無料ブログはココログ

« プルトニウムの検出  原発由来と原爆由来の違い | トップページ | 菜の花の海で小松菜を紛失。 »

2011年3月30日 (水)

放射線、放射能と健康被害(7) 問題はヨウ素の場合

保健医療経営大学学長
 橋爪 章
2011 年 3 月 30 日 放射線、放射能と健康被害(7)

カリウムは、毎日、約3.3gを摂取して既存のカリウムと置き換わっています。

すなわち、毎日100ベクレルを経口摂取して内部被曝しているということになりますが、置き換わって排泄されるカリウム量も同じですので、内部被曝線量の増減はありません。

原発事故で大気中に放出される元素に、キセノンやクリプトンなどがありますが、これらは人間の体の構成要素ではありませんので、仮に吸引したとしても人間の体内に留まるのはごく短期間で、ほとんど内部被曝線量は蓄積しません。

同様にセシウムも大量に放出されますが、体内構成比はカリウムの10万分の1ですので、内部被曝線量は限定的です。

しかしヨウ素の場合は、摂取した放射性ヨウ素が既存の体内のヨウ素と置き換わりますので、内部被曝線量が蓄積します。

半減期が短いので、微量でもベクレル数は大きくなり、被曝線量も多くなりますので警戒が必要です。

ヨウ素は甲状腺に集積しますので、10000ベクレルを摂取した場合、甲状腺は0.22ミリシーベルトを被曝します。

核反応生成物として、100万kWの軽水炉には300京ベクレルの放射性ヨウ素が蓄積していますので、原子炉が爆発したりすると大量の放射性ヨウ素が大気中へ拡散します。

チェルノブイリ事故の際は30京ベクレルが拡散しました

そのような事故情報が得られた場合、放射性ヨウ素が体内のヨウ素と置き換わらないよう予防することが重要となります。

放射性ヨウ素を摂取する危険性が高まったタイミングに同調して放射性ではないヨウ素(錠剤など)を同時に摂取すれば、それぞれの摂取量に比例して体内へ取り込まれ、余分のヨウ素は体外へ排泄されますので、放射性ヨウ素の影響を緩和することができます。

放射性ヨウ素がほとんどない時のヨウ素錠剤の予防的服用は、ほとんどがそのまま排泄され、意味がありません。

また、ヨウ素錠剤の連用は副作用による健康影響のほうが心配となりますので、タイミングよいワンショットの服用がポイントとなります。

なお、原発事故の際に人が放射性ヨウ素を取り込んでしまう主な経路は牛乳の飲用です。

牧草上の放射性ヨウ素が原乳中に濃縮されるためです。

目下、汚染のおそれがある牛乳の流通は規制されていますので、この経路による摂取は心配に及びません。

飲料水、空気を通じての摂取は、濃縮がありませんので、大量の放出がない限り、過度に警戒することはありません。

保健医療経営大学『学長ブログ』より引用。

≪コメントまとめ≫

かささぎ編集:
「日本のいまここにある最大の危機」

きょうは、この人のブログから引きます。植草先生。
このお方のお名前はファクタのあべしげさんのところでもおみかけしたことがありました。そのときは、あの問題の。と思ったのですが、今はなんの偏見もございません。
迫力、納得、政府への抗議が的を射ている。
少し長いのですが、どうか最後まで読んでください。

「枝野幸男氏は、
「1日24時間365日、被ばくし続けたときに、健康を害することがあるかどうかといった程度の放射線量」
であると述べたが、日本国民を馬鹿にするのもいい加減にしろと言いたい。
 
 福島第一原子力発電所から20キロ離れた福島県浪江町で3月15日に計測された放射線量は195~330マイクロシーベルトである。
 
 この330マイクロシーベルトの数値を元に計算すると、この放射線量は、
1日で  7920マイクロシーベルト、
1ヵ月で 23万7600マイクロシーベルト
1年間で 289万0800マイクロシーベルトである。
 
 すでに、本ブログで紹介したが、
放射線作業に従事する人の法的年間被爆限度は、5万マイクロシーベルトである。
 
25万マイクロシーベルトの被ばくで、白血球に異常が生じるとされている。
100万マイクロシーベルトの被ばくで、生命の危険が生じると言われ、
400万マイクロシーベルトの被ばくで、半分の人が死亡するとされている。
 
 この数値を踏まえて、枝野幸男氏は、
「1日24時間365日、被ばくし続けたときに、健康を害することがあるかどうかといった程度の放射線量」
だと強弁し続けるのか。
 
 国民の生命にかかわる事項でウソを言ってはならない。

 米国政府が日本に居住する米国人に対して、半径80キロエリアの外に退避するように指示を出したことも、菅政権の狂気を如実に物語っている。菅政権は国民の生命、健康、生活のことなど、まったく真剣に考えていない。財政負担が拡大するから、20キロから30キロエリアに国民を閉じ込めておけばよいとの発想しか持たないのだ。これほど卑劣な政権が居座っていることは日本国民最大の不幸である。万死に値する!!
 
 菅政権が設定した半径20キロから30キロのエリアで、生活に不可欠な物資が搬入されず、生存が脅かされる事態が発生しているのだ。
 
 記者会見で、「積極的に屋外で活動しろ」と命令する前に、政府が政府の責任で、必要物資の搬入を確実に実行するべきだ。うそ八百の記者会見で国民を不幸にするくらいなら、枝野氏が運転手になって20-30キロエリアに物資を運ぶべきだろう。
 
 そもそも、「屋内退避エリア」などという、最悪の地域設定を行ったことに問題があるのだ。
 
 3キロエリア、あるいは20キロエリアなどを五月雨式に設定するところに、危機管理の根本が欠落していることが明白に示されている。
 
 初動で、大きく遠隔の安全圏への避難を決定していれば、住民の移動は、初動と帰還の2度で済む。3キロ、20キロ、30キロを、場当たり的に切羽詰まって深夜、早朝に強制すれば、住民の物理的、精神的負担は計り知れない。
 
 菅政権の対応が最悪であることを改めて指摘しても不毛だが、これ以上、国民生活を破壊せぬよう、避難場所確保を含めた安全圏への住民避難を政府の責任で直ちに実行するべきである。もちろんその前に、20-30キロエリアの避難住民に対する必要物資搬入などを確実に実行すべきことは当然である。
 
 また、テレビ朝日は、東京電力から巨大な広告収入を受け入れてきたからといって、歪んだ報道を行うべきでない。東京電力を意図的に持ち上げる報道は醜悪である。
 
 すべてのテレビメディアに共通するが、1時間当たりの放射線量とレントゲン1枚の放射線量を比較する意図的な情報操作が行われているが、ある地点の1時間当たりの放射線量は24倍して1日分、720倍して1カ月分、8760倍して1年分の放射線量になる。子供だましの情報操作を即刻やめるべきだ。」引用元↓

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-24b3.html

福島原発から65キロも離れた「現地」対策本部

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-d7fe.html

テレビが伝えない福島原発の著しく困難な現況↓

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-4004.html

福島の原発事故に関する海外の情報↓

http://blog.goo.ne.jp/adoi/e/899109af6aebf625b1258f691611d3fa

« プルトニウムの検出  原発由来と原爆由来の違い | トップページ | 菜の花の海で小松菜を紛失。 »

コメント

事実をそのまま書いているように見えますが、フィクションです。こんな出鱈目なことがノンフィクションであるはずがない。
   ↓
「俺は悪くない。震災復興担当大臣としての入閣を断ったあいつが悪い」
「パフォーマンスじゃなくて本気で入閣させたかったんなら、事前に私に相談してくださいよ。それに、今は体制や人事をいじってる場合じゃないですよ。震災復興だったら、とっくに防災担当大臣が統括指揮しています。混乱のもとです」
「そうか、じゃ、対策本部を作れ。まず、緊急災害対策本部」
「本部長は誰を?」
「俺だ。」
「かしこりました」
「それから、原子力災害対策本部」
「本部長は誰を?」
「俺だ。俺は原子力に強いんだ」
「かしこまりました」
「それから、福島原子力発電所事故対策統合本部」
「本部長は誰を?」
「俺だ。俺は原子力に強いと言ってるだろ」
「かしこまりました」
「それから、被災者生活支援特別対策本部」
「本部長は誰を?」
「俺だ。被災者のことをよく考えているというイメージが向上する」
「あの~、そんなに引き受けられたら、本部長の日程調整ができず会議が開催できません」
「そうか、仕方ないな。じゃ、本部長は防災担当大臣」
「あの~、辻本ボランティア担当補佐官だの蓮舫節電啓発担当大臣だの、権限もよくわからないのに唐突に任命された議員にかき乱されて、防災担当大臣はただでさえ忙しいのですが・・・。生活支援なので厚生労働大臣あたりがよろしいのでは・・・」
「つべこべ言うな。防災担当大臣が本部長だ。」
「かしこまりました」
「それから、電力需給緊急対策本部」
「え~、まだ作るのですか。で、本部長は誰を?」
「そうだな、お前(官房長官)がやれ」
「あの~、計画停電にみたいなちまちましたことは節電啓発担当大臣でいいのじゃないですか」
「官房長官は俺より暇だろ」
「かしこまりました」
(後日、22日参院予算委員会)
野党質問「原発から20キロ地域からの避難者、20~30キロ圏内で屋内退避を命じられている方々の支援はどこの対策本部の所掌でしょうか?」
与党答弁「原子力災害への対応は原子力災害対策本部が所掌しています」

経産省と保安院、菅首相が分離検討の意向
(読売新聞)
   ↑
あの~、組織いじりは後回しでよろしいのでは?

おなじみ、閣下のお怒り
    ↓

ありゃー「ちきしょーめ!」ってほんとにきこえるねえ!相当かっかしとんしゃー、総統閣下どのは。
しーべるとに、だまされるな、
時速と距離の関係にも相当する、っていうのが、目からうろこでした。

放射性ヨウ素による人体への影響
についてまとめられたブログ記事に、この頁が紹介されておりました。↓
気づくのがなんとも遅れまして申し訳ございません。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/6513/39415234

この記事へのトラックバック一覧です: 放射線、放射能と健康被害(7) 問題はヨウ素の場合:

« プルトニウムの検出  原発由来と原爆由来の違い | トップページ | 菜の花の海で小松菜を紛失。 »

最近のトラックバック

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31