無料ブログはココログ

« さるすべりの花 | トップページ | きのうの朝ご飯 »

2011年8月31日 (水)

平成24年診療報酬・介護報酬改定(52)         介護人材の確保のために

保健医療経営大学学長
 橋爪 章
2011 年 8 月 31 日 平成24年診療報酬・介護報酬改定(52)

効率的・効果的に介護保険制度が運用されるか否かは、質の高い介護人材が確保できるかどうかにかかっています。
介護給付費分科会では介護人材の確保と処遇の改善策について次のように論点を整理しています。

~~~~~~~~~~
(1)介護職員処遇改善交付金
・介護職員の賃金水準は、平成21年度介護報酬改定や、介護職員処遇改善交付金などにより、着実に改善している。
・介護職員の賃金については、本来労使間の自律的な取組みによって決定されるべきであることに鑑みて、平成23年度末を期限として実施している介護職員処遇改善交付金の対応について、どのように考えるか。
・仮に、介護報酬で評価することとした場合、現在の賃金水準が引き下がらないようにするためには、どういった方策が考えられるか。
・また。有効求人倍率は低下傾向、入職率も上昇傾向で推移する一方で、離職率は事業所ごとに二極化し、特に就業形態やサービス類型によって差がある状況である。
・今後、介護職員の円滑な入職、定着に資するよう、介護職員の処遇改善に向けて、キャリアアップの仕組みの導入など、どのように対応するべきか。
(2)地域区分
○地域割りについて
・現行の地域割りを踏襲するか、国家公務員地域手当の地域割りに準拠するかについて、どう考えるか。
○仮に国家公務員地域手当の地域割りに準拠した場合に、国の官署が所在しないことにより適用地域の設定のない地域等の取扱いについて
・現在の介護保険制度の適用地域に合わせて設定するか、見直すかについて、どう考えるのか。
○上乗せ割合について
・現行の上乗せ割合を基本とすべきか、国家公務員の地域手当と同様に水準をいったん引き下げた上で上乗せ割合を設定すべきかについて、どう考えるか。
○人件費割合について
・現行の人件費割合を踏襲するか、再検討するかについて、どう考えるのか。

~~~~~~~~~~
平成23年度末で廃止される介護職員処遇改善交付金については、税財源の制約上、廃止が延期されるという展開は考え難いでしょう。
税による対応が保険による対応に振り替えられる、すなわち介護報酬が交付金に相当する分だけ引き上げられることになるでしょう。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

« さるすべりの花 | トップページ | きのうの朝ご飯 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« さるすべりの花 | トップページ | きのうの朝ご飯 »

最近のトラックバック

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31