無料ブログはココログ

« 夢竹酢(ゆめちくさく) | トップページ | 児童福祉について (1)(2) »

2012年6月29日 (金)

武力攻撃時の災害救助について(2)

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2012 年 6 月 28 日 武力攻撃時の災害救助について(2)

「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律」により国が実施しなければならない措置のひとつに「放射性物質等による汚染の拡大を防止するための措置」が想定されています。

武力攻撃であれ自然災害であれ、原子力発電所の想定外の破壊という事象は同じであるので、対処方法は同様であるべきでしょう。

本法の規定が強く認識されていれば、今回の原発事故の対処も違ったものになったかも知れません。

放射性物質の汚染の拡大防止措置に関する条文は次の通りです。

 

(第百五条)

原子力防災管理者は、武力攻撃に伴って、放射性物質又は放射線が原子力事業所外へ放出され、又は放出されるおそれがあると認めるときは、政令で定めるところにより、直ちに、その旨を指定行政機関の長、所在都道府県知事、所在市町村長及び関係隣接都道府県知事に通報しなければならない。この場合において、所在都道府県知事及び関係隣接都道府県知事は、関係周辺市町村長にその旨を通報するものとする。

2 指定行政機関の長は、前項前段の規定による通報を受けたときは、その国民の保護に関する計画で定めるところにより、直ちに、その旨を対策本部長に報告するとともに、関係指定公共機関に通知しなければならない。

3 所在都道府県知事、所在市町村長及び関係隣接都道府県知事は、第一項に規定する事実があると認めるときは、それぞれその国民の保護に関する計画で定めるところにより、直ちに、その旨を指定行政機関の長に通報しなければならない。

4~6 (略)

7 対策本部長は、第二項の規定による報告があった場合において、武力攻撃に伴って放射性物質又は放射線が原子力事業所外へ放出されることにより、人の生命、身体又は財産に対する危険が生ずるおそれがあると認めるときは、直ちに、次に掲げる事項の公示をしなければならない。

一 武力攻撃に伴って原子力事業所外へ放出される放射性物質又は放射線による被害の発生又はその拡大を防止するための応急の対策を実施すべき区域

二 当該武力攻撃原子力災害に係る事態の概要

三 前二号に掲げるもののほか、応急対策実施区域内の住民及び公私の団体に対し周知させるべき事項

8 (略)

9 内閣総理大臣は、第七項の公示があったときは、対策本部長の求めに応じ、対処基本方針に基づき、関係大臣を指揮し、応急対策を実施させなければならない。

10 対策本部長は、第七項の公示をしたときは、直ちに、応急対策実施区域を管轄する都道府県知事に対し、住民の避難その他の所要の応急対策を実施すべきことを指示しなければならない。

11 都道府県知事は、第七項の公示があった場合において、武力攻撃原子力災害の発生又はその拡大を防止するため必要があると認めるときは、市町村長に対し、所要の応急対策を実施すべきことを指示することができる。

12~15 (略)

 

(第百七条)

内閣総理大臣は、武力攻撃に伴って放射性物質、放射線、サリン等若しくはこれと同等以上の毒性を有すると認められる化学物質、生物剤若しくは毒素又は危険物質等による汚染が生じたことにより、人の生命、身体又は財産に対する危険が生ずるおそれがあると認めるときは、対処基本方針に基づき、関係大臣を指揮し、汚染の発生の原因となる物の撤去、汚染の除去その他汚染の拡大を防止するため必要な措置を講じさせなければならない。この場合において、国民の生命、身体又は財産を保護するため緊急の必要があると認めるときは、併せて被災者の救難及び救助に関する措置その他必要な措置を講じさせなければならない。

2 前項前段の場合において、内閣総理大臣は、国民の生命、身体又は財産を保護するため緊急の必要があると認めるときは、関係都道府県知事に対し、汚染の拡大を防止するため必要な協力を要請することができる。

3 前項の場合において、都道府県知事は、汚染の拡大を防止するための措置を迅速に講ずる必要があると認めるときは、関係市町村長、関係消防組合の管理者若しくは長又は警視総監若しくは道府県警察本部長に対し、必要な協力を要請することができる。

4 内閣総理大臣は、放射性降下物による障害の防止に関する対策について、原子力安全委員会に対し、汚染の拡大を防止するための措置の実施に関する技術的事項に関し必要な助言を求めることができる。

(学長ブログ転載)

▽かささぎの独り言

なんで違和感があるか、わかった。

武力攻撃時の災害救助について、というこの題名だ。

武力攻撃をうけたら、なんで災害なんや!!

それは災害も災害、せんそうという名前の災害でしょうよ。

(そらあんた、憲法9条があるからや。)

攻撃を受けたら、直ちに非常時の、戦時の法にきりかわるべきなんではないのですか。

かささぎは何も理屈はわからんが、それにしてもよ、こんなややこしい法体系があり、一一だれの指揮をあおぐのか、緊急時に、ちょっとその爆弾おちるのたんま。まってくだせえ、いま、本で確認しますんで。とかさ、いっておられるかいなね~。

とうでん、こくえいか。きのうきまった。

« 夢竹酢(ゆめちくさく) | トップページ | 児童福祉について (1)(2) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 武力攻撃時の災害救助について(2):

« 夢竹酢(ゆめちくさく) | トップページ | 児童福祉について (1)(2) »

最近のトラックバック

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31