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2011年11月 3日 (木)

平成24年診療報酬・介護報酬改定(89)              喫煙という生活習慣病への対し方

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2011 年 11 月 3 日 平成24年診療報酬・介護報酬改定(89)

「がん」が生活習慣病のカテゴリーに入っているのは、喫煙習慣とがんとの関係が強いからです。
喫煙者が「がん」で死亡するリスクは、男性は非喫煙者の2倍、女性は1.6倍です。
循環器疾患の死亡リスクも喫煙者では高くなります。
男性は非喫煙者の1.5倍、女性は2倍です。
受動喫煙によっても、がんや循環器疾患の発生頻度が増加することが明らかになっています。
米国公衆衛生総監報告によれば、受動喫煙によって虚血性心疾患のリスクが25~30%増加し、喫煙者との同居で肺がんのリスクが20~30%増加します。
福島原発の近郊の警戒区域で生活するよりもはるかに高いリスクです。
日本の男性の喫煙率は低下傾向にありますが、それでも4割が喫煙しており、国際的には高い喫煙率です。
ロシア、インド、中国、韓国、エジプト、フィリピン、日本は、男性の多くが喫煙している健康後進国です。
日本の女性の喫煙率は低いのですが、1割が喫煙しており、低下傾向はありません。
喫煙による健康への悪影響は明確ですので、政府は公共の場における全面禁煙を目指しています(平成22年2月25日厚生労働省健康局長通知)。
がん診療連携拠点病院では敷地内禁煙・施設内禁煙としている施設が98%で、残りの2%は分煙(喫煙室設置など)です。
しかし、病院全体では、屋内全面禁煙を実施しているところは64%にすぎません。
中医協では、生活習慣病患者、小児、呼吸器疾患患者に対する指導管理の評価の条件として屋内全面禁煙の実施を原則とすることについて提起され、異論は出ていません。

(学長ブログ転載)

▽かささぎのひとりごと

ロシア、インド、中国、韓国、エジプト、フィリピン、日本は、男性の多くが喫煙している健康後進国です。

命題;上記一文をあなたのことばで言い換えよ。

はい。
ロシア、インド、中国、韓国、エジプト、フィリピン、日本は、男性の多くが喫煙している国です。すなわち別のことばでいうならば、もしこれらの国からたばこがなくなれば、たちまち精神疾患が増大するであろう、ストレス先進国であるともいえます。
かささぎの旗による注意狂では、現在たばこに守をしてもらっている依存症のつっかえ棒を外すことは、多くの場合、さらなる不幸を招聘することが予想されるため、自己責任のもとこれを積極的に容認することを決意しました。
しかし、受動喫煙を嫌う風潮はいかんともしがたく、これについては中医協の提言に従うことにやぶさかではありません。

▽追伸

>日本の男性の喫煙率は低下傾向にありますが、それでも4割が喫煙しており、国際的には高い喫煙率です。

四割もいたのですね。いや、びっくりしました。さぞ肩身が狭いことでしょう。

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コメント

検索サイト Google  検索ワード 診療報酬改定 院内禁煙

でみえています

そういえば最近新聞で見たんですが、看護学校の女生徒の二割近くが喫煙者であるとのことです。
学校に通いながら病院勤務している生徒たち。お疲れ様です。
(ここにありました↓)

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