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2011年8月11日 (木)

リハビリの成果  いちにちだけ、父帰る

家に帰ったら、どうやってベッドまで運ぼうか。
というのが懸念だった。
段差だらけで車椅子は玄関口まで。
あがりかまちまで両脇を支えて歩かせた。
もんだいはそこから。
なんと父はがめさんがめさんができなかった。
ハイハイくらい出来るだろうと思いきや。
作業療法士いわく、這うには腹筋がいるので、・・・

そこで、写真のような杖を右手でつかみながら、左から介助者が支えてゆっくりと歩かせる方式に切り替えた。
ところが、これも父はきついといって、へたりこむ。
そこで、その場にいた長男が、「おひめさまだっこしようか。」

あっという間に156センチの父は180センチの長男に抱え上げられ、ころんとベッドにころがされた。
やれやれ。

とりあえず、一句よませて。川柳。

 おひめさまだっこをされて父帰る    恭子

あついと、いろいろ文句をいう父。
クーラーをつける。27度設定。

すぐお昼、天然の鯛の煮つけ、かぼちゃの甘煮、ごはん、そうめん。
デザートに地元の梨。おいしいおいしいと喜ぶ父。
それから、ひんぱんにおしっこにいきたくなる父。
やっとねかせたとおもえば、おーい、おーい、おこしてくれ、トイレにいく!
寒いからおしっこがしたくなった。という。

え~そんなら、クーラーきるよ。

(きれば、あっつー!やっぱりつけてくれ。)

もう、せからしかねえ、むすこよ、なんとかしてよ。

わが家の二代目ねんねばあちゃん時代のしびんがガラス製だったのですが、なぜか割れてしまっていた、今日きづいた。
どうしよう・・するとむすこが、ペットボトルの大きいのを口のところを切り取ればしびんがわりに使えるよ。

で、そうした。
役立たずと思っていたむすこは、なんのなんの、切り口にティッシュを巻いて、輪ゴムでとめ、痛くないようにして、父の尿意をやさしくうけとめてあげた。
こういうのは、やっぱりおとこ同士じゃないと。べんりね、ペットボトルか。
おんなじゃこうはいきません。


けさ、父を泌尿器科へ連れて行く前に、リハビリ師さんは家での介助のこつを指導してくれた。
わたしはびっくりしました。ハイハイができないと知った時。
赤ん坊でもできる運動は、父にとっては杖をたよりに歩くことよりも高度な運動だった。
 
 にんげんの老いたる躯のふしぎかな   恭子

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コメント

ご苦労様です。
ご長男様、大活躍ですね。さすが乙さんの教え子よ。ちゃんとお礼は言いましたか?あんたがいて助かったと言いましたか?

なかなかいえない言葉だけれど、1回言えば後は楽よ。

まことに、よか息子じゃ。

正直言って、ショックを受けています。
ハイハイができなくなる日が来るなんて。
うちの義父。
いまはなんとか自力でトイレにいけるまでに快復しました。
でも、歩行ができなかったとき、何回もハイハイでトイレに行ってもらったのです。
介護保険を使って、廊下やトイレに手摺をつけたはいいが、その手摺につかまるために立ち上がることができなかった。わたしひとりでは立ち上がらせるのに一苦労なわけ。なんせこっちもガラスの腰だからちからがはいらんちゃん。

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