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2011年3月 5日 (土)

マダガスカルとの国際協力(12)今回のプロジェクトの成果と展望

保健医療経営大学学長
 橋爪 章
2011 年 3 月 5 日 マダガスカルとの国際協力(12)

昨日(日本時間)はエイズ予防対策強化プロジェクトの運営指導調査の最終日でした。

これから深夜(午前1時半)便で出国します。

最終日は、調査結果について、保健省事務次官、在マダガスカル日本大使、JICA事務所長への報告でした。

保健省事務次官には30分以上の時間を割いて報告を聞いていただきました。

このプロジェクトの顕著な成果は、HIV検査・カウンセリングに関する国家政策を改訂し具体的な基準(規範)を策定したこと、研修カリキュラムを作成して講師研修を実施し、世界銀行、世界基金、ユニセフなどと協同して全国の医療従事者への研修を実施中であること、保健情報システムにHIV関連情報を統合して情報管理の一元化を行い、全県・全郡の保健統計担当者への研修を実施したことです。

プロジェクト終了(来年3月)までの活動計画として特に集中すべきことは、オペレーショナルリサーチ(OR)を実施して第三次エイズ国家戦略計画へ反映すること、首都圏において検査から治療に至る包括的サービスの実施体制を試行すること、信頼性のある保健情報の収集と分析が出来るように特定の県と郡を選定して集中的な調査を行い、保健情報の収集分析体制の改善方策を検討することです

保健医療経営大学『学長のひとりごと』転載

▽かささぎの独り言

一昨年のケニアでは、このような仕事の報告を目にすることはできませんでした。
今回は同時進行でその日の行動をその日の終わりに読むことができた。
感想、学長は外交官兼保健指導員兼JICA職員なのですね。
橋爪章という人について前から感じていたことですが、この人には無駄な動きがありません。
無駄な動きというと誤解を与えそうですが。どういったらいいかな。
余人がみて一見無駄な動きに見えることでも、きちんとした理由があり正当な動機に基づいている、ということです。

ときにそれに気づいて、打たれるときがある。
こういうレポートは、読んで面白い話ではない(失礼)のですが、必ずどこかで役にたちます。
それは、まず全体を視野におさめつつ、各部分の枝葉末節を固めていく、という方法においてです。

日本でうまくいったことはどの国でもうまくいくとは限らない。

けれども、毎年少しずつ少しずつ日本式を移していくことで、保健精神その他を移すことができる。

それがとっても大事なんだな。と感じました。

中島道夫先生(倉敷工科大学の)が八女の中島くらのすけ翁感謝祭のとき、からなず長峰小学校の四年生児童が紙芝居をする、そして毎年おとなたちが、おなじ言葉でおなじ業績をたたえる、それがとても大事なことなんですよ、とおっしゃったのと、どこかとても似ています。

伝えたいことは言い続けなければいけないし実行しなければならない。

ということなのですね。


それにしても、学長は思ったよりずいぶんタフです。へばらない。
二週間のお勤め、お疲れ様でございました。ゆっくりお休みください。
といいたいところですが、とめがきを書いてくださいませんか。
お願いします。ぽぽなさん、通じなくなってしまいました。



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