無料ブログはココログ

« 煤竹の龍笛 | トップページ | 亜の会句会報 »

2011年9月24日 (土)

平成24年診療報酬・介護報酬改定(61)      改革の方向と視点

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2011 年 9 月 24 日 平成24年診療報酬・介護報酬改定(61)

社会保障審議会医療保険部会では、以下のような「視点」や「方向」の例があげられています。
~~~~~~~~~~
(視点の例)
● 医療機関等の機能分化、質が高く効率的な医療の提供
● 患者からみて分かりやすく納得でき、安心・安全で、生活の質に配慮した医療
(方向の例)
・ 高度急性期、急性期等の病院機能にあわせた入院医療の評価
・ 慢性期入院医療の適正な評価
・ 医療従事者の負担軽減に向けた評価の在り方(勤務体制等の改善の評価、外来診療の適正な評価、医師と病棟薬剤師等の他職種と役割分担と連携等の評価)
(視点の例)
● 充実が求められる領域を適切に評価していく視点
(方向の例)
・ 身体疾患を合併する精神疾患救急患者への対応等急性期の精神疾患に対する医療の適切な評価
・ 認知症の早期診断等、認知症に対する精神科医療の適切な評価
・ 緩和ケア、小児がんを含む、がん医療の適切な評価
・ 生活の質に配慮した歯科医療の適切な評価
・ 手術等の医療技術の適切な評価
・ 医薬品、医療材料等におけるイノベーションの適切な評価 等
(視点の例)
● 効率化余地がある領域を適正化する視点
(方向の例)
・ 後発医薬品の使用促進
・ 市場実勢価格等を踏まえた医薬品、医療材料等の評価 等
【医療と介護の機能強化・連携に関するもの】
・ 在宅医療を担う医療機関の役割分担や連携の評価
・ 早期の在宅療養への移行、地域生活への復帰に向けた取組の評価
・ 在宅での療養の質の向上に向けた在宅歯科、在宅薬剤管理の充実
・ 退院直後等の医療ニーズの高い者への重点化等の訪問看護の充実
・ 維持期のリハビリテーション等における医療・介護の円滑な連携
・ 介護施設における医療提供の評価の在り方
【東日本大震災を踏まえた災害対応に関するもの】
・ 今後の災害対策の充実を促進するための評価の在り方
・ 補助金や補償との役割分担を踏まえた被災地における診療報酬上の対応策
~~~~~~~~~~
いの一番の例示が医療機関等の機能分化となっています。
高度急性期、急性期等の病院機能にあわせた入院医療の評価や慢性期入院医療の適正な評価が次期診療報酬改定の大きな特徴となるのは間違いなさそうです。
慢性期入院医療については「適正な」という形容がありますが、過去、医療費適正化の用例などでは「適正」という語には抑制のニュアンスがありました。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

« 煤竹の龍笛 | トップページ | 亜の会句会報 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 煤竹の龍笛 | トップページ | 亜の会句会報 »

最近のトラックバック

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31