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2011年3月17日 (木)

放射線・放射能と健康被害(1)  放射線と放射能の違い

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2011 年 3 月 17 日 放射線、放射能と健康被害(1)

放射線は目に見えませんので、恐怖心が煽られがちです。

目に見えないものについては正確な知識で状況を把握しなければなりませんが、残念ながら、知識のもととなる「情報」が整理されないままにメディアに流れていますので、混乱に拍車をかけています。

まず、基本的なことですが、放射線と放射能との違いについての知識が、健康被害を考える上で重要です。

「放射線」については、昨日午前の時点において、各地で計測されている線量については、福島第一原発のごく周辺を除いては、「健康影響はほとんどない」という政府発表を信じてもいいくらいの少ない線量です。

昨日午後、別の計測値を文部科学省が発表しましたが、それは慎重な評価が必要な値です。詳細は後日記載

それでは、なぜ30キロ圏に退避などの制限をかけるのでしょうか?

なぜ30キロより遠方を飛行していたヘリコプター乗務員の「被曝」を問題視しているのでしょうか?

それは「放射能」についての警戒が必要だからです。

「放射能」と「放射線」との違いは、「蛍」と「蛍が放つ光」との違いで例えてみます。

「放射能」=「蛍」で、「放射線」=「蛍が放つ光」です。

蛍には光を放つ能力が備わっており、蛍がいる所では蛍の光を見ることができます。

蛍がたくさん集まっている所は、蛍の光で明るさが増します。

放射性物質(放射性同位元素)には放射線を放つ能力があり、その能力のことを「放射能」といいます。

放射能を備えた物質がたくさん集まった所では、放射線量が多くなります。

福島原発が今どういう状況にあるかといえば、

(1)  非常に強い「放射能」を備えた核分裂物質が原子炉内で暴れており、「放射線」をたくさん放出している。

(2)  (1)の放射線の影響で「放射能」を帯びた放射性物質が、少量、大気中に放出されている。

という事態です。

(1)  については、その「放射線」はあまり遠くまでは到達しません。

原発正門で中性子線が検出されていますので原発敷地の外には漏れていますが、住居地域までは到達していないだろうと思います。

原爆放射線の場合も、爆心から2キロ以遠まで到達した放射線量はわずかでした。

(2)  については、「放射能」を帯びた物質が原子炉周辺の大気を漂っています。

水素爆発とともに比較的上空へ放出された「放射能」は、風下をずっと遠方まで拡がってゆきます。

この遠方まで到達した「放射能」から放たれた「放射線」が遠方の測定器で計測され、200キロ以上離れた東京や神奈川などでも通常の数倍の測定値が出ているのです。

遠方では「放射能」もかなり薄まっていますので、それらから放たれる「放射線」量は健康影響を過度に心配するほどの量ではありません。

チェルノブイリやスリーマイル島の過去の事例からの類推では、「放射能」を帯びた放射性物質は、ヨウ素、キセノン、セシウムといった空気より重い元素が主ですので、ほとんどは原子炉周辺の地域に沈降するはずです。

また、たとえばヨウ素の半減期は8日、キセノンの半減期は3.8分ですので、遠方へ運ばれてゆくうちに放射能は弱まってゆきます。

ただ、風に乗って遠方まで「放射能」が運ばれていることは間違いありませんので、少量の「放射能」がたまたま人に付着するおそれがあり、その点について警戒が必要となります。

蛍の例に戻れば、ずっと遠くで蛍を鑑賞している人の掌に迷い蛍がたまたま停まったら、掌は蛍の光で明るくなります。

放射性物質もたまたま人に付着してしまったら、そこで放射線を放出し続けることになるのです。

「放射能」も目には見えませんが、放射性物質の原子が数十個付着しただけでもガイガーカウンターで検出することができます。

少しの付着では、放たれる放射線量は健康影響を心配するほどの量ではありませんが、肌に直接付着したり吸入したりすることはなるべく避けたほうがよいので、微量の「放射能」の付着のリスクがあり得る半径30キロ圏に政府は注意を呼びかけているというわけです。

スリーマイル島事故の時には16キロ以遠での付着例があったようです。

半径30キロ圏内を外部換気を遮断して車で短時間通過するだけなら付着リスクは限りなくゼロに近くなりますので、被災者救援のための通行まで制限するのは行き過ぎかもしれません。

▽コメント集成

コメント

福島原発と総理視察
11日16時 冷却用非常エンジン機能不能。
12日 0時 注水不能。
1時 温度上昇。
2時 屋内の放射線レベル上昇。
3時「早急に」原子炉格納容器内から放射線を含む蒸気を放出する緊急措置を政府に提案。
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2010/2010-j.html
3時12分 菅総理「午前中、福島原発に視察に行きます」
4時 原子炉内、ドライウェル圧力が設定値の倍の圧力。
    (総理が到着するまで蒸気放出待機 - 圧力は上がり続ける)
7時30分 総理到着
8時30分 視察終了
9時 ベントを空け、蒸気を放出しようとするも、圧力がかかりすぎて開かない。
15時36分 水素爆発。

修羅場の被災地へのVIP視察パフォーマンスは迷惑なので、どうかやめてください。

政治家たちの動き
11日 与野党、災害対応のための国会運営協力を確認
12日 党首会談ほか政党間協議
(自民、公明)「10年度補正予算の早期編成を。政府補正予算案編成まで国会休会が必要」
(民主)「休会すれば11年度予算案の成立が遅れるので11年度予算で補正をしたい。」
われらが政権党は災害対応の本年度補正予算編成を拒否しました。
それどころか、11年度予算対応とすることで何兆円もの赤字国債を許す公債特例法案の成立を促す始末。
11年度補正予算成立までは本年度予備費(2000億円)で対応するとのこと。このくらいでは足りないと思う。

政治家たちの動き
11日 与野党、災害対応のための国会運営協力を確認
12日 党首会談ほか政党間協議
(自民、公明)「10年度補正予算の早期編成を。政府補正予算案編成まで国会休会が必要」
(民主)「休会すれば11年度予算案の成立が遅れるので11年度予算で補正をしたい。」
われらが政権党は災害対応の本年度補正予算編成を拒否しました。
それどころか、11年度予算対応とすることで何兆円もの赤字国債を許す公債特例法案の成立を促す始末。
11年度補正予算成立までは本年度予備費(2000億円)で対応するとのこと。このくらいでは足りないと思う。

阪神淡路大震災の時は霞ヶ関で医療対策を陣頭指揮する立場の行政官でした。
当時、心底思ったのは、「国会を休会してくれ~~~」ということ。
国会議員は、ここぞとばかりに連日、震災対策の答弁を大臣へ求めてくるので、国会対策に追われる日々でした。
こんなとき、霞ヶ関官僚は、全精力を災害救援に集中したいのです。
また、集中させてくれたら、それなりの成果を出すこともできます。
重箱の隅を突く国会質問に付き合う時間が惜しいのです。

元官僚様
いらいらなさってはいけません。血圧が上がります。さりとて何をすればいいのでしょうか。何もありません。救援物資を送ろうというメールが来ています。
家の中を探して見ますと、タオルや靴下、捨てるにはもったいない洋服など、やはりあります。近所の友人とまとめて、仕分けして、送ろうと思っています。これとは別に福岡県の窓口のTELは、
092-643-3244です。
受付は明日から。どんなものを送るか、連絡先はどこかを申し出ると、必要に応じて連絡があるようです。詳しくは明日電話して確かめます。

ここではっと現実に引き戻される。
七日間ぶっ続けの遅番勤務、今日は十二時間以上もたちっぱなしでした。この年でこの激務、われながら嬉しいようなあっぱれなような。
テレビをつけると、なにもかもなくして、でも、命だけはある、それでうれしい。という人もおられました。
まさにそれです。
菊池寛もおなじことをいってた。関東大震災のとき。余分なものがすべて失われ、ただ生きるために食べることと寝ることと、人生はかくも単純で崇高なものであったのか。と、地震が教えてくれたっていうような意味のことを書いていました。
かささぎは地震ではありませんが似たような事情で気持ちで、ここ数年を生きてきた。

ぼん、今日帰路、おかしをミニストップでかいました。最近です。おかしをたべるようになりました。全くおかしをたべない人だったのです。禁欲的に生きてきたんで。ってか、ほしくもなかったんだけどさ。
たけのこの里のチーズケーキ味がすいとうけん、さがしたらなくて、あったのはオーソドックスなたけのこの里、それと、絵がかわいかったので、カール春の青のりわさび味。そんだけ買って、うれしくて。
でも、自分だけ幸せなのはいかんぞ、と思い直し、地震の寄付をしようと募金箱を探したら、ないのだ。
店員さんがあしたから設置予定といわれました。

元官僚さんは、阪神淡路のころそういう仕事をされていたのですか。
れぎおん、当時の生々しい地震特集号をかささぎは持っているけど、前田先生は当時甲子園のマンションがぐじゅぐじゅになって、被災者として避難所暮らしをされました。まず水、だったそうです。穴をほって用をたした、とも。いうにいえないこともなんどもめにした。とも。いろんな方々の援助の手がとってもうれしかった。と。
あれもまた寒い時で、毛布をかぶってワープロを打ち編集をされ、発刊された、貴重な号です。

「福島 原発 地震 解説」
15,800,000件中4位です。

私は昔から原発反対派だったが、今回の「事件」ですぐ思い出したのは、キヨシローのこの曲です。↓
クリーン・エネルギー、安全性ほぼ100%、一番安上がりetc.…こんな神話が一度に吹き飛んだ。でも、そんな神話の虚構性は昔から少なからぬ人が主張していたし、20年以上前に歌に託した人もいた。
原発がそんなに安全なら「東京に原発を!」と書いたのは広瀬隆。だが私は、冷却水のことを考えれば、皇居こそ原発設置に相応しい場所ではないかと、冗談で主張した、それも30年近く前のこと。
結局、交付金という名の札束をちらつかせて原発を誘致する、南紀のように、それに反対すると高速道路も作ってもらえず陸の孤島になる。沖縄の米軍基地と同じ構図ですな。

[原子力 地震 解説 ]
401,000件中1位。
「福島原子力発電 止めれない」
約16,300件中4位。
福島原発 仕組 制御棒
約5,550件 中2位。
地震 原発 解説
原子力発電 仕組み 福島
7位
  ねむい。

呂伊利さん
キヨシローさんの曲、ありがとうございました。
私が和歌山県へ赴任していた当時、南紀への原発誘致がホットな論争でした。
当時、誘致の是非については中立を決め込んでいましたが、南紀のゆったりとした空気と、アラームが鳴った時に必要な、一刻一秒を争う機敏な判断と行動とはマッチしないような感じを覚えたことを思い出します。

(さきほど拾った記事)
「首相が東電の技術者をことあるごとに官邸に呼びつけてどなるので、現場対応の邪魔になっている」。政府関係者は嘆いた。

なんでも総理が東電に乗り込んで陣頭指揮とか。
お願いだからパフォーマンスはやめてください。
現場職員の仕事が増えます。

私と同い年の同僚で、京大在学中から反原発運動に関わっていたという人(工学部出身)から聞いた話。
当時(石油危機の数年後)、できの悪い連中が電力会社に就職し、できの良いのは大学に残って原発反対論を唱えていたとか。テレビでの東電責任者の説明がわかりにくい、要領を得ないのも、彼らが事実をよく理解していないからだと言うのだが…いや、これも見解の一つに過ぎませんよ。
ただ水俣病でも、お偉い方々の中には、その原因はチッソの廃水と関係ないと主張する一方、水俣病問題に真剣に取り組んだ宇井純は、東大で万年助手のままにされていた。そんなことを思い出しました。

東電に3時間以上居座った最高司令官↓   ↓

呂伊利さんご紹介のきよしろさんの歌、今聞きまして、ふっと思い出したのは、昔あこがれた、たかぎじんざぶろうさんです。↓(よんでくだされ。)

高木仁三郎http://cnic.jp/takagi/

なくなりましたよね、とっくに。
今日ここにいらしたら、ほれみたことか。げんぱつはおわりなんだよ。と快哉をさけばれただろうか、それとも、国民の無知をだれも指摘できぬことに、ただただなみだをながしておられただろうか。
乙四郎ご紹介がん総理ブラックジョーク、どこまでも果てしなく「いかんいらかんいらんかん」さんです。
いや、ずいぶん「あかんネタ」を乙四郎どのからここでよまされてきたので、手にとるようにかんなおとという人の人となりが目にうかぶようになりました。
国家の非常時に支持率アップのための工作をする人を総理にもってしまった。

うん。地震以来被災地に身を寄せてらっしゃる方々、あれ以来まだ何も食べてないという情報があちこちありましたね。
土曜日は特に高速や道路の遮断規制がひどかった(原発のせい?)
これでは届くものも届かない。
お国は何をやってるの。このまま寒さの中でたくさんの被災者を飢え死にさせるつもりか!
野党の人たちも何も出来ないの?早く結束して!
電力のヘルツのタイプも明治以来そのままとありましたね。当時の権力者達の対抗意識でしょうか?
今の時代同じになっていたらこちらの電力が関東や東北にすばやく届くのにね。

それだけのことなんですか ヘルツが異なる理由は こちら 停電していいから どうかあちらの極限の被災者に 送電して下さい えめさんが言われた通りです
こんやはことにひえます おつらいことでありましょう

こういうときこそ公明党が頑張ればいいのでしょうが、公明党の市議候補はあいさつ回りをされていましたよ。
エメさんが言われるように、与党、野党、党派を超えてまとめる人が早く出てくるといいです。

そういえば、こんな歌も思い出した↓野坂昭如のファーストLP(今で言えばインディーズ系)「躁と鬱」の中の一曲。まさかYou Tubeにこんな歌まで入ってるとは。こんな時に不謹慎なと思うでしょうが、次の発言よりましでしょ。
「アメリカのアイデンティティーは自由。フランスは自由と博愛と平等。日本はそんなものはない。我欲だよ。物欲、金銭欲」「我欲に縛られ政治もポピュリズムでやっている。それが一気に押し流されて、この津波をうまく利用してだね、我欲を一回洗い落とす必要がある。積年たまった日本人の心のあかをね。これはやっぱり天罰だと思う。被災者の方々、かわいそうですよ」
どう言い訳しても、東京都知事たる者が今現在言うべきことではない。前半部分はあまりの単純思想であきれてしまう。アメリカ人に「我欲、物欲、金銭欲」がないとでも言うのか、あんたアメリカ嫌いじゃなかったの?政治のポピュリズムはあんただろ!
多くの外国人が、今回の日本の地震では暴動も起きず便乗値上げも(あまり)ない、こんな立派な国はないと賞賛しているという話も聞きます。せいぜい一部庶民の買い占めぐらい。「アメリカが…フランスが…」というなら、日本には秩序の精神がまだまだ生きている。愛国主義を語る=騙る者が、実は一番日本(日本人)を馬鹿にしているのではないか。
天罰発言の動画、いっぱいあるのでぜひ一度見てください。ついでに今までの失言・問題発言集も。都民は性懲りもなく、またこの人を都知事にするのかな。そしたらまた勝ち誇ったような発言するんだろうな。そんなことなら、福岡県にふるさと納税できないかな。

東京に大地震がやってくると言われて既に30年。この間、もう日本は終わりだ、ダメになると、何回言われたことでしょう。その度にうまく乗り切ったのか、綻びを繕って誤魔化してきたのか。日本現代末世思想の変遷、これもいずれまとめてみたいテーマです。

先ほどの「既に30年」というのは「40年」の間違いです。地震に対する心配から、東京の大学へ行くのをやめる友達がいるほどだった。
ついでにシンタローの「天罰発言」をどうぞ↓それにしても、この態度のふてぶてしさ、でも実は虚勢を張っているということが、心理学に疎い私にもわかる。意外と小心者なのかも。

こんばんわ
柴田錬三郎著「柴錬ひとりごと」に石原氏とゴルフをされた話がありますが、驚いたのでとてもよく覚えている内容です。
柴錬氏は観察力抜群。 さすが眠り狂四郎☆

立て続けですみません。今日また韓国の知り合いからメールが来ていたので、それをぜひ紹介したいのです。翻訳ソフトを使ってのメールなので、日本語としておかしなところがたくさんありますが、そのへんは何とか理解してください。

心配になってまたメールまた使います。
前回メールはよく読みました。
日本語授業時間に送ってくださったメールを先生と受講生が共に読んで学生たち皆が日本の地震被害を心配しました。
(注:この知人は定年退職後、日本語を勉強し始めたそうです)
大韓民国のすべての報道機関は毎時間帰国(注:貴国?)の地震に対し報道しています。
余震が続いて原子力発電所が危険で、電気が制限的に供給されたというとどれくらい苦痛で、絶望らしいでしょうか?
それでも秩序を守って落ち着いて対処する国民に敬意を表わして賛辞を送って、私たちもそれを見習おうというそうです。
次は高度의朝手紙( http://www.godowon.com=韓国で若干有名なカケペ)に使われた4949件の激励メッシュ持重するかを紹介します。
「見るほど涙が出ますね。
実際に当てられた方の心は言葉でどのようにすることができますか?
難しい中秩序と人を配慮や毅然と対処するあなたの姿に敬意を表わします。
あきらめずに必ず危機を克服されるように力を加えます、
日本国民ら.
ファイティング !!!
頑張って下さい。」
頑張ってくださいよ! 日本! 」
にこれと共に大韓民国の多くの人々は日本国民らが絶望と苦痛を勝ち抜くことを力集めて応援した甘いです。
頑張って下さい。
私は個人的に○○(私の氏名)様と 家族知り合いらが皆無事なことを切実に祈ります.
さようなら
2 011. 3. 16.
大韓民國 全州で

私が紹介した「天罰発言」に対するコメントとして、「韓国には 地震はキリストを崇拝しない日本人への天罰だとほざいた牧師もいたそうですが…」というのがあったけど、そんな牧師は、キリスト教徒の風上にも置けない極端な例外だと思います。

総理批判の頁をはりつけようとしたらパソコンが固まる。約四十分の編集が文字化けして無駄になった。どうしてくれる。せっかくみなさんが精魂傾けてかきこんでくださったものをあだや無駄にはできぬでしょう。もう一度やります。

 

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首相「僕はすごく原子力に強い」 内閣特別顧問に語る(3月16日 asahi.com)
 菅直人首相は16日夕、首相官邸で笹森清内閣特別顧問と会談した。笹森氏によると、東京電力福島第一原子力発電所の事故をめぐり、首相は「がんばる」と述べた上で、「僕はものすごく原子力(分野)は強いんだ」と語ったという。首相は東工大理学部応用物理学科卒の理系。笹森氏は事故への首相の危機感の吐露だとの認識を示しつつ、「(首相は)『自分は今政府の中で一番よく知っている』と思っているのではないか」と述べた。

ところで、学長に質問!
なぜこのときに、厚生省じゃなく文部科学省がしゃしゃりでてくるんですかね?
さ~っぱりわかりません。
放射能測定器を持ってあちこちを巡遊(うん?さいしょにジュンユウで出る荀攸ってどんな意味なんだろ。たけのこをおさめる?摩訶不思議なわがパソコンの変換順)できる許可証、総理が発行するのでしょうか、それとも省の独自権限でできるのだろうか。
それほど、うたがわしかったのかな、東電の測定値が。あびるるひさんのブログコメントにもちらりとどなたかが書かれていますね。↓

「女川原発は無事で何故福島原発がトラブル続出か
 東京電力の人は今回の事故は想定外の津波によるもので、地震には十分に耐えているといったそうです。
  然し福島より津波の被害の多い東北電力の女川原発は無事にシャットダウンしたそうです。
 報道に依れば、高さ十数メートルの高台にある女川町立病院の1階部分がほぼ水没したそうでこれから見ると海辺にある女川原発の主要部分は完全に冠水しても無事運転停止できたのに、何故福島原発だけが、1~3号機だけでなく、最初から停止していた4号機までトラブルを出したのでしょう。
 無事停止した女川原発の報道がないのは致し方ありませんが、早い時期にマスコミが将来の教訓として、女川が如何にして津波に耐えたか、その防災設備の状況や運転、保全のやり方の違いを報道して貰いたいものです。
・周波数の問題
 私が現役の時50Hzの九州電力や受電している全ての企業はは多大の犠牲を払って、より運転効率が良いとされる関西圏の60Hzに変更しました。
 Wikipediaによれば、一国内に50hz地域と60Hz地域が混在する例は極めて珍しく、地方によって厳然と周波数が違うのは日本くらいと言ってよい。
 このために周波数変換所によって東西間の電力供給は可能だが大規模災害などの場合を除いて需要に投資が見合わないとされ変換できる電力は100万kWと少ない。 とありますが、これが今回の首都圏の人達や企業に大きな影響を与えている計画停電の原因となっています。
 何しろ東京電力の電力不足を補うべき、50Hzグループの東北電力までが計画停電をしなければならないのですから。
 私は周波数問題統一の話が出た時、東京電力が大きな政治的な力を発揮し、それがまた自分の首を締めることになったのではないかと思っていますがどうでしょうか。」
以上はここからひきました。難しい話なのですが、なんとなくわかります、おっしゃりたいことが。↓

なんどやっても、スパムコメント防止のためはりつけることができない、というようなエラーメッセージが表示されます。それで引用先アドレス張り付けを外してみたら、たやすくオッケイでした。
引用先ブログ名は、
「普通のおっさんの溜め息」3月16日付「福島原発のトラブルと東京電力の体質」でありました。ありがとうございました。

あれ?九電って60Hzじゃなかったんですか?福岡ー京都間の引っ越しの時はそのままで良かったけど、福岡から東京に引っ越した時は、今は懐かしきレコードプレーヤーとかテープデッキとか、電気屋に頼んで変えてもらいました。1979年のことです。
理由はわからないけど、高一の時に地学で習ったおぼろげな記憶では、糸魚川とかフォッサマグナとかが境目になるんですよね。
今の高校ではほとんど地学の授業をやらない、進学校は倫理(昔の倫社)がないところも多い。中学・高校でソクラテスもプラトンも知らないまま卒業していく。

これを隠蔽していたのでしょうか。
    ↓
【ベルリン時事】英紙デーリー・テレグラフは17日までに、内部告発サイト「ウィキリークス」が入手した米外交公電の内容として、国際原子力機関(IAEA)が2008年12月、日本の原発の耐震基準は時代遅れで、大規模な地震が発生した場合、「深刻な問題」が生じる恐れがあると警告していたと伝えた。
 同紙が引用した公電によると、東京で開かれた原子力安全保障に関する主要8カ国(G8)会合で、IAEA当局者は日本の原発耐震指針は過去35年間で3回しか更新されておらず、IAEAが指針を再調査していると説明したという。

文部科学省というのは、以前の文部省や文化庁、科学技術庁などが統合されてできた省で、原子力安全行政は科学技術庁の所管でした。
いまは文部科学省の「科学技術・学術政策局原子力安全課放射線規制室」が責任部署です。
学長は、放射線安全規制に関し、科学技術庁(当時)と厚生省(当時)との調整業務をやっていた時代がありますので、総理大臣よりは原子力や放射線に詳しいのではないかと思います。

枝野官房長官は16日(18:00ごろ)の会見で、人事案件として東京大学院教授である小佐古敏荘(こさことしそう)を内閣府参与に任命したことを発表しました。
小佐古氏は、放射線安全分野で優れた識見を有しており、今回の原子力発電所事故に関し、総理に対し情報提供や助言を行っていく。

  ↑
学長もこの小佐古先生から放射線安全についてたくさん教えていただきました。ウィーンで開催された国際放射線防護学会でお会いして以来ご無沙汰しております。
総理も謙虚に、この方からイロハの手解きをうけていただきたく存じます。

昨日からNHKに出てある先生の解説がとてもわかりやすいです。このブログで少し聞きかじっているせいかもしれませんが。

うわ、ずいぶんコメントの山ありがとうございます。
立派な先生がたからいろんな情報を学び、かささぎ頭が人並くらいまでオッついてきた気がします。
きのう開いたあびるさんのブログに乙四郎と同じ感慨が書かれていたので、おどろいた。今朝のにね。いまという危急のとき書くべきではないだろうが、と断ってだから、よほどの危機感があるのだ。総理個人へ。だけど世の中は不思議なものでどんなにその個人がひどい人でも、いや、だからこそ、まわりは助ける。現にかささぎがそうでしょう?だからね、連句的なのよね、どんなことも、さいごまでわからないよ。投げ出さない限り。↓

「放射能 蛍」で検索をかけたら、学長ブログの該当ページが第二位でした。
放射能を例えるのに季節はずれの蛍に着想したのは、連句の影響かも。真冬に真夏を詠む人々ですから。
ところで、他の順位のページもほとんどが3月17日以降に作成された記事であることに気付く。
あらら凄い影響力・・・と思いきや、同日、池上彰さんも放射能を蛍に例えて解説されていたらしい。
池上さんの影響力は凄い。

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