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2012年7月25日 (水)

「磐井ロード」歌仙  よいじいさんとわるじいさん。乙四郎花句。

「磐井ロード」歌仙  起首平成24年初夏

ひた走る磐井ロードや卯月の野   かささぎ   夏 
   蛍の輝跡ゆふ暮の空         乙四郎 夏  
改装の高層マンション売られゐて    整子   雑
   管理事務所はスタッフ募集    えめ    雑
有明の上澄み乱す鴉たち       宙虫    秋
   耳朶より覚めるそぞろ寒き日    都    秋



その先は入山禁止末枯(うらが)るる  せいこ  秋
  木簡の墨ロマン広げて        ぼん   雑
いくたびも郵便受けを見に行きぬ   らん   雑
  配達人がちょっとイケメン     兼坊   雑恋
イクメンの婿のいいなり再再婚      かささぎ 恋
  海みるときは二人がいいと     みやこ  恋

ひとつかみほどの影ある寒の月   みやこ  冬
  B型ばかり余る献血         かさこ  雑
濁流は家呑み畑呑み車のみ    ぼん  雑(時事)
 まぶた閉ぢれば見えてくるもの   ぽぽな 雑
花咲かば良き爺咲かずば悪しき爺  乙四郎

もし、ここに、釈教句や神祇句がらみの風景の花句が出て、しみじみ感がただよったら、これは三句がらみになるぞと案じていました。それを見事にころっと転じた。転じたというより、。。。転んだ。

はなさかじいさん、てさ。
みょうな教訓だよね。
いいじいさんは、ただただのりがよくて、歌をきいたら躍り出てしまうってだけで、鬼たちに評価される。わるいじいさんはそれがだめ。かわいそう。ただのりがわるいってだけなのに。

よい、とか、わるい、とか、あてにならないものだよ。

さておつぎは、春のおっぱし句です。77です。
つけてくださいませ。どなたでもどうぞ。

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コメント

>いいじいさんは、ただただのりがよくて、歌をきいたら躍り出てしまうってだけで、鬼たちに評価される。わるいじいさんはそれがだめ。

それは「こぶとりじいさん」ですね。(小太りじいさんではありません)
太宰治バージョン(「『お伽草紙』)では悪しき爺のほうが踊りがうまい。
原作は『宇治拾遺物語』。
翁「たゞ目はなをばめすともこのこぶはゆるし給候はん」
(目や鼻ならば取ってもいいですが、瘤だけはご勘弁を)
鬼「かうをしみ申物なり。たゞそれを取べし」
(それほど惜しむのは価値があるものだからだ。取るぞ)

と、機転を利かせてこぶを取ってもらった爺さんと、そういう経緯も知らずに上手に踊り、鬼に褒美としてこぶをつけてもらった、ふんだりけったりの爺さんのお話。
花咲か爺は、花を咲かせた爺なので、文法的には花咲かせ爺。
では、こぶを取らせたじいさんは、文法的には、こぶとらせじいさん。
ふまれたりけられたりのじいさんのほうが、こぶとりじいさん。

どっひゃー!
面目ない。なんか変だなとも思わなかった。
いよいよ、きたかな。

すごいですね。どうやって調べるんですか?
やはり古事記伝とかですか?
よろしければ教えて下さい!

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