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2012年1月27日 (金)

報恩講で星野の樋口不可思先生の法話を拝聴する

報恩講

八女郡広川町久泉のお寺浄徳寺(真宗大谷派)。

かささぎはこの椅子の女性たちの背後で、膝を抱えた行儀悪い格好のまま、法話を聞いておりました。
一時から四時近くまで、講師の先生は星野のテノール僧侶・樋口不可思師。
武蔵野音大声楽家卒のお坊さんが八女星野におられる摩訶不可思議さ。
しかもその仏教の知識たるや、だれよりも深い。

日々の仕事がとってもきつくてバテ気味で、今朝いきなり母からお寺でお講まかないのお世話役だと聞いたときには、うっへえ、くそ寒いのに、だーれがお寺なんかにいくかよ。なにか言い訳考えて休もう。と罰当たりな気持でいたのですが、それがなぜか急に心の奥深くで、いきなさい、今日の休みは偶然と思っているのですか、という声がして、その声に従いました。

ほんとに久しぶりのお寺でした。

十時に着き、うじゃっと女性たちが割烹着姿で大勢の客の接待をやっている中に交じりました。第二日目の報恩講の日である今日は、参拝者が多く、二百人近かったのでは。
ご飯を装ったり御膳を作ったりおかわりを運んだり、柚子入りの煮豆を人に勧めたり。

おときと呼ばれる食事がすみますと、法話があります。

講師の先生が樋口不可思師だとわかって、ああ、来てよかった。と思いました。
個人的な面識はありませんし、詳しいことは何も存じ上げないにもかかわらず、先生のお話の内容はことごとくダイレクトに胸に飛び込んできて、わたしはこのお坊さんがとっても身近に思えます。こよなく音楽を愛しておられる御坊様、とても誇らしい。すばらしいです。方言交じりで日常の愚痴話をおかしく語られますが、その法話の視野はとても広い。真の知性ある御坊様です。

五木寛之の親鸞への感想も、うすうす感じてたこととまったく同じで、そのことを不可思師はことばではっきりといわれました。これにはおどろきました。
何十年とものを書いてきた人にさえ、むずかしいものなのですねえ。
というような表現で。

さて。
今朝、わたしはちょうど、玄奘と九条の頁を開いて、しょうまんきょうぎげと玉勝間とは何か関連があるんだろうか。みたいなへんなことを考えていたので、その延長線上で、未来義務分詞みたいな「如来大悲のお約束」を反芻してました。

ひとはだれでもたからのクラを蔵している。
それをひらく鍵が念仏申すこころ。
あちらがわからねんじられているのです。
わたしたちはひとりのこらず、ほとけになるのですと。

今日の法話で驚いたこと。

帰りのラジオで吉松隆にばったり出会った話を数日前に書きました。

その中で左手のピアニストのために吉松が書いたアベマリアの編曲がありました。
カッチーニのアヴェマリア。せつないメロディの印象的な曲です。
そのピアニストである館野泉さん77歳が去年星野に二度も見えたそうなんです。
あっとおどろきました。
なぜ。どうして。という思いでいっぱい。
なんでも、館野さんのファンである山本源太さん《詩人。陶芸家》の呼びかけに応じて下さったとかいう話でした。
樋口不可思師のお寺で、星野の浄円寺でコンサートがあったらしいのです。
わたしは知らなかったなあ。
館野さんってお方はフィンランド在住となっていますよね。
フィンランドからみえたのでしょうか?
ますます謎です。
脳溢血で倒れて半身不随になっても、まだ左手が動くからと演奏を続けておられる左手のピアニストが館野泉さんでした。

不可思先生はその館野さんの靴ひもを結んでさしあげたそうです。
先生はシューベルトは弾かれなかったけど、先生のシューベルトを結びました、と云って笑っておられた。

お寺のお堂は解体されて更地になっています。
来年の秋には新しい本堂がこの土地に建つ予定です。


普請中

寺

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コメント

わたしも今日これから、菩提寺へお参りに行く予定です。
御正忌さんで、佐賀の導師さまが講話をなさるらしいですが、ばっちゃまを連れて行くので、講話は聴かずに帰らねばしかたあるまい。

法話をきけるのも、圓ですよね。あ、まちごうた。江西、縁です。笑

ここ。
↓コメントをかかずにいられなかった。

保健医療経営大学オフィシャルブログの「信頼の方程式」にピアニスト館野泉さんが出ていたので、わたしはすぐ星野村の浄圓寺・樋口不可思師をおもいだしました。
それで、館野泉・星野村で検索しますと、↓のブログに当日の感想が書かれていました。
それでは、と、こんどは「樋口不可思」でひきましたら、この頁が最初にでるじゃござんせんか!
まったく不可解だ。八女にはもっとたくさんのブロガーがいるはずなのになあ。

元気でがんばっているみたいですね会うのが楽しみです

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