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2011年3月10日 (木)

国民健康保険の財源(4) 福岡市と真逆の対応をした大田原市

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2011 年 3 月 10 日 国民健康保険の財源(4)

新年度の国保の保険料の引き下げや引き上げには条例の改正が必要ですので、全国各地の市町村議会では条例改正案が審議されているところです。

一昨日、栃木県大田原市の国保料率を15%上げる条例改正案が市議会に提出されたことが報道されました。

市は、市の国民健康保険運営協議会への諮問を経て、国保料引き上げの方針を固めたのだそうで、福岡市と真逆の対応です。

大田原市は医療ハイテクメーカーが集積する医療産業都市で、本学の教育と同領域の「医療福祉・マネジメント学科」を有する国際医療福祉大学が所在している市でもあります。

政権交代によって、昨春、十年ぶりに診療報酬が引き上げられましたが、入院医療を担う病院の診療報酬が手厚くなりましたので、福岡市はじめ病院が集中している市では医療費が増大します。

市町村の国保特別会計ではこれに対応した歳入を確保しなければなりません。

大田原市では、保険料を上げなければ新年度に6億400万円が不足すると試算し、大幅に保険料率を引き上げる方針を出しています。

保健医療経営大学『学長のひとりごと』転載

▽かささぎの独り言

脳腫瘍をとりのぞく手術をうけた父は、おかげさまで順調に快方へ向かっています。リハビリ病院への転院をすすめられました。
まもなく転院すると思います。
主治医の先生は、杖つき歩行を目標に頑張ってほしい。
とおっしゃいました。

ところで、脳手術は百万円。
国保負担額は、五万円を切る金額でした。
では残りのお金はどこからでていたのでしょう?

私にはよくわかりません。
「かささぎさんは、ずっと学長講義ブログを転載してきたのですから、せめて少しは予想くらいはできてよさそうではありませんか?」-天の声。
はいそうですね。
ということで、予想します。
まちがっていたらごめんなさい。
まず請求書には、一割負担、と書かれていました。
高貴高齢者だからでしょう。
でも、100万の一割は10万ですよね?
それが半額になるのが、どうもわからない。
たしか市の医療制度では高額医療の場合、月に8万円以上?かかる場合は援助があるような話をきいたことがあったけど。
くわしい話は市民にもよくわかりません。
ありがたいのです。ありがたいのですが、だからこそ、心配になってきて。
今日の学長ブログを読んで、さらに、市町村国保の内情が、ほんとうに気になってきました。大丈夫なんだろうかなあ。
先日から始まった国保の財源シリーズ講義、これをまじめに読んでいたら、かささぎの疑問もすっきりと整理できるのでしょうか。

きのう、あまりに高度な内容だったため、かささぎ頭ではこなれず、すっとばし読みしてしまった部分をもう一度引用。

国保の保険給付費の50%は、市町村が国保特別会計で支出すべき額に対しては30%くらいの額となります。
国保特別会計では、後期高齢医療の拠出金など、市町村や都道府県が負担すべき部分もあるためです。」

なぜよくつかめないのか、というと、ことばがわからない。
どのことばかというと、

1保険給付費

医療給付費

1年間に医療保険で使われた医療費の総額である「国民医療費」から、患者負担を除いた医療費のこと。国などの公的機関が支出した医療費でもあります。

2国保特別会計

このことばは検索しても専門用語としては出てこないので、文字通り国保のための会計と受け取っていいのかな。

後期高齢医療の拠出金

後期高齢者医療制度(こうきこうれいしゃいりょうせいど)とは、日本国内に住む75歳以上の後期高齢者[1]全員と、前期高齢者(65~74歳)で障害のある者を対象とする、他の健康保険とは独立した日本の医療保険制度[2]

国の医療制度改革の一環として、第3次小泉改造内閣が提出し成立した「健康保険法等の一部を改正する法律」(2006年6月21日公布)により、法律名を従来の「老人保健法」から「高齢者の医療の確保に関する法律」に変更。その内容を全面改正すると共に制度名を「老人保健制度」から「後期高齢者医療制度」に改めた[3][4]。制度施行は2008年4月1日。2009年9月、後期高齢者医療制度廃止法案を提出した民主党社民党国民新党が政権与党となるが、後期高齢者医療制度に代わる案がないため、この制度が維持されることが決定した。

かささぎの旗で「後期高齢者医療制度」検索。
http://search.nifty.com/websearch/search?select=2&ss=cocowin&cflg=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&q=%E5%BE%8C%E6%9C%9F%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E5%8C%BB%E7%99%82%E5%88%B6%E5%BA%A6+site%3Ahttp%3A%2F%2Ftokowotome.cocolog-nifty.com%2Fblog%2F&ck=&otype=

このなかの記事をいくつか拾い読み

松永氏の書かれた『安楽病棟』書評は、読むたびに表情を変えます。
今回は後期高齢者医療制度という複雑な制度へのやんわりとした批評がしみました。

ほかには、

http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-53e5.html

http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-7c32.html

ううむ、ごてごてとしていて、やはりさっぱりよくわからん。
なぜだ、なぜすっきりといかない。

1ついえるのは、これはとってもありがたい制度ではあるが、憲法9条とおなじで、最悪のやり方なのではないか。ということだけ。
だれが支払ったかわからん制度では、破たんしたとき責任のなすりあいにならないだろうか。

おせわになるという痛みがなければ、いけない。

たとえば、救急車にしたって、一回よんだら6万円取られるアメリカほどではないにしても、せめて一回一万円くらいは支払うべきだ。
どんなにありがたいことか。末永く続いてほしいから。

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コメント

「国保の保険給付費の50%は、市町村が国保特別会計で支出すべき額に対しては30%くらいの額となります。
国保特別会計では、後期高齢医療の拠出金など、市町村や都道府県が負担すべき部分もあるためです。」
は確かにわかりにくいのでブログでの表現を修正しました。
ただ、表現の修正だけで、解説は後日まわしです。

そうですか。それはどうもありがとうござんす。

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