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2011年11月25日 (金)

平成24年診療報酬・介護報酬改定(103)          きのうの介護給付費分科会

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2011 年 11 月 25 日 平成24年診療報酬・介護報酬改定(103)

昨日(24日)の介護給付費分科会に「平成24年度介護報酬改定に関する審議報告(案)」が提出されました。
介護報酬改定については、ここに示された基本方針に従い具体的な単位表の作成が行われますが、全体の改定率は未定です。
報告(案)には、「介護報酬の全体的な水準については、賃金・物価の下落傾向、介護事業者の経営状況の改善傾向などを踏まえつつ、介護給付費の増加による保険料の上昇幅をできる限り抑制する必要がある一方、介護職員の処遇改善の維持の必要性は減じていないことにも留意して、適正なものとすることが必要である」との記載があります。
報告(案)によれば、改定の基本的な視点は次の通りです。
1.地域包括ケアシステムの基盤強化
介護サービスの充実・強化を図るととともに、介護保険制度の持続可能性の観点から、給付の重点化や介護予防・重度化予防について取り組み、地域包括ケアシステムの基盤強化を図ることが必要である。
このため、高齢者が住み慣れた地域で生活し続けることを可能にするため、
①高齢者の自立支援に重点を置いた在宅・居住系サービス
②要介護度が高い高齢者や医療ニーズの高い高齢者に対応した在宅・居住系サービス
を提供する。
また、重度者への対応、在宅復帰、医療ニーズへの対応など、各介護保険施設に求められる機能に応じたサービス提供の強化を図る。
2.医療と介護の役割分担・連携強化
医療ニーズの高い高齢者に対し、医療・介護を切れ目なく提供するという観点から、医療と介護の役割分担を明確化し、連携を強化することが必要である。
このため、
①在宅生活時の医療機能の強化に向けた、新サービスの創設及び訪問看護、リハビリテーションの充実並びに看取りへの対応強化
②介護施設における医療ニーズへの対応
③入退院時における医療機関と介護サービス事業者との連携促進
を進める。
3.認知症にふさわしいサービスの提供
認知症の人が住み慣れた地域で可能な限り生活を続けていくため、小規模多機能型居宅介護、認知症対応型共同生活介護、介護老人福祉施設、介護老人保健施設において必要な見直しを行う。
また、今後の認知症施策の方向性を考える上で、認知症の人への対応について、以下のような流れに沿った基本的枠組みが、全国で構築されることが必要である。
・在宅の認知症の人やその疑いのある人について、その症状や家族の抱える不安などの状況把握を行うとともに、専門医療機関における確定診断や地域の医療機関(かかりつけ医)からの情報提供を受け、対象者の認知症の重症度、状態像等についてのアセスメントを行う。
・地域包括支援センター等を中心として、医療・介護従事者、行政機関、家族等の支援に携わる者が一同に会する「地域ケア会議」を実施し、アセスメント結果を活用したケア方針(将来的に状態像が変化し重症となった場合や緊急時対応等を含む。)を検討・決定する。
このような基本的枠組みを全国で構築していくためには、
①認知症早期診断・対応体制の確立と認知機能の低下予防、
②認知症にふさわしい介護サービス事業の普及、
③認知症ケアモデルの開発とそれに基づく人材の育成、
④市民後見人の育成など地域全体で支える体制の充実、
が必要であり、今後、調査・研究等を進め、次期介護報酬改定に向けて一定の結論が得られるよう議論を行う。
4.質の高い介護サービスの確保
介護サービスの質を評価するため、要介護度等の変化を介護報酬上評価することについて「介護サービスの質の評価のあり方に係る検討委員会」において検討が進められたが、要介護度等は様々な要因が複合的に関連した指標であり、その変化には時間がかかるとともに、利用者個人の要因による影響が大きいとの指摘がなされた。
しかしながら、介護サービスの質を向上させることは、大変重要な課題であるため、まずは、要介護認定データと介護報酬明細書(レセプト)データを突合させたデータベースを構築し、その上で、具体的な評価手法の確立を目指して、必要な分析と検討を継続する。この時、質の評価指標として、要介護度の変化以外の尺度についても検討すべきである。

保健医療経営大学学長ブログ転載

∇ちょっと休憩

「doctors 最強の名医」 を見てのコメント

ドクターズ、今日は「ナース達の反乱」でしたね。
ナースを副院長に登用するという近年のトレンドを取り入れるとは、医療経営のツボを知る脚本家です。
事務の強化のために某大学の卒業生を採用してくれたりしたら最高ですが、脚本家はその大学の存在を知らないかもしれません。

おもしろかったですね。
昨日の婦長役の役者さん、超かっこよかった。
それとセクハラみたいな言葉で、ナースは医者に口答えなどしてはいかん、スカートをはいてサービスせないかん、との暴言をはいためがねのお医者さん。あの人がナースの反乱をうけて、というより、野際陽子演じる理事長に、医師のあなたよりナースをとります、って脅されて、回心し、これまでまるで無視していたナースの言葉を聞き入れ、手術担当患者さんの家族背景に目をむけ、そのおかげで自分の出てった妻のことに思いを致す。。。という場面、あたしゃないたよ。笑。おもわず身につまされた。いやほんと。母と一緒に見てたけど、おもしろかったねえ。といってた。さいごにほっとできる展開がいいですね。

うまいです。すべてがうまく機能しているドラマ。
これまでにないかんじ。伊藤蘭さんや高嶋政伸さんもぴたっとはまってる。高嶋医師が悔しい時にやる、んんん・・・っていう歯ぎしりみたいなうめき声、うけます。

保健医療経営学科の学生必見ですね。

ドラマの内容は、乙四郎ブログでいつぞや習った、この項目に書かれていたナースのことを連想させました。これは常に十位以内に入っている人気の高い項目です。http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-ef0b.html

上記から、一部分カットしてみます、コメント欄。

暇じゃない方のために、http://island.opinet.jp/kuroiwa/column/nurse37.htmlの文章(よくみたら、平成18年度改定だった)より、ワンポイントレッスン。
「本来7対1看護は急性期医療のための改革でしたが、診療報酬のうまみに誘われて他の病院も獲得を目指しました。それも想定外のことでした。」

ということは、この7対1となったばかりのころは混乱を極めたわけですね。血で血をあらうようなバトルが繰り広げられたのですね。いやそれはいくらなんでもオーバーだけど。かんごくさんをとりあったんだね。

はい、すごい争奪戦でした。

看護師不足は看護師の労働条件が悪いからだ。
   ↓
じゃ、労働条件を改善したところにご褒美をあげるとしよう。
   ↓
看護師たち、労働条件のいい所へ大移動
   ↓
地方病院の看護師不足に拍車

という構図でした。
昨今の医師不足対策の発想も似通っています。
人間の学習能力ってたいしたことなさそうです。

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