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2011年6月12日 (日)

ロシアの社会保障制度(1)                法の建前と現実のはざまで

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2011 年 6 月 12 日 ロシアの社会保障制度(1)

ロシア連邦は世界一の国土面積の国です。
面積は日本の45倍ですが、人口は日本より少し多い1億4千万人です。
17か国と国境を接し、日本も隣国の一つです。
ロシアの平均寿命は男62歳(137位)、女74歳(100位)で、先進国にほど遠い水準です。
ロシアの社会保障制度は「公的保険基金」による保険方式で運営されています。
年金は「年金基金」から、社会的諸手当(失業手当を除く)は「社会保険基金」から、医療は「強制医療保険基金」から給付されます。

これらの基金の財源は、雇用者から全額徴収される「統一社会保障税」でしたが、2010年に統一社会保障税は廃止され、雇用者が各基金に直接保険料を支払う方式に改められました。
医療給付が保険方式となったのは1993年の憲法制定以降で、それまでは国家予算による扶助でした。
医療は公的医療機関で無料で提供されることが憲法で保障されています。
しかし、統一社会保障税のほとんどは年金基金に充てられ、医療保険基金への充当は低く抑えられてきました。
そのため、医療機関へ必要額を支払うことができず、公的医療機関を運営している政府機関が一般財源から繰り入れ補填をしています。
予算上の制約が大きいため、無料診療を原則としながら、社会的弱者を除き、レントゲン検査や院外処方薬は自己負担となっているのが実態です。
法的には、患者は全国どこでも無料診療を受けられることになっていますが、実際は指定診療所以外では受診できず、診療待ち期間が長期化しています。
医師はじめ医療従事者の給与が低く抑えられているため、診療順番の便宜などで患者へ金品を要求したりするなど、医療従事者のモラル低下も常態化しています。
医療保険基金が適用されない民間医療機関の設置も認められており、高額所得者は民間医療機関を利用しています。

(保健医療経営大学学長ブログ転載)

▽かささぎの独り言

だから日本へも医療ツアーに見えるのですね。

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コメント

検索サイト Yahoo  検索ワード ロシア 介護制度

5位

きゃー!!
ロシアのおとこって、かまきりみたいにおんなにくわれちゃうの?
62でしんじまうなんて、かわいそすぎる!!
工業用アルコール中毒で年間百数人がなくなるってことも、「フラジャイル」第三話からの連句的でしったけど、。さぶっ!!

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