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2012年2月28日 (火)

平成24年診療報酬・介護報酬改定(175)  ふたたび、7対1 入院基本料の算定要件の見直しについて 「経過措置」

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2012 年 2 月 28 日 平成24年診療報酬・介護報酬改定(175)

一般病棟における7対1 入院基本料の算定要件の見直し(平均在院日数の短縮及び看護必要度の基準を満たす患者割合の引き上げ)について解説した際、「経過措置期間以内に改正基準がクリアできない病棟は看護師を放出して入院基本料10対1に戻ることになります」と書きました。

(リンク記事:http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/1-5bd2.html

経過措置」については次のように発表されています。

「平成24年3月31日において7対1入院基本料を算定している病棟であって、平成24年4月1日以降において改定後の10対1入院基本料を算定する病棟に限り、平成26年3月31日までの間、改定後の7対1入院基本料を算定できる。」

一時、改正基準がクリアできなくても26年4月1日以降に10対1に戻ることが条件で2年間は7対1を算定してよい、というような解釈がツイッターで流れたりしましたが、それは「平成24年4月1日以降において」を「平成26年4月1日以降において」と読み違えた解釈です。

2年後の不利益受諾が条件だ、というような措置は、通常、行政で執られることはありません。

改正10対1基準すらクリアできない場合は経過措置は認めません、と素直に解釈すればよく、2年の間に改定7対1基準をクリアできれば10対1に戻る必要はありません。

机上では、経営戦略として、24年4月1日に看護師をたくさん解雇して10対1の看護師配置で7対1入院基本料を2年間取得し、26年4月1日の寸前に必要数の看護師を雇用して改正7対1基準をクリアする、というやり方もあり得ます。

しかし、現実には、そう簡単に看護師を解雇したり雇用したりはできません。

2年間の経過措置は、2年かかっても改正基準がクリアできそうにない病院が計画的に看護師を放出するために与えられた期間であるということができます。

不確定要素は、26年改定で7対1の施設基準が更に厳しくなる可能性です。

7対1の看護師配置を維持したまま26年改定を迎え、その時点で7対1新基準をクリアできなかった場合、経済的痛手が大きくなります。

26年改定でも経過措置が設けられることでしょう。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

∇かささぎの独り言

義理と人情はかりにかけりゃ
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では今日も元気にはたらこう。
四日ぶりで家にもどった母をのせ、中番+遅番へ上番いたしやす。

なかなかに息がきれないこの世の息が  かささぎの旗徒歩子

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