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2011年4月29日 (金)

小出裕章助教かく語りき

2011年4月27日(水)、MBS(毎日放送)ラジオのたね蒔きジャーナルに小出裕章氏が出演されました。

2011年4月27日【水】
放送作家が見た被災地
 今夜は、東北の被災地を訪れてきた放送作家の石井彰さんを東京のスタジオにお迎えし、話を伺います。石井さんからは、“放送人”として感じたこと、特にいま現地に何が必要なのか話してもらうとともに、現地のボランティアの状況や、地元ラジオがどのように情報を発信できたかなど、話を聞きます。
 また、今夜も京大原子炉実験所の小出さんに電話出演していただき、汚染された学校の表土除去の問題や、女性社員の被爆などについて話を伺います。

今回も、小出先生の出演部分を公開してくださっている方がいます。

【福島原発】4/27/水★1.内部被爆について2.1号機も高濃度汚染 1/2

【福島原発】4/27/水★1.内部被爆について2.1号機も高濃度汚染 2/2

以下、要約です。(全文書き起こし転載はその下にあります)

・(福島原発において東電の50代女性社員が、女性に定められた法定限度の3倍を超える被曝をしたことについて、マスク等着脱時にほこりをすったことによると言われているが、それは想像できるか?)できない。とてつもない被曝環境に女性がいたこと自体も意外だが、マスクを外すときだけで大量の被曝をすることは考えづらい。性能のいいマスクほど息苦しくなるために外してしまうということは以前から確かに言われていたが、今回は分からない。

・(今回の女性の被曝は、今後50年間で13.6ミリシーベルトに相当する内部被曝だとされているが、どういう意味か?)身体の内部に入った放射性物質から放射線が出ることを内部被曝と言う。とりこんだ放射性物質の固有の性質によって放射線が減っていく。また尿などによっても身体が排泄していく。そうしたことを放射性物質ごとに計算し、50年間でどのような被曝があるかということを導いたもの。

・(50年間で13.6ミリシーベルトというのはどういう数字か?)1年間で1ミリシーベルトの被曝というのがふつうの人の基準。今回の数字は50年間の合計であるため、この女性が今後こうした作業に携わらなければ、一般人の限度に収まると思う。

・(ほこりであるならば、咳などで身体外に排出されないのか?)ほこりといっても目に見えるようなものではない微粒子であるため、認識しないまま取り込んでしまうくらいのもの。薬剤で取り出そうという研究はあるし、それなりの効果のある薬剤もあるが、あまり大きな効果は期待できない。

・(免震重要棟に滞在した時にも被曝したとされているが、そこは休憩所のはずだが?)免震重要棟も福島原発の敷地内にあり、その建物だけクリーンだということはない。人が出入りするだけでも放射性物質が中に入ってしまう。

・(郡山で校庭の土の表面を削る作業が行われたが、とられた土は市内の埋立処分場に運ばれるということだが大丈夫か?)なにより子どもを守らなければならないため、土を削るのはいいことだと思う。ただし削った土の中には放射能が残っており、それをどのように管理するかという問題はある。処分場周辺に対する影響もある。放射能で汚染されたものとして管理する環境に置く必要がある。ただしそうした場所(放射能の墓場)を選定することに困難がある。というのは、どんな場所でも、ある人たちにとってはふるさとであるから。とても気の重い決定になる。

・(土の表面をいったん除去しても、それ以降また汚染されれば繰り返すことになるのでは?)そうなる。が、福島の現在の汚染の大部分は3月15日から16日の間に降り積もったもの。これ以降大規模な汚染が生じなければ、いちど削り取れば耐えられると思う。だが、また大きな汚染が起こることを危惧している。

・(処分するものを管理する区域の設定の必要がありそうだ)やらなければいけないし、ある時点で決断が必要。

・(1号機の建屋で1120ミリシーベルトという放射線量が測定されたが?)すごい線量。今回の事故を収束させるためには私自身現場の作業に携わってもいいと考えていたし、今でも思っているが、これほどの数字を見ると躊躇してしまう。普通の人は入れない。

・(この高い線量の原因は?)今日55%に修正されたが、いずれにしても炉心の大きな部分が損傷している。外に出ているトレンチの水ですらすごい汚染になっているわけで、建屋の中の汚染がひどいのは当然。格納容器の中は立ち入れないレベルだし、次に汚染度の高いのは建屋。こういう事故なのだから汚染は避けられない。

・(水を増やすことで損傷が大きくなると先生は危惧しているが?)うまくいってくれればいいが、損傷拡大については今でも気にしている。

・(4号機のプールは、先生が言った通り、だいぶ傷んでいるようで、耐震補強をすると言っているが)今後余震が予想され必要なことであるため、やってほしいとは思う。プールが崩壊したらお手上げ。ただし被曝環境がひどく、気が重いし、不安。

・(新たなプールを作って壊れたプールから燃料を移動させるのは可能か?)ひとつの選択肢ではある。ただし今ある使用済燃料はかなり損傷していて、被覆管がぼろぼろになり、ペレットがこぼれており、集めるのは難しい。でも、いつかはやらなければならないこと。と言っても大変なこと。

・(細野補佐官がすべての情報を公開すると言ったが、実際どうか?)されていない。重要な情報で公開されていないものは沢山ある。たとえば再臨界が起こっているかどうかは、原子炉の中性子の量を見れば一目瞭然で分かるが、それは出されていない。中性子については正門付近の量が散発的に出されただけで、それ以外には発表されていない。

引用コピペ元;http://hiroakikoide.wordpress.com/

コメント
コメント
この人を毎日見たいというのは、なんなのでしょう。
しんぱいがしたいのですよ。

投稿: かささぎ | 2011年4月23日 (土) 21時14分

福島県のある小学校のホームページに掲載されているお知らせです。
~~~~~~~~~~~~~~~~
先日来、本校独自で実施した校舎内及び校庭等の放射線測定値をホームページに掲載してまいりましたが、インターネット等での測定値の発表は、文部科学省や県など公的な機関が測定したものに限るとのことから、今週からホームページへの掲載は中断することとなりました。
~~~~~~~~~~~~~~~~
どんどんおかしな国になってゆきます。
大本営発表のもの以外は発表禁止ですか・・・

投稿: 茹で日本 | 2011年4月29日 (金) 00時52分

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コメント

小出裕章 検索751万件中二番目に出るのが↓
玄海原発もプルサーマルだったんだろうか?
知らない間にどんどんどんどん危険なことを。

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