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2012年2月26日 (日)

父危篤

母と叔母、もう三晩も付き添って泊まっている。
最初の夜。
お医者様が家族を呼んで、父上は夜は越せないかもしれません。
とおっしゃったのですが、翌朝も大丈夫でした。

二晩目。
室内に置かれている計測データ機器の最上段に表示される心拍数がゼロになったり十幾つになったりして、ブザー音がしきりにしています。
ああ、いよいよこれで父は臨終なんだな。とカンネンしました。
当直医のお医者さまが駆けつけ、データを見ながら機械をいじっておられましたが、

「ほうら。やっぱり変だと思った。
下の方の血圧の数値とかは正常なのに、脈拍数だけ消えかかっていたからね。
機械がうまく接続されていないか、よめてないかのどちらかと思って。
一寸待ってください、きちんと直しますから、

これでよし。あ、こんどはノイズまで拾っている、倍の数字になった。
・・・はい。これでよし!」

という風に機械の危篤でありまして、父の容態は前よりよくなってました。

血圧をはかることさえできない状態だったので、点滴に血圧をあげる薬をまぜたとおっしゃいました。
それはいつまでも続けられる治療ではないともいわれました。
心臓に負担がかかるからだそうです。

しかし、そのおかげで父は目を覚まし、意識が戻りました。
第一声が、「水をください」だったとのこと。

水をのませてはいけません。とナースからきつく禁止されています。
それでも、その父の願いを聞いてあげたくて、母は何度もこの話をしました。
もへいじっちゃんが家で死ぬとき、水をくれっていわしゃった。
砂糖水にガーゼを浸して口元にあてると、ちゅっちゅっとおいしそうに吸って、それから息をひきとらしゃった。

おかあさん、でも、水をあげたら誤嚥して肺にいくからだめだっていわれてるよね。
ここは心を鬼にして、あげたらだめだからね。

うん。がまんするよ。と母。

祖父も祖母もわが家で亡くなった。
明治29年生まれの祖母は99だったが、点滴だけでひと月もった。
堂々たる老衰死であった。

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コメント

ここ。
ずうっと心にこびりついている。
後悔。
飲ませてあげたかった。本当に。。。。。

血圧は正常なのに危篤

検索でこちらへ見えてました

危篤 血圧を上げる薬

でみえていました。
桑名正博さんの記事がおおかった。

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