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2011年7月 8日 (金)

新茶歌仙ナオ6  恋で夏

名残折

秘やかに生ひ立つ蝌蚪の紐うごく   倶    
 袋一枚三円もする           恭子   
エコバッグ家に帰ればあるのだが  杉浦兼坊 
 ジュラ紀の骨が眠る断層      整子 
炭酸を嚥み干す君ののどぼとけ   ぽぽな
 藻の花が揺れ「星組」が来る     そらん

 

付け句案 ナオ6

ぼん

夕立を逃れじっとうえ見る

虹のかなたに在るというもの

轆轤に蹴りをいれて治まる

えめ

ハンモック揺れ夢のまどろみ
金魚鉢には蘭鋳二匹

せいこ

1、一歩たりとも動かぬ棕櫚樹
2、風鈴売りを呼びて濡れ縁

3、気が狂ふほどさみし五月雨

4、ででむしでんでんころも脱ぎ捨つ

そらん

打ち水をして聴く歌謡曲

藻の花が揺れ「星組」が来る

打ち水をして「星組」が来る

▽かささぎのひとりごと

ぼんの付では、

轆轤に蹴りをいれて治まる

これはすごい付け味の、いい句でした。
自然にまわるものにけりをいれるんですよ。
いいかげんにしいや。ってなかんじなんすかね。
ちょっと色っぽくもあり、喧嘩をたしなめる風でもあり、。
恋離れではなく、恋の冒頭でつかうことにはやや逡巡。
夏は一句で捨ててもいいので、雑であることは構いませんでしたが。

えめさん、

らんちゅうの金魚句、いいですねえ。
ただ蝌蚪がいるんだ。近くに。それで控えようと思います。

前田あやさんの恋句に、

 きつく帯しめ蘭鋳になる   亜弥

http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_4d26.html

というのがあったっけな。このかたはさすがに前田先生の娘さんだけあって、とってもお上手で、しかも控えめなかたで、とびきりの美女でしたよ。いま二人目のお子さんがまだお小さいのでそちらに専念されているとか。八女のぼんぼり連句においでいただきました。雪ちゃんをつれて。ああ、なつかしいなあ。
またどうぞおいでくださいね。
あやさんの井原西鶴の研究論文が忘れられません。
妻の法要に詠んだ句のよみときをされていました。
愛情の感じられる読みでしたねえ。
無知なかささぎの、西鶴に関するイメージがころっといい方へ転換した。

せいこさん

気が狂うほどさみし五月雨

これが本当はここに一番ふさわしいのかもしれない。
さみしさみだれ。リズムもいいし、ね。
ただ、気が狂うほど、が気になる。
そこまでいったらいけないとおもう。
火がつくほどにさみしさみだれ。

(そうたい。かささぎは北原白秋ばおもいだしたったい。)
あれはなんていう歌だったかなあ。網笠考で引用したような気が。

ぬぎすてるででむしもおもしろし。
ぬぎすてる方が進化形でなめくじになるそうです。
しゅろの句は、ジュラ紀に通う。

そらんさん。

花がこの折ではでませんので、藻の花をいただこうと思います。
星組がなにか私にはわかりません。
宝塚か幼稚園か。
あこがれのなにか。とおいスター、手が届かないもの。

はっきりした恋句ではない。それもまた。

星組のところには、らんちゅうか、人名をいれてみたらいいかもしれませんね。
というのは、ここが6で、11に月がでるから。

気になる、気にならない。ぎりぎりの位置です。

みなさまのご意見をどうぞ。おきかせください。

ではつぎをよろしく。ながくです。季語なし。

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コメント

炭酸を嚥み干す君ののどぼとけ
藻の花が揺れ「星組」が来る

 1、なめくじにならないための白シーツ
 2、無伴奏ヴァイオリンソナタ響く夜
 3、感情線半端なる手で捌く魚

星組といえば、宝塚しか思いつかない。
ソナタではつきすぎか。
星組に置き換えるとしたら人名でしょうね、やはり。

補足すれば、「星組」がいいと思うの、そらん句。
でも、ぎりぎりで置き換えねばならないとしたら。のことです。

天孫は高天原に降臨す
段ボール引越しのまま日々は過ぎ

絡み合うコードをひとつひとつ解く

すれ違う娘の服を値踏みする

骨董の掛け軸哀れ二束三文

せいちゃん、そうですね。星組がなにか暗喩として使われていて、そこがこのそらんさんの句の命です。
であるなら、つぎにくる句はそれを受け、なおかつ転じなければならない。その転じはまだ恋であることを求める。なぜなら恋句としては不完全だと思うから。

そらんさん。きっと句集をだしたいと思っておられるに違いない。世に出るということは句集をだすことなんだよね、俳人にとっては。樹の瀧春樹がすごいのは、そこです。あらゆることを措いてでも、自らの句集を着実にだしておられる。それがどんなにすごいことか、かささぎはおもうときがあります。(だけど、句集をいただいてもお礼状もだしておらなんだ。なんという無礼なやつだろうか、)

星組ということばは、人生の勝ち組みたいな匂いをもかぎとることができますから、つぎにくる句次第では恋句になりそこねる。

藻の花が揺れ、星組が来る。
繊細です、これがそらんさんの持ち味。

ところで。いきなり現実的なことをいいますが。
これをえらぼうか、
それとも、しらべさんをまちましょうか。
さっき、メール返信がきていることにきづいた。

帰国したばかりです。とりあえず。

とだけありました。
このところの國武先生の黒木物語文献資料研究の転載のいきさつなどをおしらせしています。星野しらべ一族の嫡流のお方から、なにかことばがほしいとおもった。

近況をまったくぞんじあげません。龍笛をなさっておられ、雅楽の会でもご活躍されていることは、仄聞している。

ゆっくり進めたい。

しらべさん。うたまるさん。
もし、ぽぽな句につけたい恋句があれば、おだしください。


今から五時までの間に、眠って、文章も一つかくことができるか。
にゅうよくだけはすませた。あ。
にゅうよーくのぽぽなさん。おきてますか。笑。

お疲れ様です。

雑長句

憧れの上海リルに会いに行く
大屋根の重なりあいて静かなり
憧れのハワイ航路もあとわずか

あれ?
わけがわからなくなりました。
さばきのせいです。ごめんよ。
ぼん、付ありがとうございます。
黒木物語を転載途中であり、いくらなんでも発端の
しらべさんにも連絡しなければと思い、それなら付句も頼むべきだろうとつい色気。
すみません。たのんだら、出してくださった。
それで、交通整理が必要です。
最新版↓
ぼんの付けはこのうたまるさんのにつけたのではなくて、そらんさんのにつけたのですね?
わたしのやりかたが至らなかったのです。
こういうときには、どうしたらいいだろう。
なやむなあ。

先のはそらん句に、後のはうたまる句につけたんですけど・・・

どっちでもいいです。
私が一番暇みたいね。

そうじゃないとおもう。傍注菅あり。ありゃりゃ。

 大屋根の重なりおうて静かなり

このなんともいえない、しんとした叙景句をとらんかったら一生後悔するとおもった。いい句ですねえ。

付け、恋離れ

恨(はん)もハンコも消ゆる後朝  かささぎ

今日整骨院へ午後から行ってきた。
今までで一番暇そうだった。
新しい人はなかなか私を覚えてくれない。行くのは午前中が多いので、しかたがないか。

大屋根の句、下五がどうかなと思っていました。これでいいんですね。
やっと長句で認められました。笑

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