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2011年6月21日 (火)

二十韻  『 みなづき座 』 満尾

二十韻  『 みなづき座 』

 於・広川町の古賀音彦邸
 時・平成23年6月18日11時~15時

 捌・姫野恭子

新築の家の香りやみなづき座    姫野恭子
  自生の森に若葉風吹く     東妙寺らん
やさしさと強さと弱さ混み合ひて 山下整子
  スキップをして鳴らす長靴   八山呆夢

望の夜の新幹線は鹿児島へ     青翠えめ
   栗飯よそふ母の指先       呆夢
放生会人のにぎはひ偲びつつ    古賀音彦
  大阪弁で口説いてみるか       整子
言へなくてコップの水をゆらすだけ  音彦
  暗幕くぐり飛ぶよ折鶴       呆夢


名残表


新聞の一面に載る死者の数    整子
  牛馬豚鶏雪しまく中        えめ
シベリアの氷原照らし月赤し    音彦
  けんけんぱあで時を忘れる   呆夢
底なしの伯父と競ひて呑むビール 恭子
  グリーンカーテン省エネの夏   呆夢

名残裏

水屋には白磁の器飾られて    らん
  ああ中年は焦げやすきかな   恭子
散る花を追うて明日へ近づきぬ  中山宙虫
 おとぎの国の五人の囃子    竹橋乙四郎    

* 花句、挙句のみネット文音。                      

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コメント

祝満尾。
挙句の「五人囃子」がいいですね。
ありがとう。わてらのことっしょ?
にぎやかだもん、五人も揃えば。笑
花の句の「明日へ近づきぬ」も、なんだか、被災地を含む困難続きの日本を応援するみたいに感じます。未来は必ずやってくる。

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