無料ブログはココログ

« 山内 | トップページ | 九州俳句誌 共鳴抄 »

2012年8月15日 (水)

社会医療診療行為別調査(2) 七年間のデータ推移に見る改定と現場の対応

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2012 年 8 月 15 日 社会医療診療行為別調査(2)

社会医療診療行為別調査は、全国の保険医療機関・保険薬局から社会保険診療報酬支払基金支部と国民健康保険団体連合会に提出されて、審査決定された毎年6月分の医療保険制度の診療報酬明細書・調剤報酬明細書が調査の対象です。

病院分と調剤分については、データベースに蓄積されている全ての診療報酬明細書(2250万件)・調剤報酬明細書(4591万件)が対象となっていますので、サンプリング調査と異なり6月分の実態そのものです。(平成22年調査まではサンプリング調査ですが統計的には充分なサイズの調査客体です)

平成16年以降の医科の1件あたり点数、1日あたり点数とそれぞれの対前年増加率の推移は次の通りです。

平成 1件あたり 対前年 1日あたり 対前年

16年  35867  +3.8%  2167  - 0.5%

17年  37583  +4.8%  2252  +3.9%

18年  37030  - 1.5%  2305  +2.3%

19年  39673  +7.1%  2478  +7.5%

20年  42402  +6.9%  2537  +2.4%

21年  43609  +2.8%  2583  +1.8%

22年  45782  +5.0%  2755  +6.7%

23年  47551  +3.9%  2924  +6.1%

偶数年は診療報酬改定年です。

16年改定では1日あたり点数が減少し、1件あたり点数が増加しています。

18年改定では逆に1件あたり点数が減少し、1日当たり点数が増加しています。

これらの改定の翌年には、どちらも大きく伸びています。

現場が診療報酬改定に合わせた対応をしたためでしょう。

20年改定はマイナス改定でしたが、薬価を除く部分はプラス改定で、1件あたり点数も1日あたり点数も大きく増加しています。ただし、現場の対応で更に伸ばす余地は比較的少なかったようです。

22年改定でも1件あたり点数、1日あたり点数ともに大きく増加しています。

23年は、現場の対応で更に伸びています。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

« 山内 | トップページ | 九州俳句誌 共鳴抄 »

コメント

社会医療診療行為別調査 推移

14位

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 山内 | トップページ | 九州俳句誌 共鳴抄 »

最近のトラックバック

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31