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2012年12月24日 (月)

平成23年患者調査(6)    入院患者数の増減から予想できること

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2012 年 12 月 24 日 平成23年患者調査(6)

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入院患者数はこの15年(平成8年→23年)で1割減っていますが、疾患により増減があります。
肺炎による入院は8割増、神経系疾患による入院は7割増です。
うつ病などの気分障害は3割増、腎不全など腎疾患は2割増、骨折も2割増です。
減少が著しいのは虚血性心疾患による入院で、半減しています。
糖尿病は4割減です。
感染症も4割減、分娩は3割減です。
脊柱障害、消化器系の疾患も3割減です。
統合失調症などの妄想性障害は2割減です。
脳血管疾患も2割減です。
悪性新生物の入院患者数はほとんど変化がありません。
虚血性心疾患、糖尿病、悪性新生物など増加疾患の入院患者数が増えていないのは、これらの疾患の入院期間が短縮しているためでしょう。
これらの統計から、入院病床は、肺炎や神経系疾患のような長期化しがちな病態への対応ニーズが増大しているということができます。
この傾向が続けば、一般病床から療養病床への転換が強く求められるようになります。
7対1入院基本料の病床数も抑制を強いられるかもしれません

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

ノロウィルス

宮崎の病院でノロウィルスによってお年寄りがたくさん亡くなられた。
吐瀉物をのどに詰まらせて。恐ろしいですね。

他人ごとではありません。

かささぎ、昨夜きぶんが悪くて、夜中に起きだし嘔吐。
朝は下痢。
母がひどくて、足がたたない、抱えるようにしてトイレに連れて行き、やはり下痢。
しかし嘔吐はありません。
同居の若者二人には異常はありません。

一日、様子をみます。
昨日ひとを見舞った病院で移ったのでは。
と母も私もそう思った次第ですが、そうなら「
ノロウイルスは口に入ってから発症するまで24~48時間かかります。」とhttp://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-39e8.htmlありますので、違います。

この時期、人ごみに出かけることはウィルスをもらってくること。
という覚悟で、手洗いを励行しましょう。
受験生に移してはいけない。



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コメント

糖尿病が四割減というのは信じがたい。
隠れ糖尿病の人たちが多いのだろうか。

今日出会ったアクセスで、イギリスの医療改革がらみのブログに、こういう行がありました。

ある薬が世界のどこかで使われるようになってから日本に届くまでのタイムラグは、平均して4.7年と言われています。世界で売れ筋の薬100個のうち日本で使えないのは20もあるというような状況で、本当に日本の医療技術は言われるほど先端なのか、という疑問も出てくるわけです。

 さらには、糖尿病が重症なのに1度も病院にかかっていない方が半数ぐらいいるというデータもあります。医療費をいくらかけても一向に症状が良くならない糖尿病の方がたくさんいるというデータもあります。こういう方々が仮に人工透析を受けることになった場合、1年間の医療費は500万円から600万円と言われています。いま糖尿病予備軍を含めて、2000万人を超えており、国民の6人に1人が糖尿病になるという時代に、これだけ多くの方がまだまともな治療を受けていないという状況です。

 私がボストンにいた頃の師匠のマイケル・ポーターは、「質の高い医療というのは結果的に安く済む」と言っていますが、こういう日本の現状を知って、彼は“Wasting Money by Saving Money”、つまり「節約するつもりで、実は無駄遣いしている」「目の前のコストを下げようとしているつもりで、将来コストがどんどん増大している」とおっしゃっています。
(つづきはここで読めます↓)

そして次はひさびさの橘玲です。

関係ないのですが、連句的にこれを。

「人口が減れば、電力消費も下がる」

日本は2005年前後を境に人口減少社会に移行し、2015年からは世帯数も純減に転ずる(これまでは独居世帯の増加で人口減でも世帯数は増加していた)。その影響を考えれば、30年ほどで原発からの電力供給は必要なくなる。「卒原発」は荒唐無稽でもなんでもない。

以上は↓

(学長ブログの統計の起点の平成八年は1996年です。)

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