無料ブログはココログ

« 社会医療診療行為別調査(14) 歯科は前年比、総じて減。 | トップページ | 天野おとめへの道、地図 »

2012年8月29日 (水)

社会医療診療行為別調査(15) 薬の調剤料関連は

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2012 年 8 月 29 日 社会医療診療行為別調査(15)

薬局調剤における調剤行為1件当たり点数は1049点で、前年に比べ3.5%増加しています。

改定年の22年には、前年に比べ1.8%の減でした。

その4分の3を占めるのが「薬剤料」773点で、対前年5.0%の増となっています。

「調剤技術料」は225点で対前年0.3%増、「薬学管理料」は49点で対前年2.0%減でした。

改定年の平成22年は「調剤技術料」(対前年2.3%増)と「薬学管理料」(対前年5.0%増)の増分のみならず、医科、歯科の増分も薬価の引き下げによる薬局「薬剤料」(対前年3.6%減)や医科・歯科の「投薬」「注射」の減少分で保険財源を賄っていましたが、「薬剤料」「投薬」「注射」は翌年には増加に転じています。

薬価の引き下げによる財源確保効果は短期間しか持続せず、改定のたびに大幅な薬価引き下げが繰り返される所以です。

1件あたり点数は、入院(47551点)>医科入院外(1292点)>歯科(1252点)>薬局調剤(1049点)の順ですが、薬局調剤の伸び率の動向次第では、入院医療の次ぎに1件あたり点数が高いのは薬局という時代が到来するかもしれません。

院外処方は着実に伸び続けており、医科の入院外の院外処方率は65.3%で前年に比べ2.5ポイント上昇しています。

「薬剤料」を引き下げるための政策誘導としては後発医薬品の使用促進も挙げられますが、薬剤点数に占める後発医薬品の点数の割合は9%前後(入院8.0%、院内処方10.8%、院外処方8.5%)となっています

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

« 社会医療診療行為別調査(14) 歯科は前年比、総じて減。 | トップページ | 天野おとめへの道、地図 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 社会医療診療行為別調査(15) 薬の調剤料関連は:

« 社会医療診療行為別調査(14) 歯科は前年比、総じて減。 | トップページ | 天野おとめへの道、地図 »

最近のトラックバック

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31