無料ブログはココログ

« 円高と放射線影響研究              放射能データ世界一の「放影研」がこうむる損害 | トップページ | 最大の護衛艦「ひゅうが」?お茶畑! »

2011年8月19日 (金)

斧田は死んでしまった。

斧田千晴。オノダチハル。

本名種田千里(おいだちさと)。

最後の筆名、山内令南。

今朝、母がごみ箱に落ちていた封書を拾い上げてくれなければ、この一通の死亡通知に気づかず通りすぎていただろう。

おのだ、みごとだったね。
文藝春秋から単行本、だしてもらえたんだね。
これから、買ってよみます。

こういう時、何と言えばいい?

とりあえず。「死におめ。」

« 円高と放射線影響研究              放射能データ世界一の「放影研」がこうむる損害 | トップページ | 最大の護衛艦「ひゅうが」?お茶畑! »

コメント

癌だましいのなかの主人公、麻美はおのださん自身を投影したものだろうか?
彼女の本が出たらわたしも買って読みたいと思う。

一度、会ってみたかった。
一度、会話してみたかった。

このブログでコメントを残すだけの通りすがりの間柄なのに、なにか惹きつけられるものがあった。中性的で型破りのコメントがとても魅力的だった。

あまりに早く、でも、潔さを感じる生き方でしたね。
こころから御冥福をお祈りします。

フィクションの立て方、よめばわかるとおもう。

最初に斧田さんにであった処は、谷口慎也主宰誌『連衆』でした。何年だったか。平成6年ごろ?めがねをかけた線の細そうな彼女が笑っていた。細い小柄な人だろうと思っていた。
作品は川柳と俳句の中間みたいなかんじで。
そのころもすでに小説を書いていて、あちこちに個人誌をコピーしては送っていた。わたしも受け取った。観想は欣求浄土のところにちょっと漏らしている、あるいは「ん」のところにも書いたけど、なにかから逃れたいかのようにさっさかさっさか書き飛ばしているそんな印象をうけた。
つぎに原しょう子編集の個人誌『禁猟区』でもであった。原さんを連句にさそい、前田さんも原さんの冊子に入って俳句をともにやったりしてたころ。いいたいことをいい、かきたいことをかいていた。みな。ちいさなにんずうで。きっと斧田はそういう集まりの中にたくさんいたんだろうな。
そのなかでも、俳句だけでなく、小説のみじかいの、だしていた。でもどれもことごとくつまんなかった。
すごい深い詩が書ける人なのに、なんでこんなつまらない小説など書くんだろう。というのが私のおもいでした。
しかし、彼女がやまいを得て書いた、欣求浄土から、なにかが微妙にかわった。
全体重をのせてかいている、そんなかんじがした。
ある種の自嘲めいた軽薄さがすっかり消えていた。


ごんぐじょうどで、浄土へのゴングが鳴ると、彼女は苦悶しつつ癌だましいをかき、菩薩となって旅立った、のだろう。

仏縁だったんだ、とおもった。
新聞切抜きが入っていましたが、それ、斧田受賞の話題のすぐ下に法然・親鸞ゆかりの地をめぐるで法然堂が紹介してありました。こういうこともなにかをおもわせてくれます。
がんで父をなくし兄をなくし母も死に。おのださんはひとりぽっちになってたんです。
さいごに応募した小説の筆名が山内令南、これはすごくよかったとおもう。斧田、きりつけられそうな名前だったから。
なまえのかぶりもの、だいじなんだ。

仕事のことも含めて、斧田千晴、戦死であった。
もとい、先師。
まなぶことがたくさんあります。
いままですぐ横で肩をならべていたひとがふいにきづけば、ずうっとずっと手の届かない、はるかかなたの先にいってしまった・・・

あなたをおもえば、やまいはたから、死は詩、こわくない。
ありがとう、これまで、ありがとう。
いちどもあわなかったひとへ。

死亡通知にも気が付かないほど忙しい日々を過ごしていた恭子さん。

つんのていったらだめだよ。
あんたにはやらなければいけないことが沢山あるんだからね。もう大丈夫のようだけど。

と言いながら、自分の身のほうが病んでいる。昨日からどうもいかん。

種田千里

検索4位

1位はここです。本人が書いていた、本名で書いていた兄上の死。↓

種田千里
検索1位

来月の19日は三周忌ですね

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 斧田は死んでしまった。:

« 円高と放射線影響研究              放射能データ世界一の「放影研」がこうむる損害 | トップページ | 最大の護衛艦「ひゅうが」?お茶畑! »

最近のトラックバック

2020年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31