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2011年5月27日 (金)

『雲ひとつなき』新茶歌仙4句目5句目

コメント

青空に雲ひとつなき新茶かな    月野ぽぽな 
  畑の隙に茨咲く丘         姫野恭子
水鳥の鳴きし辺りに波寄りて     沢 都
  明治に学ぶ父の帳面       中島 倶
満月は眠らぬ街を通り抜け     青翠えめ

たくさん句案をだしてくださいまして、ありがとうございました。
こういうことにハタときづきました。
えめさんの出してくださった付句でビル街の谷間探してのぼる月という句がありました。が、すぐに、脇句の「隙」と谷間がさわると。
隙と書いて、すきと読む場合もありますが、ひまと読む場合もあります。
むかしの暦は時間と空間がしっかりと結びついていたんだと思えるのが、この「隙」です。すき、というのは、隙間のことで空間であります。ところが、ひまと読むときは、時間的なものまでがすうっと入り込んでくるのです。
古語的な使い方でありますので、ひまはひまでも、すきまという意味です。
石橋秀野さんの句にあるのです。戸の隙に音なく積もる根雪かな、みたいな句が。
戦前の句を学ぶと、おおきなものとつながることができます。
わたしたちが忘れてきてしまったもの。
国語はだいじなわすれものをしてたんだ、ってのが、わかります。
昔の人の書かれたものをていねいによむのは、すごくいいです。
ということで、中島倶さんが出してくださった四句目があるおかげで、五句目の月は少々冒険ができます。えめさんの眠らぬ街をいただきたいと思います。
ともさん句とあわせてよみますと、この句の作者は父の帳面をじいっと見ている。
なにか教えられるものがあるのです。眠れないわたし。
眠れない街。
そして眠れない満月がゆっくりとした早足で通り過ぎて行く。
どこか蕪村の有名な月の句を思い出させるえめさんの月でした。
さて、六句目です。秋。
おりはしです。変化を内包するような句をおねがいします。
以下は、4句目、5句目案が出たコメント集成、まとめておきます。
ぼんさん、せいこさん、ありがとう。
とらなかったのは、よくなかったからではなく、えめさんの句がここにぴたっと納まったからです。またじゃんじゃかだしてね。
乙四郎はん、そらんさん、ろいりーさん、さくらさん、たからさん、らんちゃん、どうか一句でもいいから、だしてくだされ。(つぎの裏の一句目も秋です。)

明治に学ぶ父の帳面
少年の吹くチューバの韻き
字の由来などわからぬままに

ともさん、さっそくありがとさんにござんす。

1明治に学ぶ父の帳面
2少年の吹くチューバの韻き
3字の由来などわからぬままに

このうち、リズムがシサンでおわる2(ちゅーばの・で四、ひびき、で三)を除外。かささぎが例としてあげていたもののなかにもシサンが一つありました。おとさわやかにひづめをけずる。ひづめをけずるおとさわやかに。、ってすればきにならなかったのにねえとやはりおもいました、これ、連句人だから仕方ない。
おもてぶりということで、1をいただきますが、どれをとっても、いい句でした。

青空に雲ひとつなき新茶かな    月野ぽぽな 
  畑の隙に茨咲く丘         姫野恭子
水鳥の鳴きし辺りに波寄りて     沢 都
  明治に学ぶ父の帳面       中島 倶

明治に学ぶ、といういいかたは、明治の先人に学ぶ父というような意味と、明治時代に学んだ父の残した帳面、というような意味と、二つ読めます。
都さんの第三、波が寄っている辺りにさっきまで鳥がいて啼いていたんだという風にも読めますので、それとあわせれば、明治に生まれ学んだ父のかたみの帳面みたいな読みをするのがいいのでしょうね。うまい付句です。びっくりしました。

さて、五句目にいきます。
月です。秋。
乙四郎先生、呂伊利さん、男性のみなさん。
どうか句をだしてくださいませんか。
どんな月でもいいです。ただ、おもてですから、無常や宗教じみたものは控えてください。
ぼん、4句目とれずにごめんね。いい月ができたらおだしください。

こんにちは
ビル街に谷間探して月のぼる

すみません。
ビル街に谷間探してのぼる月

すみません。
谷間と隙はさわりますね

5句目

1  月赤く丸く大きく美しく
2  月満ちて天守の影の長きかな

あやまらんでよかばい。

月赤く丸く大きくうつくしく
これ、よさげなのにねえ。
もう。
色はでています、発句に。
かなどめ?
ばーろー!ざけんじぇねえ。
かおあらってでなおしてこい。

悪かったねーきづかんで。
今顔を洗ったけど、明日にするわー。

月熟れて丸く大きく美しく
月眩し丸く大きく美しく

ぼん、一直はできましたか。
こんなのはどうでしょうか。
熟れて、のほうが元句に近いな。
完熟とまとみたいな月。
ふれなばおちんとす。
線香花火のおわりがけみたいな。

えめさん、月句ありがとうございました。
ビル街に谷間探してのぼる月
おもしろい月ですね。なんとなくこの月のきもちがわかる。めだちたくない月だってあるよね。
ひなびた景色から一転、都会の月へ。
隙間と谷間がたしかにさわるのですね。
きにならなかったのですが、えめさんが自らおっしゃったので、きになってきました。谷間を変えればいいのですよね。
たとえば、凹みさがして。あんまりかな。
ここが工夫のしどころで、ことばを探し回る過程で、名句が生まれるのだとおもう。一日、がんばってみませんか。
まちます。
そういうものですね。
月も、連句に出会うまではさほど気にならなかったのに、常にどこにあるか、出ているのか?ときになる。

恵みの雨。
ってことは、農作業もひと息。
ってことは、パソコンの前。
のわたくしであります。笑

おっ、ともさんの明治に学ぶ父の帳面って、これ、ばりばり捌き好みの一句ではありませんかー。
さすがですねえ。

ぼんの月の句。
これ、いいよ。一直なさいませ。
 月○○○丸く大きくうつくしく

→月のぼる丸く大きくうつくしく
平凡かしら?

人間も地球も月もやや傾ぎ

あらら、まだ表でした。
傾いじゃいかんでしょう。

こんにちは。
>>直しってかなりエネルギー要りますね。しかもなかなか浮かばないし・・。
>>
ビル街に静寂捜しのぼる月
ビル街に夜空探してのぼる月
満月は眠らない街通り抜け
満月は最上階を照らしおり

やっと孫が帰り、一寝入りしてパソコンの前に来る事ができました。

一直

月まろし強く大きく美しく

いかがでしょうか。エメさんの眠らない街の句もいいです。

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コメント

六句目

日本列島鮮やかに浮く(受く)

季語がなかった。さよなら。

やりなおし句

1  一本足の案山子ふんばる
2  運動会の席取りに燃ゆ
3  運動会は予定通りに

 1、桐のひと葉はビル風に舞ふ
 2、ままかり鮨が店の看板
 3、古い花舗あり桔梗が揺るる

あらら、茨が脇に出ていましたね。
植物は駄目か。
じゃあ、魚で。笑

 朝市の競り太刀魚ひかる

あ、またまた、ごめん。
月の横で光ってどうする。

 朝市トロ箱小鰭がはねる

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