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2011年4月30日 (土)

スウェーデン王国の社会保障制度

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2011 年 4 月 30 日 スウェーデン王国の社会保障制度

スウェーデンは福祉国家の典型例として語られることが多い国です。

中立政策によって第一次世界大戦でも第二次世界大戦でも国家ダメージはほとんどなかったという歴史的特徴があります。

また、人口の7分の1は第二次世界大戦後の移民であるという人種的特徴があります。

スウェーデンという国を最も特徴づける政策は「完全雇用政策」でしょう。

スウェーデンの首相には教育行政に熟知した政治家がしばしば選出されています

教育行政と連動し、時代の変化、産業構造の変化に対応した人材が労働力として供給され、結果として失業者がほとんどいない国家となっています。

なお、失業や出産・育児等による休業の場合も、就労時の賃金の80%は雇用主が拠出する社会保険によって支払われています。

社会保障給付が手厚いため、国民の所得格差は非常に小さくなっています

財産に対しては財産税が課せられます。

国の所得税は少数の高額所得者に対してだけ課せられ、大多数の納税者は地方所得税だけを支払います。

スウェーデンの税と社会保険は、所得再分配システムとしての機能が明確です。

高所得者から低所得者へ、無子家庭から有子家庭へ、健康者から病者へ、勤労者から学生や年金生活者へと所得が移転されています。

高齢者施策と身体障害者、長期療養者に対する社会サービスは、末端行政機関である市(コミューン)が全責任を負っています。

保健医療サービスは、ほとんどが公立機関で提供され、その運営責任は州議会にあります。

医療従事者の大半は公務員です(国民の約10%が保健医療に従事しています)。

従って、保健医療の運営財源は税収に依存しており、経済成長の鈍化とともに、(高齢者増による)需要と財源のアンバランスに起因する諸矛盾が生じてきています。

入院医療は訪問看護を主体とした在宅医療に大きくシフトしてきています。

入院ベッド数は半減し、予約受診に何日も何週間も待たなければならない現実があります。

(保健医療経営大学「学長のひとりごと」)

▽集中治療室談義

古き良き時代のそれと今のそれについて、かささぎの感慨

コメント

[父はその後病状一変して死線を彷徨い、集中治療室に入りましたが、業界の方々が見舞いに来て受付で病室訊いたら、集中治療室の場所を教え、そこのインターフォンで「○○さんの…」と言ったか言わないうちに「どうぞお入りください」と言われたとのこと。言われた方が、あれ?ホントに入っていいのかなと、半信半疑で入っていったそうな。その数日後、その方々の1人が家に来て、家族かどうかも訊かないで、いともあっさり入れるって、おかしかですよね、と言いよんなはりました。]

この部分ですけど。たしかに、これまでのわれらのイメージでは、集中治療室=神聖なる生と死のあはひの場、だれでもは入れぬ場、身内でもキーパーソンくらいしか入れぬ場、ってものでしたよね。
ところが、ぎっちょんちょん。
ろいり先生、きいておくれやっしゃ。
そらあんた、かささぎかて経験しましたで。
おとっつぁんが胃がんで視線をさまよったときだったかいつだったか、はいったんや。それがなそんときは、安アパートのたこべやみたいなところだったで。カーテンで仕切られたベッドが並んでいるだけ。
室の前だけ消毒液がおかれてはいますが。
ベッドのある足元の方に、つまり壁際に、ずらりと患者さんたちの荷物を入れるかご。あれま、ここは安手の温泉かい。ってなかんじでんがな。
なんかざわざわしてるし、看護師さんやもたくさんひんぱんに出入りしているし、そらそうやな、おおべやだから。
これはいったい、なんでしょう。
とちらりとおもいましたが、集中治療室ってところは、そうそう長くいるところでもないので、緊急避難的に責任をもって24時間ずうっと看護の意識をあつめる場、ってことだろうから、そんなものなのかな。こんなに人が多い世の中だし。
とおもいました。はい。すんません。

ほうしゃのうは移らないが、関西弁はうつります。
31文字倉庫にいったら、こてこてにうつってしまいました。

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コメント

福祉問題では何かとすぐに持ち出されるスエーデンなので、どうなっているんだろ?単に税金が高いだけだろうぐらいに思っていました。

無駄のない考え方税金の使い方を実行し、みんなが助け合えるシステムが出来ているんですね。

中立国であること、戦争をしない国であること、教育が大事であることが鍵のようですね。
移民が多いのにいさかいも起きないのは、生活が安定して不満の起きようがないということでしょうかね。
そうすると軍隊はあるのだろうか?と思ってしまいます。

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