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2012年5月13日 (日)

病院組織・スタッフ論 ~ 診療放射線技師

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2012 年 5 月 11 日 診療放射線技師とは

診療放射線技師は昭和43年に設けられた国家資格です。

前身は診療エックス線技師で、昭和26年に設けられた都道府県資格です。

放射線はエックス線だけではありませんので、診療放射線技師のほうが診療エックス線技師よりも広範に電磁波や粒子線を扱うことができます。

診療放射線技師法では、放射線を次のように定義しています。

一 アルフア線及びベータ線

二 ガンマ線

三 百万電子ボルト以上のエネルギーを有する電子線

四 エツクス線

五 その他政令で定める電磁波又は粒子線

診療放射線技師は、厚生労働大臣の免許を受けて、医師や歯科医師の指示の下に、放射線を人体に対して照射することを業とする者をいいます。

医師、歯科医師、診療放射線技師でなければ、この業をしてはなりません

診療放射線技師は、医師や歯科医師の具体的な指示を受けなければ、放射線を人体に対して照射してはなりません。(第二十六条)

診療放射線技師は、放射線を人体に対して照射したときは、遅滞なく厚生労働省令で定める事項を記載した照射録を作成し、その照射について指示をした医師や歯科医師の署名を受けなければなりません。(第二十八条)

放射線を人体に対して照射することは人体に危害を与えうる行為ですので、診療の補助として看護師に行わせることもできません。

磁気共鳴画像診断装置などの放射線を用いない画像診断装置であれば、医師や歯科医師の指示の下に、看護師と診療放射線技師はどちらの職種でも取り扱うことができます。

診療放射線技師には独立して行うことができる業務はありませんので、他の医療関係者との連携が重要です。

診療放射線技師は、その業務を行うに当たっては、医師その他の医療関係者との緊密な連携を図り、適正な医療の確保に努めなければなりません。(第二十七条)

診療放射線技師の欠格事由は、

一 心身の障害により診療放射線技師の業務を適正に行うことができない者として厚生労働省令で定めるもの

二 診療放射線技師の業務に関して犯罪又は不正の行為があつた者

の二つだけで、「罰金以上の刑に処せられた者」や「麻薬、大麻又はあへんの中毒者」は欠格事由になっていません。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▽かささぎの一人ごと

父の忌明け法要のとき、すぐ近くの「奥野」でおときをしたのですが、そのとき、この職をめざして大分の大学へ入学した従兄の息子がその後どうなったかたずねてみました。すると、毎日その日に学んだことをきっちり頭に叩き込まねばならないので、必死だ。でもとても充実している。という返事が返ってきた。卒業時アラフォーの独身はとってもハンサムで若い。
技師にむかって患者さんは、あなたはいくつでこの仕事に就きましたか。などとは尋ねませんし、回り道して始める人にはその人なりの必然性がある。
人の一生はわからない。どこでどう変わるか。

がんばってね。皆で応援してます。

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