお祈りしたい気持ちでいっぱいです。

挙句案。

1、十八代目に陽炎が立つ
2、真菰若菰舟発つばかり

せいちゃんとそらんさんって、なんでか、よくにとんしゃる。
その句風が叙情的であること、それから、短句が43になりがちなところもね。

1はあまりに近いか。親句だと思います。
2、これは面白いね。まこもわかこもふねたつばかり。新しい芽吹きを応援する句です。
これをいただきます。
ありがとうございました。
せいちゃん、ありがと!!
みなさま、ほんとうにがばがば長かったですよねえ。すみませんでした。ありがとうございました。

それから、せいこさん。追悼文、ありがとう。
そう書かれてみれば、そうなんです。
歌舞伎役者って、昔はかわらこじきだったのかもしれないのに、今はなにか、とっても文化人で貴族みたいで雲の上の人のイメージがありましたが、このかんくろさんは、ほんとに身近で、どこにでもいるおともだちみたいな匂いの人でした。
わたしには芸風などはわかりません。

連句的に付け足しますと、選挙の人、あべちゃん。
彼も同い年ですね。選挙、今回は彼に勝ってもらって、ただ一つのことをしてもらいたい。拉致被害者を救い出して欲しい。お父上もお母上ももう限界だろうと思います。

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