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2012年5月12日 (土)

かささぎ工場日誌 ~ イモネジ紛失騒動記

昨日のことです。
三日続きの残業、でも、あすは休みという花金の夕方。
かささぎはとある電動機械のモーターを十個、机上で組み立てていた。
アルミの軸棒に羽を差し込み、羽が回るようにするんですが、羽を固定するために一個のイモネジを使います。

イモネジ、知ってますか?(知らんわ!)

でしょうな。
私もこの世界に入ってはじめて知りました。
別名、虫ネジ。とっても小さい、5ミリ、いや、3ミリくらいかなあ。
ねじに斜めの刻みが入っていて、真っ黒い虫みたいに見える。

あとこのモーター一個で仕事が終わり、帰れるぞというときに。
わたしのドライバーからポロリ、ねじがおっこってしまいました。

おうまいがっ!なんてこったい。

床に這いつくばって、探せどさがせど、ありません。
落ちてた塵も逐一腑分けして、両手は真っ黒です。
どうしよう。もしや予備はないだろか。とボスに訊きにゆきました。
すると、ええっ失くした?あれがなくなったら、機械が動かないぞ。
大変だ、なんとしてでも、探さんと。

ってんで、そこで残業していた残る二人も加わって、探してくれた。
しばらくして、

「あ~!こんなとこにあった!!」

ボスが見つけてくれました。
机の下の工具入れの箱の中に落ちていました。

ありがとうございます!!

うれしかったの、なんの。この御恩、けっして忘れまい。
と、ここに記す次第です。

※このひと月、ドライバーの種類、ねじの種類、扱い方を、覚えるのに苦労している。
自分ではうまくやったつもりでも、やり直しを命じられることがすごく多い。
姫野さん、これでちゃんと打てたつもりですか?ホラこれみて!
と、またまた若い男の子から見とがめられる釘の打ち方をしてた(一つが浮いてた)し、六角十字ボルトの4掛15をナット4とゥオッシャー4でしめるのが、仮締めのまま流してたりします。次の取り付け作業のときに発見されて事なきをえてますが、昨日、ボスがソフトな説教ついでにこんな話をしてくださいました。

これが一流の工場だと、(たとえばパナソニックとかなんかだと)、一つ一つのネジに締め忘れ防止用の附票がつくんですよ。
でもうちではそこまではやっていないから。
自分で確実に一つ一つ締める、そして最後に確認する。
それを忘れずにしましょう。

はい。(ってことは、ここは二流かよ?・・・かささぎ、こころの声。)
二流の人、かささぎを雇ってくれたよ。
おかげでかささぎは食いっぱぐれずに済む。
なんとありがたいことだろう。思わず、らくるい、合掌。

▽おまけ。

kasasagi's  haiku

イモネジを巻けば百畳敷の花襖  (季語;花襖、晩春)
二流とは厳しきものぞ菖蒲草  (季語:菖蒲草、夏)

花襖・・・こんな言葉はないかもしれませんな。
でも、あれば便利だから、使いましょうよ。
たとえば、こんなのです。すごい絵。↓

http://homepage3.nifty.com/chieikasu/staff/room195.html













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コメント

この5年で5回目という今回の仕事場での体験記。
以前のかささぎ警備保障での職場日誌に次ぐ興味深い職場日誌であると思いながら読ませてもらっています。
60年近く生きてきて、あらためて思います。知らないことがこの世の中にはまだまだたくさんあるんだなあってこと。

昨年だったか、一昨年だったか、ねじ山を磨く下町の工場の作業員の姿をテレビで見てつくった一首。
 すべからくこの世はネジでできてゐて
       ネジつくるひとがいちばんえらい

ほんとです。
ネジばかり。

見えないが身にもあちこちネジありて寝てゐるときに巻かれるのです。

工員さんたちはとってもきれいです。
おかげでかなりたちなおりましたよ。

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