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2011年7月31日 (日)

京都三条ラジオカフェ 小出助教の談話

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コメント

先週末(30日)の新潟・福島の豪雨災害。
自然災害がこれほどの大きさになると、官僚達は休日返上で霞ヶ関へ駆け付け、災害状況の把握、避難指示、ライフラインの確保、医療体制の確保と、慌ただしく対策に明け暮れたものです。
危機管理時の指揮官は各省庁の大臣であり、最高司令官は総理大臣です。
災害時の危機管理を3月11日に嫌と言うほど学習しているはずのこの国の指導者たちは、さぞかしこの大災害に直面し、適切な動きをされていることでしょう。
ところが・・・

首相動静
時事通信 7月30日(土)
午前8時現在、公邸。朝の来客なし。
午前中は来客なく、公邸で過ごす。
午後も来客なく、公邸で過ごす。(了)

この国の国民は我慢強いです。

情報提供
   ↓

(株)安愚楽牧場
設立昭和56年12月
資本金3000万円
三ヶ尻久美子社長
従業員514名

負債総額は平成23年3月期末時点で619億8705万円。

口蹄疫賠償金の88億円は焼け石に水だったようです。

茹で日本さん。雨ふってますが、大堀花火大会はどうなったでしょう。堀の字、濠でした。母がテレビでじいんとみていましたが。
ところで、いま、ここで倒産ニュースをよみ、あぐら牧場検索したら、つながりません。
これがでました。
↓最新ニュースのトップです。
そうか、あのころパソコンが真っ暗になったりしていたのは、あの会社のテロだったんだ。そういうことばかりにお金つかっていたのだろうね。なさけない。

ではなぜ、まっ黒だったのに、まわりは知っていても黙っていたのだろう。これが、いやらしくこころにのこる。たぶん知事もしっていたろう。
前もかいたけど、かささぎの当時の知人の肉屋さんは最初から知っていた。食肉を扱う業界ではみんな知っていて、会議をひらいたりしていた。こうていえきで、じぶんたちの会社が損を負わず、ぎゃくにもうかるための会議。こういう場合、よそとの複雑なつながりがあるので、罪を追求はしないのかな、とかささぎはそのときかんじた。それともみなオーナーだったのかもしれません。

ふしぎな天気。
北側からは激しい雨の音。
南側からは涼しい虫の声。
家の少し北側を境にして、天気がわれています。
夕立が移動中。

いま、また、ゆうだちの中。
激しい。
あっちへいってた夕立がまた帰ってくるなんて。

投資が3万人で負債が600億円。
一人あたり200万円が消えてしまったことになります。
これは平均なので、中には数千万円を投資されている方もおられることでしょう。
お気の毒ですが、投資とは利益を期待するのと同時にリスクも背負うものなので仕方ありません。
東電への賠償請求を検討しているそうですが3月末時点での負債600億円には東電はあまり関係ないような木がします。もし仮に600億円が東電から、すなわち遠回しには我々の税金や電気料金から支払われるようなことになれば、口蹄疫の時の88億円に遡って国民の怒りが爆発することでしょう。

さっそく政権与党が動きました(↓)。
詐欺商法の破綻による損害とはしたくない一群のひとたちがいます。違法でなければ出資者を保護する理由がないので、出資者の泣き寝入りで落着させることができます。また、国民に問題視されずに水面下で処理できた口蹄疫の賠償金支払い(88億円)が蒸し返されずに済みます。
ところで、3万人の「オーナー」の投資には返済義務が無いので負債619億円にはカウントされていないのだそうです。
オーナーの投資は「売買・飼養委託契約金」という名の繁殖牛買取代です。
委託期間終了時には再度その繁殖牛の売買がなされ、「委託牛買取り金」がオーナーに支払われます。
オーナーが買い取った繁殖牛が出産した子牛は安愚楽牧場が買い取り、子牛の買取代金から飼養管理費を差し引いた金額が「子牛予定売却利益金」としてオーナーに支払われる、という仕組み(タテマエ)で、「投資」「満期返戻」「配当」のように見えるのは、実際は、その段階ごとの合法的な売買代金だということです。
オーナーが最初に支払った契約金は、安愚楽牧場の「負債」ではなくて売上「収益」であり、オーナーへの支払いは買取「費用」で処理されています。
解約が多くなると「費用」が「収益」をオーバーし、平成23年3月末の段階で619億円の「負債」となっているというわけです。従って、オーナーの投資額が総計どのくらいになるものかは、過去の各年の決算の売上げ収益から類推するしかありません。
平成21年度は、収益は「オーナーへの売上げ603億円、外部出荷170億円、食肉等売上9億円などで合計784億円」ということでしたので、単年度だけで600億円の契約金がオーナーから集まっていたことになります。
平成22年度はオーナーへの売上げが1027億円と30%も増加しています。口蹄疫で解約「費用」が増加したために売上げを伸ばさざるを得なかったのでしょうが、口蹄疫騒動にかかわらず30%も投資が増えていることは驚きです。ネット対策やマスコミ対策に何億円を費やしたのでしょうか。平成22年度だけで売上げが1000億円超ということは、最初の「配当」(子牛予定売却利益金)より前に違約金を払ってまで解約する人は少ないだろうことから、今回の倒産での泣き寝入り総額は1000億円超であろうと推察します。

(計算問題)
宮崎口蹄疫では1万5千頭を殺処分して88億円の賠償金。(1頭あたり60万円弱の価値評価。)
この牧場の飼育頭数は15万頭。
飼育頭数の半分くらいにオーナーが付いているらしいので、少なめに見積もって15万頭のうち40%(6万頭)をオーナーへ売っていると仮定すると、オーナーは3万人なので1人あたり2頭。
オーナーへの黒毛和牛1頭の売却価格は1頭あたり400万円なのでオーナー1人あたり800万円の投資。
これまでに投資額の10%くらいを回収できたとして、回収額は80万円。
運良く自分の牛を現金化できたとしても回収額は80万円+60万円×2頭=200万円。
オーナー1人あたり600万円を損したことになります。
600万円×3万人=1800億円(泣き寝入り)
こりゃ大事件だ。

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