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2012年2月20日 (月)

経鼻胃管栄養法をやってみる。


今日行くと、父がまた弱っていた。

きのうは呼びかけにも、おおと言って応じた。
でも今日は目をあけない。いや、ずっとこのところ目を開けないのですが、返事さえしないというのは初めてだ。
先生がお話をなさるというので、母と二人医務室へ。
こうおっしゃった。
昔は、食事がのどを通らなくなった時が死ぬ時でした。
けれども今はそうではありません。
延命治療はいやだといっても、苦しいのは避けたい。
お父さんは腰の褥瘡がひどくて、かなり痛みが強いので、改善するには栄養を摂らねばならない。

けれども力が弱っていて、まったく食事をのみこめなくなってます。
(ここで、かささぎが聞く。のみこめないのは食道にも癌ができているからですか?)

いえいえ、そうではありません、のみこむということには体力がいるってことです。
逆にいえば、お父さんの体は死へむかって準備してるってことでもある。
人間は老衰という自然の摂理を抑えることができません。
ですから、どこで折り合いをつけるか。

このまま座して死を待つことは出来ない。
ここはロウケン施設ですから、できることは限られています。
しかし病院なら積極的な治療ができる。
病院に移して経鼻胃管栄養ができるか、やってみましょう。
鼻からチューブを差し込んで、胃まで四十五センチくらいかな。
いろいろ難しいこともありますが、やってみましょう。

ということで、父はストレッチャーで運ばれ、小一時間後に戻ってきたときには鼻から管を通した姿だった。

母が心からほっとした顔でいった。

あんな大きな床ずれができてたなんて。痛かったろう。
なんでもできることはしてあげたい。
これで少しは気が楽になったね。

参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E7%AE%A1%E6%A0%84%E9%A4%8A

※かささぎが毎日、お昼と夕方の二回、厨房の温冷配膳車の患者さんのトレイに配っている経管食。たくさんの種類があって、それぞれ働きが異なっていて。
急に身近になった。

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コメント

夕方、葬儀職をしている従妹が叔母とともに来た。
いろいろと相談にのって助言してくれる。
先日聞いたこと、密葬はどうか、という問いには、こう答えた。
「いま、密葬や家族葬が流行っているけど、でも、そうした人たちがみんなこういわれる。
やっぱりちゃんとした葬式をすべきだった。どちみちばらばらと弔問客がみえるんで、かえって手間暇かかり、たいへんだったって。」
ふうん。そうだったのか。

うちも最初は「家族葬」でと考えてたんですけどね(父も、死期を察してたのかどうか知らないけど、それでよかばい、と言っていた)。
世間が許してくれん、理容業界、特に店の職人さん、お弟子さんだった人たちから、やはりそれなりの式を、と言われて、でも、派手でもなく密葬でもなく、まさにそこそこの料金の式をして良かったです。
お通夜の食事は軽食とお茶だけ、父母の、若い頃から晩年の写真を見ながら、あるいは私たち兄弟の子どもの頃の写真を見ながら、あの頃はあーだったの、こーだったの、お通夜なのになぜか楽しく笑って、懐かしいひと時が過ごせました。
坊さんも、東だ西だにとらわれず、私がここの僧侶はいい人だなと思っていたお寺に頼んだし、何よりも、なんのかんのと吹っかけてくる某葬儀屋じゃなくて良かった。

呂伊利先生。コメントありがとうございます。
悲しくなくて家族が笑って思い出を語り合えた、というの、きっとそういうのが大往生なのでしょうね。
それにしても、お寺は檀那寺ではなく、お気に入りの坊さんがいるお寺に頼んだってことですか?
そうなら、そりゃあ、すげ。ふつう、できないです。

いとこのはなしでは、いま、葬式が多くて多くて、人が死ぬラッシュだって。火葬場があいてなかったりするそうです。くたびれきっていた。

檀那寺は遠い日田だし、一昨年墓掃除に行ったら住職不在の寺になってたし、おまけに西本願寺系は有馬の殿様に嫌われて、久留米市内に1つしかないのです。若くして亡くなった甥っ子のお葬式の時は、読経などそのお寺に頼んだけど、その子の母親である私の姉も私も、あまりいい印象持てませんでした。祖母の時の東系の坊さんは、もっとひどい業突く張りだったし。
初七日まで私の推薦したお寺でやってもらい、四十九日と新盆は、新住職が来た日田のお寺でやってもらいました。
ちなみに葬式は友引の日で、おかげで火葬場も空いてたし、かつて店で働いてくれてた人たちは、ほとんどみんな来てくれました。いつまでも、仏教とは何の関係もない迷信に左右される時代じゃないと思うんですけどね。

ところで、現天皇が手術しましたが、誤嚥性肺炎にならないように注意を払っているというところが気になりました。
というのは、うちの父の死因が、まさしくそれだったからです。手術はうまくいっても、そういう心配があるということを、医者たるものが知らなかったわけではなかろうに。ICUから一般病室に変わって数日後の出来事でした。「手術は成功した、しかし患者は死んだ」というのはジョークかと思ってたけど、まさか自分の親の身に降りかかるとは。

ろいりーさんへ。
神津呂伊利(なつかしや)カテゴリーにいれようとして、なんかの都合で設定できないままです。たぶんクッキーをいじればできるかも。よくわからん。
ここにとりあえず、いれています、コメント。
お寄せくださったコメント、あとで読めるようになんとかしたいと思っていますが、なかなかです。すみますえーん。

検索サイト goo  検索ワード E6 経鼻栄養

ろいり先生のコメント、読まれております。

検索サイト Google  検索ワード 胃管 価格

何位か知りませんが、この検索にギクリとしました。
そのライン上に、腎一個 価格 とかありそうで。

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