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2012年4月 2日 (月)

統計から  医師数の実情(4)(5)

保健医療経営大学学長

橋爪 章

2012 年 4 月 2 日 医師数の実情(5)

医師割合が5%前後の診療科(リハビリテーション科、精神科、皮膚科、臨床研修医、呼吸器内科、眼科)について、医師割合が極端に多いところと少ないところをピックアップすれば、次の通りです。

 

都道府県リハ科 精神科 皮膚科 研修医 呼内科 眼 科

全国  5.9% 5.6% 5.3% 5.2% 4.7% 4.6%

埼玉  5.0% 5.8% 6.8% 3.6% 4.1% 5.3%

東京  3.2% 5.4% 7.0% 6.4%  3.9% 5.2%

山梨  6.0% 5.1% 4.1% 4.8% 2.6% 4.9%

岐阜  8.1% 4.4%  7.7% 5.0% 5.9% 4.9%

和歌山  7.2% 3.8% 4.2% 5.5% 8.0% 3.9%

徳島  11.4% 6.4% 5.1% 4.5% 7.9% 4.5%

大分  8.5% 6.7% 3.4% 4.4% 9.2% 3.6%

宮崎  8.8% 7.9%  3.8% 2.7% 4.9% 4.6%

沖縄  5.0% 9.1% 6.1% 8.6% 5.1% 3.7%

 

指定都市等リハ科 精神科 皮膚科 研修医 呼内科 眼 科

東京都区部 3.0% 4.5% 7.2% 6.9% 3.8% 5.3%

いわき市 10.6% 5.5% 5.3% 1.5% 9.5% 5.5%

前橋市  2.7% 4.9% 4.2% 5.3% 5.6% 4.6%

高槻市  4.2%  4.9% 4.3% 11.0% 1.8% 5.6%

尼崎市  7.3% 2.2% 5.4% 4.1% 3.5% 5.1%

奈良市  7.4% 5.6% 4.9% 1.9% 3.4% 6.3%

松山市  7.4% 4.7% 3.2% 4.7% 5.5% 4.5%

久留米市 4.5% 6.1% 3.8% 8.6% 5.0% 2.8%

大分市  9.5% 8.0% 3.9% 5.4% 10.7% 3.3%

 

「リハビリテーション科医」は徳島県、いわき市で全国平均の倍近く多く、東京都、前橋市で全国平均の半分近く少なくなっています。

「呼吸器内科医」も地域差が大きく、大分県、大分市で全国平均の倍近く多く、山梨県、高槻市で全国平均の半分近く少なくなっています。

「精神科医」は沖縄県、大分市で多く、和歌山県、尼崎市で少なくなっています。

「皮膚科医」は岐阜県、東京都区部で多く、大分県、松山市で少なくなっています。

これらの臨床科では、多いところと少ないところの差は倍以上です。

「臨床研修医」は臨床研修医療機関の多寡の影響が、医師の分布に直接影響します。

沖縄県、高槻市で多く、宮崎県、いわき市で少なくなっています。

「眼科医」割合の地域差はあまり大きくありませんが、久留米市では少なくなっています。

2012 年 4 月 1 日 医師数の実情(4)

医療施設従事医師の診療科の分布は地域によって異なります。

医師・歯科医師・薬剤師調査では、従業地の都道府県別、指定都市・特別区・中核市別に診療科名(2つ以上の診療科に従事している場合は各々の科に重複計上)ごとの医師数の統計が公表されています。

内科、小児科、消化器内科(胃腸内科)、外科、整形外科、循環器内科の医師割合が極端に多いところと少ないところをピックアップすれば、次の通りです。

 

都道府県内 科 小児科 消化器 外 科 整 形 循環器

                内 科     外 科 内 科

全国  31.4% 10.8% 10.6% 10.3% 8.8% 8.0%

岩手   32.4% 8.2% 12.4% 13.3% 9.2% 9.7%

東京   28.7% 10.4% 8.3% 7.7% 6.8% 6.7%

神奈川  27.2% 10.2% 8.8% 8.5% 8.5% 7.3%

新潟   35.1% 10.7% 9.2% 7.8% 8.3% 5.5%

岐阜   37.8% 17.0% 13.3% 13.1% 10.1% 10.8%

和歌山  38.1% 10.8% 15.9% 10.7% 10.1% 11.3%

山口   33.8% 8.2% 12.8% 13.4% 9.4% 10.7%

徳島   42.4% 12.9% 14.0% 13.1% 11.1% 11.7%

香川   33.9% 9.1% 12.0% 10.6% 11.1% 10.0%

 

指定都市等内 科 小児科 消化器 外 科 整 形 循環器

 

内 科     外 科 内 科

秋田市  22.3% 8.5% 12.7% 5.6% 7.3% 8.2%

いわき市 39.7% 12.9% 20.9% 11.8% 12.2% 12.4%

川越市  23.2% 11.1% 7.0%  8.2% 7.4% 5.2%

柏市   27.2% 9.0% 9.6% 12.1% 6.4% 5.0%

岡崎市  30.5% 16.2% 12.1% 8.3% 11.3% 8.1%

福山市  41.3% 9.6% 15.6% 15.2% 10.7% 9.5%

松山市  27.2% 5.8% 12.3% 9.0% 7.8% 9.1%

久留米市 16.6% 9.5% 11.7% 10.2% 6.3% 9.7%

大分市  34.0% 8.9% 15.8% 11.2% 9.1% 13.1%

 

徳島県や福山市では医師の4割以上が「内科医」として働いていますが、久留米市では6人に1人です。

福山市では「外科医」も15%と多く、秋田市の3倍近い割合です。

「内科医」「外科医」は、すべての内科領域、あるいはすべての外科領域の専門性を備えているスーパーマンというわけではなく、領域外の患者には適切な専門医を紹介する役割を担う医師です。

内科医/外科医の割合が低い地域は、患者が専門医を直接受診できる体制が整っている地域であるか、あるいは内科医/外科医が絶対的に少ない地域であるかのどちらかでしょう。

内科が専門分化した「消化器内科医」は、いわき市では医師の5人に1人で川越市の3倍の割合です。

「循環器内科医」は、徳島県や大分市では8人に1人で新潟県や柏市の倍の割合です。

「整形外科医」は、いわき市では8人に1人で久留米市の倍です。

「小児科医」は、岐阜県や岡崎市では6人に1人と多いのに対し、岩手県では半分、松山市では3分の1の割合です。

診療科ごとの医師割合の相違は、都会だから多いとか少ないとか、類型化できる際立った特徴はないようです。

それぞれの地域に立地する大学医学部の特色に左右されているのかもしれません。

(学長ブログ転載)

▽かささぎのひとりごと

今朝の朝刊にみやま市の人で、こんど医師会長に就任したお方が写真付きで掲載されていました。へ~え。医師会長といえば天下をとったも同然。(に思えるのであった)。

今もみやま市に住んでおられるのですか。

久留米医大出身とあります。

横倉氏就任を報じるニュース:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120401/k10014128661000.html

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コメント

研修医やってます!!


よかったらうちのにもきてください(^_^)v

おう。たらのめたろうちゃん。
よませてもらいました。
オレンジデイズ、楽しかったですね。
つまぶきくんと柴崎コウさん、かわいかった。
主題歌が好きでした。
しゃんはいはにーのほうです。
車内でみんなでちょこっとずつ歌うシーン。
あれ最高でした。
かなり昔なのに、しつこく覚えています。
え、それが本筋じゃない。そうっすか。

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