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2012年8月31日 (金)

民間企業の採用状況と初任給の改定状況

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2012 年 8 月 31 日 民間企業の採用状況と初任給の改定状況

人事院の公表資料は膨大なので、医療経営に関連する部分をピックアップして紹介してゆきます。

民間企業の事業所規模別の採用状況は次の通りです。

 

従業員数    高卒採用あり 大卒採用あり

500人以上    19%    67%

100~499人  17%    46%

50~99人    12%    23%

 

仮に、従業員がひとつの企業に平均して25年間勤務するとすれば、従業員数500人の企業であれば毎年平均20人の退職者がある計算です。

にもかかわらず、500人以上の企業にさえ新規採用がないところが多いのは、やはり昨今の経済情勢が相当に厳しいことを反映しているのでしょう。

求職者にとっては狭き門となっていますので、初任給を引き上げなくても求人すれば従業員を容易に採用することができます。

9割の企業は初任給を据え置いており、1~2%の企業は減額しています。

初任給を増額している企業もあります。

 

従業員数    高卒増額事業所 大卒増額事業所

500人以上    5%      7%

100~499人  8%      9%

50~99人    8%     10%

 

小規模企業ほど初任給を増額した事業所割合が多くなっています。

採用人員を絞った分、より優秀な人材を確保しなければなりませんので、大企業との初任給格差を縮小しているものと思われます。

わが国の病院の多くは従業員数100~499人ですが、病院は従業員数が平均して毎年2~3%増加している組織体ですので、医療職種の専門学校卒や大卒の採用がないところはほとんどありません。

病院の場合は求人しても医師や看護師を採用できるとは限らず、初任給を増額してようやく人材を確保しているところが多いかもしれません。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

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