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2012年5月30日 (水)

磐井ロードと卯月の野

ひた走る磐井ロードや卯月の野   かささぎ
   蛍の輝跡ゆふ暮の空         乙

卯月野でまきたい。ととつぜん思いました。

ひとかたばるという題の歌仙をまけてよかった。
あそこが広川町の中心部、heartですものね。

じっさい磐井がどこに眠っているか、知りはしませんが。
大分に抜けるところで斬り殺されたとしても、岩戸山古墳に眠っている。
自分で作った寿陵ですから、居心地がいい。(はず)

だけど、なぜか、磐井は、怒りをもって死んだような気が、かささぎには、している。

以前こういう歌ができたからです。

人形原五首

入口も出口もなければただの池
  人形原に午後の雨降る

往古より人形原と呼ばれたる
  丘の塘(つつみ)の深き眼差し

静かなる塘めぐれば地の下に
  聲なきものの立ちさはぐかも

古の筑紫の君の怒りもて
  水底にあるもの掻き出(いだ)せ

暁闇も薄暮もおなじ赫ならむ
  つつみのみづの灯す月影

そのみささぎがある地の伊勢宮、おそらく当時もちいさなお宮だったと思われますが、そこで明日をも知れぬ命の武士たちが巻いた継歌があります。

つぎうた、を検索しますと、以下出ました。

つぎ‐うた【続ぎ歌/継(ぎ)歌/次歌】

    歌会で、五十首・百首など一定数の詠題をくじなどで分け、列座の複数の作者が次々に和歌を詠むこと。また、その和歌。鎌倉中期以降に流行。
    次節(つぎぶし)の異称。

出会ってしまったからには、きちんと世に出してあげねばなりますまい。
巻かれた時(奉納日時)が卯月二十五日。天文二十四年。
現在の陽暦換算になおせば、1555年5月25日です。

とここまで書いて、何かこれまでの論議を簡単にまとめようと思って、あちこち見てたら、深みにはまってさあたいへん。

ちっとも前へすすまなくなってしまいました。

ご隠居。ひさしぶりであなたのお名前を呼びますよ。

ここを開かねばならなくて、そしたら、なぜあなたは東明雅先生に、夏日待が夏日侍となっているのかを詰めて聞かなかったのだ、となじられている部分を発見。

いやあ、そういわれると、たしかにそうですね。
私は東先生は学者の大先生だから、たくさんこれまでに読んでこられたから、だから多くがそう書かれているとご存知だったからだと独りガテンして、ことさら尋ねもしなかったんですが。でも、たしかにご隠居のおっしゃるとおりです。なぜなのか。なぜ待つと侍はおなじなのか。ちゃんと聞かねばなりませんでした。

っていうふうに、原点にたちかえる問がたくさんあるんです。
戦国百首とかってになづけた99首和歌には。

http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-3f6a.html

ここをどうぞお読みください。↑

時間がかかります。

山下整子というやまなみ短歌会の歌人がいます。
広川町の人形原ちかくに住んでいます。
彼女との出会いは古墳のすぐそばの高校時代にさかのぼります、また三潴のぼんとの出会いもまた。
臼杵の旧姓やないときここと沢都との出会い、たかくらゆうここと、天野おとめとの出会い。
えめさんともさくらさんとも、山口のかぐやさんともしらべさんとも。いろんな方々との出会いのえにしも、必然性があるんだろうなあ。

なぞをとくように、歌仙をまこう。

なぞはなぞとして、歌仙をまこうか。

発句は朝の景色でした。
それを脇は夕方の景色とみました。

本来発句脇は同じ立ち位置でよみます。
同じ場所同じ時。同じ視線です。
しかしながら、乙四郎はきっとどうしてもホタルと天文百首から離れることができなかったんだろうと思います。

ということで、もうね、脇でね夕方とか光物がでると、あとが大変なんだけど、これでいきます。いじらない。

第三、せいこさんお願いします。雑です。

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コメント

付け句案
 1、往来の車の音のきりもなし
 2、トラックの荷台に脚立の眠りゐて
 3、改装の高層マンション売られゐて
 4、出口とふ入り口なければ口もなし

ごめん、ごめん。
4句目、いくらなんでも、遊びすぎ。

せいちゃん、忙しいのに、さっとつけてくれて、ありがとう。
発句のひた走るは人力で走るにしても車で走るにしても、乗り物関連はさけたいと思った。
改装の高層マンション。
これはホタルの空から転じていて、良いなあと思った。
あのさ。八女んごたあとこに、マンション建売広告が入っとった。だれか買わっしゃる人のおらすじゃろうか。全部の階が高層という技はできんかな。

6句目案 出していい?                 
 1・むかい風より 白き刈小田
 2・秋水映す 一双の鳥
 3・ひつぢ田に立つ 案山子あちこち
 4・牛小舎の角 曲がる大西風(おおにし)      
 この月は、本物?面白くなりそうですね。 都

蛍は、初蛍が出たかと思うと、すぐにピークなのですね。
昨日は、先週初蛍を鑑賞したのと同じ場所へ行ってみました。乱舞というほどではありませんでしたが、光の数は確かに増えていて、楽しめました。
川沿いの露天風呂で、光が浴湯の頭上にも舞い飛んできました。天空へ指を突き出すと、その濡れた指先へ光が停まりました。
なんともよき風情です。

みやこさん
ありがと
ごめんちょっと待っとって
どんな月ならいいでしょうね

乙四郎どんはのどかでよいなあ
うらやますい

都さんが出してくださってた6句目ですが、風をそらんさんが出されたので、使えません。牛舎のかどを曲がるおおにし、これすごくおっぱし句としてよいなあと思ったんですが、残念。
2・秋水映す 一双の鳥
 3・ひつぢ田に立つ 案山子あちこち
これならさわりはありませんが。
ところで、そらんさんの句、
たまうさぎはきれいな満月のように想う、そんな月が出ていたら、風は出ないのかもしれません。月が出ていても、風が強い日もあるかな?
帰ってから本文で書きます。なにかほかにありましたらどうぞどうぞ。

いま、歌仙をまとめているところだけど、
ここを探して読んで、はっときづいた。
乙四郎の脇ですが、
香川よしこ先生の、以前、檀一雄の海の果歌仙でつけられた脇句がありましたが、それをどこかにくっつけているなあと思い当たった。笑

落日を拾ひに行かむ海の果    檀一雄
 紅輝よ波間にわが身を照らせ  香川宣子

これを巻き始めたのは、えめさんが昔男ありけりって古いビデオを貸してくれたからなのでした。それ見たから、この句と出合え、この歌仙も巻けた。
香川先生というお方はふしぎな霊感のお方なんですが、そのひとのこの脇のなんともいえない味わい。それを支えるのが、こうき・紅輝というかたくてやさしくもある言葉でした。すばらしい付け合いであるとおもいます。いま読み返すと、なおさらそう感じる。
で、竹橋乙四郎のこのホタルのきせきの脇も、一読した感じでは、なんとかたくて理屈っぽい句だろうかと思ったんだけど、いま読み返すと、輝くホタルのひかりの跡が、いっぽんの曲線となってみえてくるような味わいがあります。それは、ゆふ暮という妙な表記のせいでした。こういうときの旧仮名は絶対言語だという気がする。

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