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2011年4月23日 (土)

数字で生きているわけではない、とはいえど。杞憂の意味を考える。    広瀬隆+小出裕章vs 竹橋乙四郎

胡桃はあらく

   山下整子

陽の射さぬ冬空、裸木、百舌のこゑ、唱歌のやうな一日がある
原つぱに犬とわたくし 冗長な冬の陽など射しはしないが
身ひとつの魚
(うを)を羨しとおもふ夜のばさりばさりと人を斬る夢
しんかんと雪のひと日はありにけり炬燵に父と母とパン種
やはらかいばかりぢゃさみしわたくしの棘も刻んでパン種捏ねる
うつの日は厨にこもりパンを焼く胡桃はあらく微塵に切つて
さみしさを損なはぬやう うすら寒きうたの七首をなし終ふるまで

                ・・・・・・・・・・・やまなみ2011年4月号から

コメント

くるみパン、フランソワの。最近高くなった上、ちいさくなってしまいました。
あれが、すきでした。姑は。
せいこさん、すごく雰囲気のある歌ばかりですねえ。
私はなぜか原発の虜囚になってしまって、そればかりです。
とても俳句とか歌とかよめる心理ではありませぬ。
きのう、幼馴染とメールをやり取りして思った。
津波のようになんでもかんでも押し流す勢いが、ネット社会には、あるんだと。
デマだろうがなんだろうが一気です。それはすごい。

投稿: かささぎ | 2011年4月21日 (木) 14時50分

ひめ、ネット中毒になっちゃ駄目よ。
わたしには、真実を見極める力がないので、こわいものには近寄らないとこにしてる。というより、とりあえず、目の前にある「やらねばならぬこと」に追われてて。笑

さて、今朝の新聞を見て、ああここまで来たかと思わずにはおれなかった。
いよいよ「警戒区域」が設定されたよ。
チェルノブイリのように、あの地域はゴーストタウン化してしまうのでしょうか?

投稿: seiko | 2011年4月22日 (金) 06時16分

>いよいよ「警戒区域」が設定されたよ。
>チェルノブイリのように、あの地域はゴーストタウン化してしまうのでしょうか?

反響が怖いので学長や学長とりまきさんはブログやかささぎの巣へのアップをためらっているようですが、今日の学長ブログの次の記述について。
>当時の放射性降下物の量は、プルトニウムの放射性降下物が多かった長崎原爆においても、多い地点でもプルトニウムで1500ベクレル/平米を超えないくらいの量でした。
学長は「当時の」とあえて書いていますが、プルトニウムのように半減期が長いものは、いま計っても、原爆直後に計っても同じことで、長崎や広島のアスファルトやコンクリートをちらっとめくれば、当時に降り注いだプルトニウムやセシウムがそのまま放射線を出し続けています。
1500ベクレル近いプルトニウムが土壌に残っている地域の人たちも、そのままそこで生活を続けています。
土壌のプルトニウムが体内に取り込まれる可能性はほとんどないので1500ベクレルくらいなら健康影響は無視できます。
セシウムはカリウムの代わりに野菜を介して体内に取り込まれる可能性はありますが、セシウムの蓄積部位は細胞分裂が少なく癌も好発しない筋肉などですから、こちらもほとんど健康影響は無視できます。
したがって、広島も長崎も、あれだけ激しく放射線が降り注いだ地区であるにかかわらず、居住に不適な地区などありません。
こういうことを知っていると、また、我々が幼少期に空から浴びた放射性降下物の多さを考えると、ついでに、結核発見のために毎年浴びていたX線のことを考えると、昨今の大騒ぎには違和感たっぷりです。
空から降ってくるのが収まり次第、住民は戻ってこれるのではないかと思います。もし、報道されている程度の土壌汚染で20年は住めないというのであれば、今からでも長崎や広島の人たちを避難させなければなりません。

投稿: 乙四郎 | 2011年4月22日 (金) 09時16分

素人にもわかりやすく解説してくださってありがとうございます。
妹が長崎に住んでいます。義弟のおじいさんは被爆されていましたので、ご飯食べる時は母屋に来てありましたが、いつもは庭に建っている小屋(中は見たことがないのでわかりません)で生活をしてありました。うつってはいけないからという親心でしょう。数年前になくなられました。疑問に思うことがあります。
原爆投下した後、アメリカから研究者たちが現場に来て、写真を撮ったりサンプルを持ち帰ったりしましたよね。彼らは被爆しなかったのでしょうか。

投稿: ぼん | 2011年4月22日 (金) 20時40分

学長ブログ、被災者から被爆放射能は移るのか?の記事、興味深く拝見しました。
そしてさらに、この解説で、疑問が解けました。
知らないことは恐ろしいですね。
知らないことで、勝手な思い込みをしてしまうことほど、おろかなことはありません。
先日、新聞のコラム欄に、他県に買い物に来た福島ナンバーの車に「来るな」と落書きがされていたという心ない事件が紹介されていましたが、これなど、おろかとしか言いようのない出来事だと思います。

投稿: seiko | 2011年4月22日 (金) 23時11分

一日あたり、100兆べクレル。http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/695.html

さくらさん、この寒さは。

    ↑
「セシウムに換算すると40倍して・・・」というような計算の仕方は変です。1円玉は1円玉だし、500円玉は500円玉。
原子の数はすごく多いので、原子レベルの数を数えるベクレル単位だと、放出源では兆や京の桁のカウントになっても不思議ではないと思います。
原子炉内の物質が外へ飛び出してたら、100兆ベクレルくらいはあって当然。
でも、大爆発による拡散ではないので、大半は原発敷地内に降り注いでいます。
要は、遠くまで飛んで行った放射能がどのくらいあり、人が生活しているところで何ミリシーベルトになっているか、という点を冷静に見極めることです。
それは、既に各地で観測されているので、そのモノサシでリスクを判断すればいいと思います。
シーベルト単位で評価できるところに、わざわざ、ほかのモノサシをあてても意味はないのでは。
発生源の放射能が100兆ベクレルだから健康影響がある、と危機感を煽るのは、「太陽は熱いから、地球人は焼け死ぬぞ」と言ってるようなものです。
ちなみに、昔の腕時計の文字盤の夜光塗料に含まれていた放射性物質(トリチウム)なんか、300万ベクレルはありました。そんなものを四六時中身に付けていても、被曝線量はマイクロシーベルト以下でした。

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コメント

うろ覚えで書いたので、記述に正確ではない部分、誤った部分がありました。
腕時計の蛍光塗料についてですが、日本製の腕時計ではトリチウムは使われていなかったようです。
日本の法律の規制で、370万ベクレル以上のトリチウムは腕時計には使用できず、370万ベクレル程度ではあまり光らないのだそうです。その代わり、370万ベクレルでも光るプロメチウムが使用され、腕時計からの被曝線量は年に数マイクロシーベルトあったようです。日本の時計メーカーは2000年に放射性物質の使用を全廃し、「蓄光性夜光塗料」に置き換わっています。従って、古い時計か輸入時計でない限り、腕時計では被曝しません。
輸入時計の場合、たとえば英国では法的規制がプロメチウムが600万ベクレル、トリチウムが3億ベクレルなので、輸入時計からの被曝線量は数十マイクロシーベルトに及ぶ可能性があります。

乙四郎先生。
実は、はずかしながら、なんどきいても、シーベルトとベクレルの違いがわからないのですよ。わかるのは、数字だけです。桁が多いと、どひゃっとびっくりします。
しかし、きょうの、
「シーベルト単位で評価できるところに、わざわざ、ほかのモノサシをあてても意味はないのでは。
発生源の放射能が100兆ベクレルだから健康影響がある、と危機感を煽るのは、「太陽は熱いから、地球人は焼け死ぬぞ」と言ってるようなものです。」
この表現はよくわかりました。説得力がありました。


乙四郎先生も以前、こどもと妊婦には放射能がよくない。と書かれていましたよね。それなら、いわゆるホットスポットに入ったらしい飯館町とか高レベルの放射能値が出ているところは、だいじょうぶだいじょうぶ、とは口がさけてもいえないはずでしょう?
危険がわかっているのに、被災者の気持ちを忖度して、耳触りの良い気休めをはくのは、政治のただしい態度ではないとおもいます。
かんさんは、松本さんがいったことにしてしまわれたようですが、ああいうことをせっかく口にしながら、なぜ、ちゃんと現地の人たちに説明ができなかったのでしょう。
もったいないです。
気分を害されても、ハートをもって、真実を伝えておれば、もう少しましな展開が期待できたはずです。

菅さんは、ベントを指示しておきながら防護服を着ずに現地入りするくらい、放射線や放射能について驚くほど無知な人なので、ひょっとして、いまだに現地のリスク評価ができていないのではないかと思うのです。
放射線のリスク評価がいかに難しいかは、たとえば広島・長崎原爆の入市被曝の健康影響について、数年間を費やして真剣に取り組んだ者でないとわからないのかもしれません。

広瀬隆+小出裕章vs 竹橋乙四郎

VSとは見ていません。
どちらも本当だと思って読んでいます。

私も単位はどうしても理解できません。
ラジオで大竹まことがわかりやすい単位で言ってくれ・・なんて言っていましたが、そういうもんじゃないと思います。
専門家の間ではそれが当たり前で、一般の人がついていけるような世界ではないのだと思います。

で、乙四郎さんは違う側面があることをそのまま言ってくださっているので、とてもほっとしたりなーんだと思ってしまいます。
ちょうど、戦争中の出来事はすべて日本が悪かった事しか知らなくて、卑屈になりそうになった時、
良いこともたくさんあった、こういう良いことをした人も居たんだよ・・と知っていくうちに安堵したのと似ています。

が、これは今現在わが身に降りかかることなので
かささぎさんのように真剣に知るべきことはすべて知るべきと思いますが、じゃ知ったからと言って現実にどうするのか、とても難しいです。
強制的にここへ避難してくださいと命令が下れば着の身着のままでも行くと思います。
だけど疎開先がある人は自主的に行って下さいなんて困る。
一家で九州へ行って弟の家にずーっと何日も何日も居られるだろうか?
私たち夫婦だけ助かっても、娘夫婦・孫・息子・嫁が
東京に残っていては意味がない、自分だけ命があっても生きる意味がないのです。
仕事を放り出して東京を離れることが一番難しいような気がします。
今までどおり身近な人と一緒に運命を共にするのが
いいのではなかろうか・・・なんて毎日考ています。

わたしも身近な人と一緒に暮らせる方がいいと思います。
寝たきりの夫を見ている人が、「命は惜しくありません。ここで最後まで暮らします。」と言って、避難を拒否してありましたが、今はどうされているのでしょうか。

強制避難区域の人たちの発がんリスクは、タバコを吸ってる人だったらタバコを止めたら帳消しになってお釣りがたっぷりくるくらいのリスクですから、どうして強制するのかな、という気持ちです。
きっと強制しておかないとあとで責任追及されるから、とかいう科学とは別の尺度の判断があるのだと思います。
リスクを少しでも低くする、という政治主導はよしとしても、それなら禁煙も強制してくれないとバランスがとれません。

>だったらタバコを止めたら帳消しになってお釣りが>たっぷりくるくらいのリスクですから

不謹慎ですが、笑ってしまいましたけど。

「小出裕章 4月24日」
72,600件中10位

[広瀬隆 4月24日]
105,000件中5位

夜光塗料 ベクレル

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