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2012年11月14日 (水)

社会保障制度改革推進法(6) 医療保険給付、適正化される→縮小される

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2012 年 11 月 14 日 社会保障制度改革推進法(6)

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社会保障制度改革推進法では医療保険制度について次のように規定されています。

第六条 政府は、高齢化の進展、高度な医療の普及等による医療費の増大が見込まれる中で、健康保険法(大正十一年法律第七十号)、国民健康保険法(昭和三十三年法律第百九十二号)その他の法律に基づく医療保険制度(以下単に「医療保険制度」という。)に原則として全ての国民が加入する仕組みを維持するとともに、次に掲げる措置その他必要な改革を行うものとする。

 一 健康の維持増進、疾病の予防及び早期発見等を積極的に促進するとともに、医療従事者、医療施設等の確保及び有効活用等を図ることにより、国民負担の増大を抑制しつつ必要な医療を確保すること。

 二 医療保険制度については、財政基盤の安定化、保険料に係る国民の負担に関する公平の確保、保険給付の対象となる療養の範囲の適正化等を図ること。

 三 医療の在り方については、個人の尊厳が重んぜられ、患者の意思がより尊重されるよう必要な見直しを行い、特に人生の最終段階を穏やかに過ごすことができる環境を整備すること。

 四 今後の高齢者医療制度については、状況等を踏まえ、必要に応じて、第九条に規定する社会保障制度改革国民会議において検討し、結論を得ること。

国民皆保険は「全ての国民が加入する仕組み」ですが、それに「原則として」という形容が冠されています。

生活保護の医療扶助が皆保険の例外であることを指しているのかもしれませんが、それであれば「生活保護を除き」という形容にしたほうが誤解がありません。

自由診療も皆保険の例外です。

二では、「保険料に係る国民の負担に関する公平の確保」が謳われています。

公平の確保には、保険料を低く揃えてるために税財源を投入するやり方と、高く揃えて財政調整によって税財源の投入に替えるやり方とがあります。

「保険給付の対象となる療養の範囲」は適正化されます。

行政用語の「適正化」は縮小を意味します。

三は、在宅看取りの環境整備のことです。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▽鵲のひとりごと

いま、この制度についての批判としてこれ↓が高位に出ます。
なるほどそうか。だが、すべてうまくいくはなしはありえないし。

http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/40537d1e189aa494a6ed5043b19e0ef1

▽オルフェの日記ご紹介
http://plaza.rakuten.co.jp/orfeu2005/diary/201211070000/

かささぎは、このブログをとある病院の厨房勤務中に知りました。
そのころ、多種多様な経管食を百数十人のトレイの中から該当する人の食札の文字を見ては配ることが仕事の一つで、何もわからなかったのです。
経管食で検索してるうちにつながったブログがここでした。
教えられること多し。

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