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2011年8月 5日 (金)

新茶歌仙ナウ1 わが夢は

青空に雲ひとつなき新茶かな    月野ぽぽな 
  畑の隙に茨咲く丘         姫野恭子
水鳥の鳴きし辺りに波寄りて     沢 都
  明治に学ぶ父の帳面       中島 倶
満月は眠らぬ街を通り過ぎ    青翠えめ
  日本列島風が身に入む      八山呆夢

射抜かれし林檎の行方見失ふ       山下整子  
  おむすびころりん欲張るべからず  竹橋乙四郎  
夕暮の指やはらかき三毛の猫       都 
  着信音は『恋のフーガ』で       八山呆夢 
遅遅早・遅遅遅遅・遅早遅         恭子  
  もうじき上がる欄干(おばしま)の雨  都    
寒月の下に黙せり地震(なゐ)の塔婆   倶   
 おとなくるま座夜咄が暖       整子  
バーガー屋深海ブルーの椅子ありぬ   神崎さくら 
 愉快な河馬と儚い粥          ぽぽな  
老い門のいま花は舞い長閑庵(のどかいお) 乙四郎    
 東をどりの取りを務めむ        呆夢 

名残オモテ

秘やかに生ひ立つ蝌蚪の紐うごく   倶    
 袋一枚三円もする           恭子   

エコバッグ家に帰ればあるのだが  杉浦兼坊 
 ジュラ紀の骨が眠る断層      整子 
炭酸を嚥み干す君ののどぼとけ   ぽぽな
 自転車コイデ鼓動紛らす      うたまる
大屋根の重なり合うて静かなり    呆夢
 恨(ハン)の根雪の解ける後朝      恭子
御破算でねがひましては空っ風    整子
 サウジアラビア医療報告       セイコ
野十郎月の光で闇を描き       乙四郎
 からすうりにも蔓がからまる      呆夢

なごり裏

わが夢はピンピンコロリ鳥渡る    兼坊

※ピンピンコロリとは・・・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%AA

つぎは、雑の七七句おねがいします。
以下のようにすすむつもりです。

ナウ1 晩秋
   2 雑
   3 雑
   4 雑
       5  花
   6 春

えめさん、きづくのがおくれてごめんなさい。
秋の叙勲の句をだしてくださっていました。

 褒章を受けて目出度き文化の日  えめ

そういえば、天皇がお渡しになるのですよね。
だんだん先帝とおなじ丸い背におなりですね。
 

杉浦兼坊さんのおったて句、俳諧性とともに、現代人の、逃げたくても逃げられない、どんなに科学がすすんでも往生は他力。。。ということが如実に伝わる。そこに無常の思いがにじむ。早暁、鳥がわたるのを、くちをぽかんとあけて見送っているすぎさくさんの姿、うらやましいな。とでもいうような、その姿を、かささぎはイメージいたします。

http://geocities.yahoo.co.jp/gl/kiyoshi0302/comment/20110729/1311929972#comment

「じねんそくじにゅうひつじょう。自然即時入必定。」

いまこのことばがふっとまいおりた。 ねえ、これってどんな意味よ。
だれかかみくだいたことばで、このかささぎめにおしえてくださいな。

恨にゃ心行。あれま。般若だったわねえ。http://www.janis.or.jp/users/sairyuta/tera/okyo.html

玄奘が持ち帰った、仏教のエッセンス。

すぎさくさん、この句、なかなか深いですね。
鳥渡る、がいわせない。きまった。

ところで、前句のナオ折端、ぼんさんの

からすうりにも蔓がからまる

これ、叙景句ですが、あわれぶかい。
自分の蔓が自分の実にも絡まっているというものです。
その自分とは何。

つぎ、なにがでますか。

どなたでもどうぞ。

ニューヨークのぽぽなさん、どうですか。
さて、あと5句です。
花句をだれに依頼しましょうか。

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コメント

「自然即時入必定」
般若心経ではなく、親鸞の正信偈でした。
すみません。まちがえてしまいました。

十二因縁過去今未来
諸行無常に響く御詠歌

えめさん。
六道輪廻、十二因縁。
連句の句数とリンクしているような数ですね。
これらの釈教句をなぜここにおきたくないか、と申せば、名残おもての月から三つが、やや重たい、辛気臭いともいえる内容だからです。表現はさらりとしていますが、。
すぎさく先生の雁の句もことばこそ軽いけれど、それにこの句をつけると、ダメ押しのようなかんじになりはすまいか?
長い時間かけて一巻が進行していますが、読み返しますと、なにか、かなしいようなくるしいようなしらべが貫通しているようにおもえます。
もっとふわふわと無心にあそべるところがあってよかったなあ。。。いまごろ後悔しても、おそいわい。

こんばんわ。
そうですね、自分でも重いな~辛気臭いな~と・笑
あと出てない表現は何でしょうね?終わりほど難しいですね☆

付け句案

1  指導教官色白の美女
2  美人薄命未だ永らえ
3  一粒の種歌で広げむ

えめさん。
御姑さんが帰ってきた話を句にしてみたら。
どんなふうにかけば、句になるでしょう。
これはえめさんにとって、いましかかけない、時事句なわけで、記録にもなりますよね。かけば原稿用紙五枚くらいになるとおもうのですが、それを77でやれなんて、おそろしい。でも、たのしいかも。
いましがた、一粒の種に曲をつけたのが、下地勇だと知って、すぐにえめさんから縁をもらった太宰府文書館コンサートを思い出し、そのときがいつだったか、探した。すると、せいらもとよりせいかんをきせず、いちにんしょうだんぎ。がでてきて。でも、2009年の六月初めだったことがわかり、さがしあてました。ひりひりしますねえ。
そびきものがまだでていませんね。だけど、それは花、あるいは挙句でだせばいい。ほかには、。酒、スポーツ、。。。なんでもいいですよ。えめさん。

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