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2011年2月 3日 (木)

歌仙『一行の詩』 ナオ2雑

歌仙「一行の詩」  

行の詩をしたたむる淑気かな    月野ぽぽな
  あをく薫れる新玉の墨         姫野恭子
せせらぎに薄氷融けて流れゐて    竹橋乙四郎
  卒業写真の笑顔はれやか      山下整子
春の月延びる線路を照らしをり     青翠えめ
  駅長室はいつも満員         八山呆夢

圏足と獣耳持つ土器出づる        せいこ
  アナウンサーの黒髪に風       ぽぽな
摩天楼君が魚類でゐる時間       中山宙虫

  ひんやりとした男恋しき         澄 たから  
登山口過ぐれば下山口となる              乙四郎 
    草の褥に荒神の使徒           整子
切腹の順番決まる月の光(かげ)      恭子
  病院給食明日栗おこは          えめ
暮の秋裏木戸少し開いてをり        東妙寺らん
  輪郭だけを村は残して              そらん
天災の傷癒しゆく花の雨               ぽぽな 
  初虹のかたバグダッドあり        乙四郎

名残表

シャボン玉駱駝の列の後ろから    杉浦兼坊
  まだ届かないお祝の品       呆夢

ナオ2雑案

まだ届かないお祝いの品    ぼん

サンドイッチをかご一杯に

手をつなぎあい園児ぞろぞろ

山奥届くヤフオクの品      おつしろう

生きるといふはじつにやっかい  せいこ
 
面倒なことに食はねばならず

童引き連れ笛吹き道化   えめ

ぼん、乙四郎、せいこ、えめさん。ありがとうございました。

まだ届かないお祝の品。
園児の句。
山奥届くヤフオクの品。
面倒なことに食はねばならず。

どれをとっても秀逸。
せいこさんのラクダのえさ句は、捨てるのにしのびないけれど。
食の句、近場にあるので見送る。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1410248039

みじんの影もおびていない、園児をとりたいところ。

よおくついているし、明るいあかるい。
かささぎのさばきで最も不足しがちな部分。

でもまるですぎさく先生句の下の句みたいだから、少しひねったお祝いの句を。(えめさんの句もおなじく前句の延長線上にある句でした。)まだかまだかと待ちかねているのですねえ。
さてまた問題。送り仮名ですが、お祝いはおいはひ。お祝ひ、とひを送るのがなんとも目障り。とりました。別に違和感なし。だってのしに書くことばですものね。ほんとうの現代国語教育では、「お祝い」、が正解でしょうね。

つぎも雑。
まだ恋はださないでください。
だいたい以下のように。

ナオ
1春
2~4雑
5冬
6冬
7恋前
8恋
9恋
10雑
11秋の月
12秋

ナウ
1秋
2~4雑
5花  春
6挙句 春

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コメント

この季順進行は『連句辞典』の歌仙季題配置表にあるモデルをそのまま使ってます。

連句辞典 東京堂出版
昭和61年初版、平成6年ご飯発行。
東 めいが
すぎうちとし
おおはたけんじ  編集。

 血を吐きて死ぬるもよろし火喰鳥

 啄木も茂吉も畳の上に積まれて

 切り株は少し遅れて視野のなか

あら、文字数がめちゃめちゃでしたね。
修正。

 啄木も茂吉も書架に眠らせて

せいちゃん、
啄木も茂吉も畳に積み上げて(小積まれて)
これ、いいです。迫力の生活感。
そらん句、優しすぎ、か。
今朝、トイレにすわっていたら、さむらひろあきの『無限の住人』がおかれていた。しんたろうか、たかひろか?この沙村広明って漫画家の絵、語り、詞、乱雑でありつつスピード感があって、ヨウラ風写実ってかんじがすごい。タイトルがよか。無限の住人じぇ。
おらもむげんのじゅうにん。
ありがとう。おばばのかんしのめをくぐりぬけ。

ナオ3 まだ募集中でしょうか。

新郎の恩師の声の大きくて

NY立春のみ晴れてまた霙模様です。どうぞよろしくおねがいします。

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