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2012年3月12日 (月)

医療施設の事業継続計画(BCP)について(4)           福岡県の災害拠点病院

保健医療経営大学学長

  橋爪 章

2012 年 3 月 12 日 医療施設の事業継続計画(BCP)について(4)

医療施設のBCPと地域防災対策とは密接な関係があります。

災害時に、医療施設は被災者を救援する機関としても位置づけられるからです。

医療施設が事業継続できなければ、地域防災体制に大きな穴が空くことになってしまいます。

しかしながら、地域内のすべての医療施設に高度の防災体制を求めるには無理があります。

防災体制を完備するには少なからぬ経費を要しますので、経営的に逼迫している多くの医療施設では、大掛かりな防災対策に資金を投入するゆとりがないためです。

現実的対応として、災害発生時に都道府県知事の要請によって「災害医療を支援」する災害拠点病院が二次医療圏ごとに原則1か所以上整備されることになっており、整備費の補助などが行われています。

「災害医療を支援」とは、傷病者の受け入れ、患者の広域搬送、応急用資器材の貸出し、医療救護チームの派遣等です。

災害拠点病院が被災してしまうことも想定しなければなりませんので、災害拠点病院には事業継続に必要な事項が指定条件となっています。

災害拠点病院の条件は次の通りです。

・建物が耐震耐火構造であること。

・資器材等の備蓄があること。 

・応急収容するために転用できる場所があること。 

・応急用資器材、自家発電機、応急テント等により自己完結できること。(外部からの補給が滞っても簡単には病院機能を喪失しないこと) 

・近接地にヘリポートが確保できること。 

たとえば福岡県では、次の病院が災害拠点病院です。

独立行政法人国立病院機構九州医療センターは基幹災害医療センターとして、災害時に災害拠点病院全体の活動を統括調整する役割を担っています。

(全域)

独立行政法人国立病院機構九州医療センター

(福岡・糸島医療圏)

九州大学病院、済生会福岡総合病院、福岡赤十字病院、福岡大学病院、福岡和白病院、福岡記念病院

(粕屋医療圏)

福岡青洲会病院、独立行政法人国立病院機構福岡東医療センター

(朝倉医療圏)

朝倉医師会病院

(久留米医療圏)

久留米大学病院、聖マリア病院

(有明医療圏)

大牟田市立病院

(飯塚医療圏)

飯塚病院

(田川医療圏)

田川市立病院

(北九州医療圏)

九州厚生年金病院、健和会大手町病院、 産業医科大学病院、北九州市立医療センター、北九州市立八幡病院、北九州総合病院、新小文字病院

(京築医療圏)

新行橋病院

 

二次医療圏に1病院以上という原則にかかわらず、4つの医療圏には災害拠点病院がありません。

宗像医療圏は産業医科大学病院、筑紫医療圏は福岡赤十字病院、八女・筑後医療圏は聖マリア病院、直方・鞍手医療圏は飯塚病院と九州厚生年金病院がカバーすることになっています。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

∇かささぎの独り言

北九州は健和会もですか。舅が亡くなった病院です。
肺気腫でした。

それから御姑さんは一人だった。
どんなにさびしかっただろうか。
今ならば実感を伴ってわかる。

http://www.kenwakai.gr.jp/ootemachi/information/kenwakailist.html

この中の戸畑の健和会はいまにの家のすぐ近くです。
でも、ここは違うのかな。おおきな病院ですが、指定はないみたいですね。

ということは、条件のどれかが不足しているってことで。
そして、八女にはこれといった災害拠点病院がないんだな。
八女公立病院は何が足りないのだろう。また筑後市立病院は何が。
八女のヘリポートならすぐ隣の農学校のグランドがある。
もしや建物が耐震耐火構造ではないのかも。
聖マリアは意外と遠いです。現実的ではありません。


∇かささぎのひとりごと   その2

人死ねば押し寄せきたる贈答屋

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コメント

きのう。
こんなむだなことをした。
葬儀のお返し。
じつははじめて新手のあらわざ、「即返し」ってのをやったのだ。
香典をいただいたその場ですぐその人にきもちの品を渡すというものです。
シンプル伊豆びゅうてぃーふる。
ではござんすが、ほんとのところは、そっけない。
わかっていたけど、あえてそれをやってみた。
どんなに高額な香典をいただいても、一律千五百円くらいの心ばかりの品をその場で持ってかえってもらうことにしたら、めんどうがなくていいよねと。
ところが、あとで、やっぱりあれじゃあいかん。
もっときちんと返そうということになり、記念品みたいに品物を選定する。
んが、あまりにもあちこちからカタログが押し寄せすぎて、どれも見る気にならない。これ、このきもち、わかるでしょうか。
もうほんんとにみるのもうっぷ、うんざりで。

で。どうしたかといいますれば。
ふくしまの、いつからんちゃんに付いてって広告費をお願いに行った仏壇やさんに行き、御念珠を買いました。おとこものとおんなものとあり、それぞれ。
男物は菩提樹の太めの、女物は紅玉水晶のこぶりのです。
カタログ式の贈答やさんのであれば、全国送料無料なんですが、こちらは自腹で送らねばならない。それでも、なんとなく、これで気が済みました。

公立病院 事業継続計画

検索四位
一番に仙台のがでます

今日が土曜日だからかな
いつもとアクセス層が違っていて、おもしろいです

全て紹介したいけど仕事中

BCP 福岡
4位

秘密基地に合う旗は
で、かささぎの旗へみえてました

有事への備え
👇九州医療センター

八女筑後地域医療再生計画 厚労省👇
全33ページありますな
読めるか
それよりこれ、いつの記事だろ
さいごまで読めばわかるかな

連休なのに残業しておるのじゃ

上記読了。
20頁目からは、京築地域医療再生計画となっていた。
感想。
八女筑後地域についての書き方と京築地域についての書き方に差があるような気がするのは、それがすなわちこれらの地域性を具体的に伝えるために必要だったのだと、あとでなんとなく伝わる。

にしても前者は図らずもおなじことが何度も繰り返される。
東部山間地へのヘリポート夜間対応発着場建設とか、医学生への奨学金制度から義務として九年間この地域で貢献してもらうこと、廃校跡地を医療施設に転用するなどへの言及がなんども語られるので、そんなに私たちの住む福岡県南部って僻地なのかなと僻んでしまった。
病床数は余っているのに、医師が足りない、恒常的に。
産科や小児科。(でもさ。ちっとも困ってないよね?)
平成18年から20年のデータがとられており、計画自体22年から25年実施予定のものなので、この計画がどう生かされたか、私たちは見ることができるだろう。

とここまで書いて連想しました。
ケニアやマダガスカルやに行って医療支援計画書に基づく支援を行い、実施経過報告書を作成していた官僚さんがいらっしゃったなあ、と。
えーと、。
計画書をたて、実行したなら
評価という仕事がまだ残っています。
えばるえーしょんevaluation!

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