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2011年5月21日 (土)

平成24年度診療報酬・介護報酬改定(25)            介護保険法の一部改正法案

保健医療経営大学学長
 橋爪 章
2011 年 5 月 21 日 平成24年度診療報酬・介護報酬改定(25)

今国会に提出されている「介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案」は、「高齢者が地域で自立した生活を営めるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが切れ目なく提供される「地域包括ケアシステム」の実現に向けた取組を進める」というのが法案提出理由です。

地域での自立を支援する切れ目ないサービス、がキーセンテンスです。

法案提出時の概要説明資料の記載事項は次の通りです。

次期介護報酬改定も、ここに書かれていることが具体化されるものだと考えて狂いはないでしょう。

1 医療と介護の連携の強化等

医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが連携した要介護者等への包括的な支援(地域包括ケア)を推進。

日常生活圏域ごとに地域ニーズや課題の把握を踏まえた介護保険事業計画を策定。

単身・重度の要介護者等に対応できるよう、24時間対応の定期巡回・随時対応型サービスや複合型サービスを創設。

保険者の判断による予防給付と生活支援サービスの総合的な実施を可能とする。

介護療養病床の廃止期限(平成24年3月末)を猶予。(新たな指定は行わない。)

介護人材の確保とサービスの質の向上

介護福祉士や一定の教育を受けた介護職員等によるたんの吸引等の実施を可能とする。

介護福祉士の資格取得方法の見直し(平成24年4月実施予定)を延期。

介護事業所における労働法規の遵守を徹底、事業所指定の欠格要件及び取消要件に労働基準法等違反者を追加。

公表前の調査実施の義務付け廃止など介護サービス情報公表制度の見直しを実施。

高齢者の住まいの整備等

有料老人ホーム等における前払金の返還に関する利用者保護規定を追加。

社会医療法人による特別養護老人ホームの開設を可能とする。

※厚生労働省と国土交通省の連携によるサービス付き高齢者向け住宅の供給を促進(高齢者住まい法の改正)

認知症対策の推進

市民後見人の育成及び活用など、市町村における高齢者の権利擁護を推進。

市町村の介護保険事業計画において地域の実情に応じた認知症支援策を盛り込む。

保険者による主体的な取組の推進

介護保険事業計画と医療サービス、住まいに関する計画との調和を確保。

地域密着型サービスについて、公募・選考による指定を可能とする。

保険料の上昇の緩和

各都道府県の財政安定化基金を取り崩し、介護保険料の軽減等に活用。

自民党による修正意見は、3-②の社会医療法人の特別養護老人ホーム運営への参入の撤回と2-④介護サービス情報公表制度の見直し内容の再検討などです。

(保健医療経営大学「学長のひとりごと」転載)

コメント   

「平成22年の生命表が7月に公表されますが、どういたしましょうか?」
「どう・・・って例年通りでいいんじゃないの」
「例年通りということになりますと、平均寿命が短縮した年には短縮理由も付して発表いたしておりますが」
「理由づけの前例は?」
「インフルエンザの大流行、阪神淡路大震災、自殺の急増などがありました」
「そういうのはないのか」
「日本人がたくさん、昨年に限って亡くなるような出来事は見当たりません」
「昨年を特徴づける、何か変わった出来事はないのか」
「口蹄疫が日本中を揺るがしました」
「それだ、口蹄疫を理由にしろ」
「口蹄疫では人は死にません」
「ほかに何かないのか」
「前半が鳩山総理で後半が菅総理、これは特徴といえるかもしれません」
「平均寿命の短縮と関係あるのか」
「平均寿命は社会保障施策の代表的な成果指標ですので、政権運用との関連性はあるはずですが」
「それじゃ、俺たちのやり方が死亡率を高めたというのか?」
「昨年、厚生労働省の動きが鈍かったのも一因かと・・・」
「じゃ、官僚が悪いんじゃないか。官僚のせいにしておけ」
「政治主導の結果責任を官僚に、ですか?」
「そうだ。つべこべ言うな」

昨年でしたね。とっくにこの世にいなくなっておられる高齢者の死亡届が何年も何十年も済んでおらず、全国で問題化したのは。たしかに厚労省がらみの事件ではありました。あれが最大の原因なんじゃないの?あの事件、なにがもっとも問題だったのか、何年もそれに気づかなかった制度だろうとおもいました。(かささぎ)

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コメント

「消えた高齢者」の発覚数は、死亡数にも死亡率の計算にも影響を及ぼすほどの数ではないので、昨年の死亡数急増の原因ではありません。
政権交代の成果について、総理は口癖のように「歴史が証明する」と言っていますが、早くも数字で証明が出てきたというわけです。何万人も余計に死なせてしまったのは、大虐殺ともいえるかも。
厚生労働省の官僚たちは、救える命を丁寧に拾い上げる施策を積み重ねています。部署ごとにはわずかな数かもしれませんが、全省的にはかなりの数となるはずです。政権交代以降、官僚たちの手足が縛られているのは事実です。

そうなのですか。
ぜんぜんわからない。
だけど、きになる。
あの大々的に方向転換してダム建造を途中で放棄したりした、その後どうなってるかの報道はいっさいありません。どうなったのかなあ。建設現場で腹らいていた、あるいは今後もはたらくはずだったひとたちは、しごとをなくして、どうなったのでしょう。
そういうひとたちがたくさんいたら、自然と生命力の枯渇につながっていきそうなかんじはします・・・

介護保険法 改正 2011
2位。
1位はこれ。↓

学長、
この記事へのアクセスが毎日百件近くあります。
きのうははじめて千アクセス越えを達成しました。(1,145件)
あのかなしい事故のときのアクセス突出を除いて、はじめてではないでしょうか。

学長の本文はともかくとして、それに続くフィクション作家の文もついでに読まれて拡散してゆくのでしょうね。えれぇこった。

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