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2012年9月29日 (土)

平成23年度医療費の動向(3)(4) なにが伸びているか

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2012 年 9 月 29 日 平成23年度医療費の動向(4)

平成23年度の医療費37.8兆円の内訳は、医科入院15.2兆円、医科入院外13.3兆円、歯科2.7兆円、調剤6.6兆円です。

対前年度比伸び率は、大きい順に、調剤7.9%、歯科2.6%、医科入院外2.2%、医科入院2.1%です

23年度は診療報酬改定年ではありませんので、長期の経過措置の項目を除き改定の影響はなく、伸びの要因は自然増あるいは経営努力ということになります。

改定年の22年度の対前年度比伸び率は、大きい順に、医科入院6.2%、調剤3.6%、歯科1.8%、医科入院外1.8%でした。

22年改定では医科入院が特に優遇されていたことがわかります

23年度の1件1日あたり医療費は、高い順に、医科入院3万1700円、調剤8400円、医科入院外7700円、歯科6400円です。

近年は調剤薬局のほうが医科入院外(病院・診療所の外来等)より収益性が大きくなっています。

1件1日あたり医療費の対前年度比伸び率は、大きい順に、調剤5.5%、医科入院2.7%、医科入院外2.5%、歯科1.3%です。

調剤の対前年度伸び率は改定年の18年は-0.5%、20年は3.4%、22年は-0.6%と抑制されていますが、改定翌年の19年は6.1%、21年は6.3%、23年は5.5%と反動で大きく伸びています。

医科入院外も改定翌年には反動で伸びています。

医科入院外の対前年度伸び率は改定年の18年は0.1%、20年は1.8%、22年は1.9%と小さな伸びでしたが、改定翌年の19年は2.7%、21年は3.6%、23年は2.5%と反動で伸びています。

2012 年 9 月 28 日 平成23年度医療費の動向(3)

昨日(9月27日)、「平成22年度国民医療費」が公表されました。

先月(8月24日)に発表された「平成23年度医療費の動向」より後に発表されているにかかわらず、最新年度の統計ではありません。

「平成23年度医療費の動向」によると、23年度の医療費は37.8兆円(22年度は36.6兆円)でした。

医療費について論評されるときには、より新しい統計が好まれますので、この数字が一人歩きすることになります。

しかし、「医療費の動向」調査は審査支払機関(社会保険診療報酬支払基金と国民健康保険団体連合会)で審査された診療報酬明細書等を取りまとめた統計で、ペンディングされたものなど不確定の医療費は計上されていません。

「国民医療費」は、より厳密に当該年度内の保険診療の対象となり得る傷病の治療に要した費用を推計したものですので公表まで時間がかかりますが、より実態に近い数値です。

「国民医療費」によると、22年度の国民医療費は37.4兆円で「医療費の動向」の数値に0.8兆円上積みされています。

両者に8000億円もの相違があるものの、同じ条件の数値同士を比較すれば、傾向を読むのに大きな相違はありません。

たとえば平成22年度医療費の対前年度伸び率は、どちらの統計でも3.9%です。

なお、どちらの統計にも、入院時食事・生活医療費、訪問看護医療費が含まれています。

また、保険診療の対象とならない評価療養(先進医療等)、選定療養(入院時室料差額分、歯科差額分等)、不妊治療における生殖補助医療などに要した費用は含まれていません。

正常な妊娠・分娩に要する費用、健康の維持・増進を目的とした健康診断・予防接種等に要する費用、固定した身体障害のために必要とする義眼や義肢等の費用も含まれていません。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▽鵲のひとりごと

きのう、ボスはお休みだった。
かささぎの仕事は流れ作業の最後の仕事です。
いつもとなりではボスができあがった製品の検査をし、それに合格したものをかささぎが梱包するのです。
最近、やっと全体に目が行くようになってきました。

目先のことにおわれ、まったく部分しかみえてなかった。

目の前にあるものを見、また、全体を視野にいれ。
あれ。

連句みたいだな。

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コメント

同感です。全体を見るのも足元を見るのも大切ですね。
himeさん、原爆忌俳句 読んでくれてありがとう。
今回もですが、なんでもいつでも ぎりぎり投稿です。

来年は、ぜひhimeさんも出してください。私も投函してあっ!と後悔しないように早めにとりかかることにします。

付句出せず、すみません。腰痛と体調の波をかいくぐりながら、家事に雑用、遊んで交流、痛んで治療とそれなりに慌しくて       sawa

ときこさん。みやこさんでいいかな。
俳句を読む、その読み方は、通り一遍ではよめないよね。
その人を知って読めば、よく読めるから。
知らねば読めない句のほうが世の中には多い。

「爆心日」ということばは衝撃的だったよ。
そう、まさにそんなかんじなんだ。
心ってことばがあると、周囲を連想する、この場合でいえば、過去未来という時間軸です。そして自分のいるこの場所、くらした場所すべて、これから向かう場所もすべてひっくるめて、膨大なひろがりがある時空間、その中心点に弾けてしまったものが、爆心日ってことばなんじゃなかろうか。とおもった。

平成24年4月歯科医療費の伸び率

5番目に出ます

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