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2011年3月20日 (日)

放射線、放射能と健康被害(4) 食品・飲料水の安全

保健医療経営大学学長
 橋爪 章
2011 年 3 月 20 日 放射線、放射能と健康被害(4)

厚生労働省は食品・飲料水などを6項目に分けて汚染基準値を暫定的に定め、放射能汚染の基準値を超える飲料水や生鮮食品を出荷させないよう都道府県に通知しました。
この暫定値は、長期間摂取し続けても被曝線量が1ミリシーベルトを超えないような値に設定されています。
ヨウ素やセシウムなどの放射性物質が基準値を超えた場合、出荷が差し止められます。
原発事故で放出される放射性物質は半減期の短いものが多く、半減期が比較的長いヨウ素131(半減期8日)、セシウム134(半減期2年)、セシウム137(半減期30年)、ストロンチウム90(半減期30年)が健康被害を考える上で重要な物質です。
万が一、炉心の放射性物質が大気中に飛び散ったりすれば、プルトニウム239(半減期2万4千年)やウラン235(半減期7億年)も問題となります。
プルトニウムやウランは放射能だけではなく腎臓への毒性もありますので、炉心の封じ込めだけは確実に行わなければなりません。
実は、これらの物質は、チェルノブイリ以前においても過去の大気圏内核実験や広島・長崎の原爆で世界中に拡散し、いまだに放射線を放ち続けています。
半減期30年の物質では、放射線量は4分の1にしか減っていません。
私たちは日常的にこれらの放射性物質に汚染された食物を口にしているのです。
しかし、健康影響を心配するには及びません。
地球や大洋はそれらによる影響を薄めるには十分に大きく広く、農産物や海産物から検出される放射線量はごく微量です。
今回の福島原発事故でも、遠方で微量のヨウ素やセシウムが検出されていますが、セシウムは時間とともに拡散し、健康影響を与えないレベルとなってゆくはずです。
ただし、ヨウ素は体内へ取り込まれやすいので、半減期を十数回繰り返すくらいの期間は警戒が必要となります。
飲料水や生鮮食品について厚生労働省が汚染を警戒する通達を出したのは当然のことでしょう。

ガイガーカウンターの放射線検出力は鋭敏ですので、食品の放射能検査は比較的簡易です。

保健医療経営大学『学長のひとりごと』転載

▼かささぎの独り言

風呂釜の調子がおかしくなった。納入した福岡市の業者(いとこですが)に見てくれるよう頼んだところ、目下部品関係が何も手に入らないという。製品自体があちらさんで製造していたようで、工場がだめ、その上いとこの販売店にそちらの在庫を送ってほしいといってくるのだそうで、もう在庫がないという。

しかたありません。このまましのぎます。

しのげるからいいのです。お風呂に入れない人たちを思いつつ。

コメント

情報隠蔽が記事になりました。
   ↓
 日本政府が、米空軍無人偵察機「グローバルホーク」が撮影した福島第1原発上空の映像の提供を受けながら、公開に慎重姿勢を見せていることが関係者の証言で分かった。米軍側は「あくまで日本側の判断」とし、提供した映像の公開を承認している。
 無人機が搭載する高性能のカメラは「車のナンバーが読み取れるほど鮮明」(米空軍)で、映像は原発施設の内部状況をほぼリアルタイムでとらえており、専門家の分析にも役立つ可能性が高いという。
 米空軍は日本政府からの要請を受け、グアムのアンダーセン空軍基地に配備されている最新鋭のグローバルホーク(翼幅約40メートル、全長15メートル)を震災の翌12日から、被災地周辺に飛行させている。多量の放射性物質が検知されている福島第1原発上空では自衛隊機の飛行が困難なため、グローバルホークが24時間態勢で撮影。衛星通信を介して映像を米カリフォルニア州の米空軍基地に送信し、日本政府側にも提供している。
 だが日本側は、映像を保有したまま公開していない。同米空軍基地では、米国の原発専門家らが映像を詳細に分析しているという。【大治朋子】
(毎日)

他紙も
   ↓
なぜ本当のこと言わないのか…米政府「菅隠蔽体質」に怒!!
(3月19日 産経)
米政府が、菅直人政権の「隠蔽体質」に激怒している。東京電力福島第1原発事故のデータを明かさず、放射性物質漏れの重要情報を共有しようとしない、というのが理由だ。空母や在日米軍を出動させ、東日本大震災の救援活動に全面協力している同盟国を軽視するような姿勢にいらだつ一方、米軍無人偵察機が検出した数値から、放射能専門家部隊の派遣準備も始めた。外交専門家の中には「日米関係が悪化しかねない」との声も噴出している。
「なぜ、菅政権は本当のことを言わないのか。こちらは全面協力する姿勢なのに。正確な情報を出さないのは間違いだ」
ホワイトハウス関係者は、こういらだちを隠さない。米政府は原発事故直後の13日深夜、米原子力行政を統括するエネルギー省や原子力規制委員会(NRC)の専門家らを来日させて、緊急支援に乗り出した。
ところが、米専門家らが、経産省や原子力安全・保安院、東電に出向いても、新聞に出ているような情報しか出さない。情報共有を求めても、担当者に「待っていてくれ」と言われて、放置される始末。米専門家らは本国に「菅政権は情報を隠蔽している」「まったく狂っている」と通報した。
米政府は、菅政権に対し、「一体どうなっているのか」「こちらは空母まで派遣して協力している」「同盟国ではないのか?」と抗議したが、菅政権は事務方を通じて、「心配はいらない」「きちんと対応している」などと突き放したような態度だったという。
これで米政府の不信感は決定的になった。軍事衛星の情報に加え、北朝鮮が核実験をしたときなどに運用する無人偵察機を飛ばして、詳細なデータを収集。菅政権が発表している数字とは異なる数値を入手した。これは藤崎一郎駐米大使を通じて、菅首相に伝えられているという。前出のホワイトハウス関係者はいう。
「われわれは駐米大使館などを通じて、『こういうデータがある』『事実を話してくれ』『事態収拾に協力する』と何度も伝えたが、やはり菅政権はまともな対応をしなかった。どうも、官邸中枢の数人がおかしいようだ。わが国は単独で決断を下した」
米政府は16日(日本時間17日未明)、在日大使館を通じ、第1原発の半径80キロ以内の米国民に避難勧告し、大使館職員の家族らの自主的な国外退避を認めた。在日米軍の家族らも退避に動き出している。日本政府は、第1原発から半径20キロ以内には避難を、20キロから30キロは屋内退避を指示している。NRCのヤツコ委員長は16日、米CNNテレビでこの違いについて聞かれ、「米国の基準ならそうする」と答えた。
菅首相は18日、IAEA(国際原子力機関)の天野之弥事務局長と官邸で会談した際、「これまでもそうしてきたが、情報は最大限、透明性を持って伝える」と語ったが、米国をはじめ、世界各国はそうは見ていない。
現に、ヒラリー米国務長官は「日本の情報は混乱していて信用できない」とテレビのインタビューで答え、ドイツのメルケル首相も「日本からの(原発)情報は矛盾している」と記者会見で語っている。
国際政治学者の藤井厳喜氏は「米国は『ともだち作戦』と称して、大震災の救援活動に全面協力してくれている。そんな同盟国を軽視していたとすれば、両国の関係悪化が心配される。背景には、民主党の一部にある反米的性格と、東京電力と役所の官僚主義、秘密主義があるのでは。危機管理の基本は『事実を明らかにして、最悪のケースに備える』ことだが、菅政権には期待できそうにない」と語る。

初日から、何かを隠しているな、という臭いがプンプンでした。
今日の、「すべて100度以下」の政府発表も信じがたし。
4号機の水素爆発は燃料棒の被覆管が水素を発生する温度に達していた証拠なので、つい数日前まで千度近かったはず。あのくらいの放水で100度以下になるものでしょうか?

「ヤツコ委員長が16日、「4号機の水はすべて沸騰して干上がっている。放射線レベルは極めて高く、復旧作業に支障をきたす恐れがある」と証言したのは、無人機の情報を踏まえている可能性があるとの事です。

 日本政府が委員長の見解に反して、自衛隊が4号機のプールの水を確認したと発表したことをめぐっても、米メディアには、「日本政府が情報を隠しているのでは」との不信感が広がっているそうです。

 率直な議論を重視する米国では、事態の深刻さを直視する姿勢が強く、民間機関「憂慮する科学者同盟」は17日、記者会見を開き、核専門家のエドウィン・ライマン博士が、「日本は絶体絶命の試みを続けているが、もし失敗すれば、もう手だてはない」と指摘し、放射性物質が大量に放出されて、「100年以上にわたって立ち入れなくなる地域が出るだろう」との、悲観的な見方を示しました。

 米国社会は常に、イラクやアフガニスタンの戦死者など冷徹な現実と向き合ってきただけに、日本政府の対応は手ぬるく映り、ニューヨーク・タイムズは、「日本の政治、官僚機構は、問題の広がりを明確に伝えず、外部からの助けを受け入れようとせず、動けなくなっている」、「日本のシステムはすべてゆっくりと合意に達するようにできている」とする、匿名の米政府関係者の分析を紹介し、国家的な危機に及んでも大胆な決断ができない日本政府へのいら立ちをあからさまにした、と伝えました。

 これら日本政府の情報公開の拙劣さは、日本を訪れているIAEA(国際原子力機関)の天野事務局長が、松本外務大臣と会談し、福島第一原子力発電所の状況について、透明性の高い情報を速やかに世界各国に公開するために、日本政府とIAEAが連携していく事を確認した事で、明らかなのかも知れません。

 また、東京電力福島第一原子力発電所の事故を巡って、被害が判明した直後に、米政府が原子炉冷却に関する技術的な支援を申し入れたのに対し、日本政府が断っていた事を民主党幹部が17日に明らかにしました。

 日本政府と東京電力は、冷却機能の回復は可能で、「米側の提案は時期尚早」などとして、提案を受け入れなかったとみられますが、政府・与党内では、この段階で菅首相が米側の提案採用に踏み切っていれば、原発で爆発が発生し、高濃度の放射性物質が周辺に漏れるといった、現在の深刻な事態を回避できたとの指摘も出ております。

 そもそも、初動の際に、米軍は、ホウ酸を空輸して原子炉に注入する事をを提言しましたが、東電は、ホウ酸注入で原子炉の復旧が難しくなると注入を拒否し、軽水注入での冷却に固守しました。

 ところが、配管ラインの一部が損傷したために、冷却水が十分に供給できず、水位があがらない事が判明し、やむを得ず、11日未明に政府に蒸気放出の要請を出しました。

 しかし、菅首相が視察に行くために、政府は蒸気放出をやめるよう指示し、蒸気放出は、結局、菅首相の視察が終わった夜明け以降に実施されました。

 この遅れのために、原子炉外部容器内の圧力が既定値の2倍以上に高まり、蒸気放出作業は2時過ぎに実施できましたが、3時半には爆発事故を起こしてしまいました。」

引用元は、佐藤光一ブログからです。
ここ↓です。

http://blog.sato501.com/?eid=1072272

上記のつづき、
「東電は、1号機の運用維持をようやく破棄し、廃炉覚悟の海水とホウ酸注入を決定しました。

 つまり、原発事故は、菅首相のパフォーマンスと東京電力の危機管理より、利益を優先させたための人災との指摘もあります。」

こんな恐ろしい人が総理。
日本は終わりだ。と日本の終わりさんがずうっと言い続けてきたことが、やっと腑におちました。

あくまでフィクションです。
   ↓
(11日午後3時)
「総理、福島第一原発1号機が大変です」
「想定外の地震ということで処理しなさい」
「でも、あのあたりの震度は6強で、阪神淡路の震度7より小さいので説明できません」
「津波は想定外だろ」
「いえ、過去に大津波は何度も来ています」
「マグニチュードは?」
「8.4です。このくらいのは世界各地で発生しています」
「じゃ、9.0に修正させろ。そうすれば津波の大きさも想定外ということになるだろう」
「わかりました。気象庁に修正させます。しかし、ひとつ困ったことが・・・」
「何だ?」
「地震発生時の様子を作業員がツィッターで流しています。配管がずれて大量の水が漏れてきたと」
「その記録を消せ。あの時の要領でインターネットを監視しなさい。震度6に耐えれなかったという事実が知れたら大変じゃないか。」
「承知いたしました。あの時は電●でしたが、●電も大スポンサーなので何とかできます」
「想定外の津波で電気系統がショートしたということにできないかな」
「大雨や津波は想定してましたので、電気系の絶縁は大丈夫なのですが・・・」
「配線をちょっとだけ切っておけ。あとで繋げば大丈夫だろう」
「配管監視のビデオ映像はどうしましょうか」
「消せ。決して公開するな」
(12日午前3時)
「総理、大変です」
「どうした?」
「1号機の配線だけを切るように指示したのですが、間違って大元を切ってしまいました」
「やり直せ」
「それが・・・電源を切った直後から圧が上昇してしまいました。圧を抜かなければなりません」
「しょうがねえなあ。俺が行く。何もさせるな」

じみんとうの、連立をことわった人。
なんとも、けつのあながちいさい。
いっしょにやればいいんじゃない。
かんさんが無能と思うなら、自民党としてわがよかごつすればいい、そして折をみて蹴落とせばいいのに。自信がないのだろうか?そんなかおにしかみえないよ。かささぎは、どしろうとだから、せいじかのにんそうでしか、せいじはわからないよ。

「日本の政治が痛々しいのは、ゲームのルールが変わってしまったにもかかわらず、政治家たちが戦国時代のままの(あるいはチンパンジーと同じ)権力ゲームに必死にしがみついているからだ。彼らがそうするほかはないのは、そもそも日本社会が「理念によって覇を争う」などということをやったことがないからで、どうすればいいのかもわからないし、変わるのが怖いからでもある。

そしてさらに痛々しいのは、政治家たちの無様な姿が、日本人の行動原理そのものだ、ということだ。私たちが政治の現状にいいようのない怒りを感じるとしたら、それは鏡に映った自分自身の姿を見せられているからなのだろう。」

たちばなれい。
するどい。
「日本の政治はなぜ痛々しいのか」
橘玲。
これをよんでかささぎは、小沢一郎のなしたことを教えてもらいました。
http://www.tachibana-akira.com/2011/03/2321

きょうは、『ファクタ』記事の中で、異色の、幼稚園+保育園=こども園、ができない理由にふみこんだ分析記事をよみました。
あかんぼうをみてもらう、保育士に、ゼロ歳児を、これには、一人当たり四十万円ほどかかるそうです。保育料ではなく、じっさいのコストが。その計算式もかかれていました。面白い記事で、こういう記事を載せるってところに、あげしげさんのライターとして、編集者としての嗅覚と裁量を感じます。
保育も介護も同じ穴のむじなだとおもうから。
この人のセンス、ほんとにすごいよなあ。

▼ファクタ阿部重夫ブログ『幼稚園という“諜者の花園”』http://facta.co.jp/blog/archives/20110207000985.html

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ファクタ、この号だけでも金はらってよみたい。↓

菅の大罪「福島原発」判断ミス
東電は早くから「スリーマイル以上、チェルノブイリ未満」と報告していたが、100キロ圏内を見殺しにしたのか。
2011年4月号
印刷FACTAブックマークに保存

千年に一度と言われるマグニチュード9.0の「東北関東大震災」は、深く大きな傷を日本列島に残した。しかしこれを「天災」と諦めることはできない。地震、津波の被害は天災と言えるかもしれないが、東京電力福島第一原発1~4号機の爆発または損傷と放射能の拡散は「人災」以外の何物でもない。菅直人首相と官邸スタッフ、そして民主党内閣は、東電から再三の報告があったにもかかわらず、実態を隠蔽し、住民の避難を遅らせて、最小限に防ぎえた被害を拡大させた疑いが浮上している。

100キロ圏内は避難必要

地震発生から3日目、計画停電初日の3月14日午 ………」
以上がさわりです。
これだけでも十分。

「放射線 健康被害 水」約2,330,000件 -の1位。

「放射線基準値 米国 飲料水」125,000件中1位。
みんなしりたがっているのがわかる。心配です。水がいのちの基本ですから。

このところ、訪問者数が500人をこえております。
20日ころから400人を超しましたが、きのうは616人もの人がおいでくださって千件近くのアクセスがあり、おどろきました。

「放射線 水 半減期」おなじく、153,000件中3位。

放射能 食物被害 健康

228,000件中1位。

水 食品 放射能 健康被害

624,000件中1位。大雑把な規制をかけるな。は2位。

放射能 水 健康被害
856万件中2位

1位の記事をはりつけてます。↓

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