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2011年3月19日 (土)

放射線・放射能と健康被害(3) 許容被曝線量ってあるの?

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2011 年 3 月 19 日 放射線、放射能と健康被害(3)

前回、健康に何らかの影響が出るのは100ミリシーベルト(10万マイクロシーベルト)以上だと書きましたが、200ミリシーベルト以下の被曝での健康影響は実証に乏しく、低線量被曝の人体への作用については議論が分かれています。

高線量被曝の健康影響については、広島・長崎の被爆者の追跡調査などによって実証されています。

(全身に一度に)500ミリシーベルトを被爆すると白血球が一時的に減少します。

1000ミリシーベルトを被爆するとが起こります。

2000ミリシーベルトを被曝すると5%します。

4000ミリシーベルトを被曝すると50%死亡します。

7000ミリシーベルトを被曝すると100%死亡します。

私たちは自然界から年に1~2ミリシーベルトの被曝を受けており、一生の間に100~200ミリシーベルトくらいの被曝を受けます。

以上より、100ミリシーベルトを健康影響の判断の目安として、法規制などを整備するのは妥当なところでしょう。

国民の放射線障害の防止を図るために制定された「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」では、一般人がやむを得ずさらされる放射線の限度(医療被曝を除く)を年間1ミリシーベルトとしています。

生涯で100ミリシーベルト前後ということになりますので、十分に安全な基準です。

原子力発電所であれ、研究機関であれ、医療機関であれ、放射線を扱う施設においては、一般人がこれ以上の被曝をすることがないように規制されています。

医療の場合、医療法や薬事法により、放射線機器や放射性医薬品の扱いに厳しいルールが定められています。

放射線を扱う事業所で働く人の安全確保については「電離放射線障害防止規則」によって放射線作業従事者の被曝線量の限度が定められています。

放射線作業従事者は5年間で100ミリシーベルトを超えないこととされています。

また50ミリシーベルトを超える年があってもいけません。

なお、女性は3か月あたり5ミリシーベルトを超えてはならず、妊娠期間中は1ミリシーベルトを超えてはなりません。

「電離放射線障害防止規則」には、今回のような緊急作業を想定しての線量の限度も定められています。

健康影響の判断の目安であるところの100ミリシーベルトが緊急作業時の被曝線量の限度です。

今回の福島原発の事故に際しては、この限度を守ると15分程度しか作業時間が確保できないことから、特例として250ミリシーベルトに引き上げられました。

健康影響が実証されていないレベルの被曝線量ではありますが、作業員の今後の入念な健康管理が必要でしょう。

なお、国際基準では、重大事故時の被曝線量限度は500ミリシーベルトとなっています。

保健医療経営大学『学長のひとりごと』転載

▼連句的サイトのご紹介

ここ、みてhttp://toki.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1300166178/l50

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コメント

放射線量の計測器が入手難みたいです。
以前、科学技術庁から「はかるくん」という計測器を借りて、いろんなところで測定したことがあります。
携帯電話くらいの大きさで、1時間当り何マイクロシーベルト、という数値を10秒毎に表示してくれるすぐれもの。
飛行機に乗ったら、ぐーんと数値が大きくなりました。宇宙から放射線が降り注いでいます。
人一倍たくさん飛行機に乗ってるので、被曝量は多いのですが、飛行機の乗務員はもっと多いです。

「 医療者、許容線量」31,600件中3位。
これはほかのサイト、たとえば、レントゲンは年間何回まで?という質問への答えのあるブログとかあり、参考になる。

[放射線作業 被爆量] 1,100,000件中8位。
上位には今日のニュースで扱っていた、国は原発従事者の許容被曝線量を引き上げた、っていうのが入っていましたので、健闘していることになりますね。
げんぱつのことがよくわかってるプロの技師。その人たちに仕事を任せたいが、限度があって、できない。どうすればいい。。。。修理もできない、とめることもできない、とすればどうしたらいいんだ。

「放射線 年間被曝 許容限度」46,100中3位。

不安のかたちを、みせられています。

許容被爆量
237,000件中2位。

きょようひばくりょう。だれがきょようするんだ。

放射線の法律 許容被爆量

124,000中1位

一生許容線量とは

25,800中3位

許容 被曝量
215,000件中2位。1位をはりつけています。↓

放射能の健康被害って何?
431,000件中1位
2位はこれです。
健康増進に福島の被曝野菜を。という発想。↓

「許容被曝線量」検索
アクセス第二位です。
一位は↓(必読)、小出助教授のは三位です。

許容線量
482,000件中一位。
二位はここ。↓

許容空間被爆線量
検索五位
一位はこれです↓

許容被爆線量

2番目に出るようです
放射能関連と口蹄疫については、いまだに上位に上がります。毎日見えています。

検索サイト Yahoo  検索ワード 人 一生の被爆量

4位

検索サイト Yahoo  検索ワード 医療従事者 許容線量

2位

1位には放射線技師の

医療被爆 許容線量

2位

日本の医療被曝は世界一☟

検索サイト Bing  検索ワード 患者 医療被曝 許容線量 1年間

1位

武田邦彦先生の記事が次です

貼り付けできないのですが、上に引いた武田先生記事は必読です。
日本は欧米の三倍も医療被曝しているそうです、レントゲンは儲かるのでしょう、高いですよね。
患者の追跡調査をすべき、共通のカルテが欲しい、と書かれております。

滞在時間 50秒 閲覧ページ数 2ページ 参照元 年間許容被ばく線量

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