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2011年2月15日 (火)

朝鮮半島の口蹄疫続報と台湾の口蹄疫(1997年)

保健医療経営大学学長

 橋爪 章

2011 年 2 月 15 日 朝鮮半島の口蹄疫続報と台湾の口蹄疫(1997年)

韓国の口蹄疫について、ワクチンの2回目の接種が進行中ですが、いまだ発症報告が相次ぎ、殺処分対象が毎日数万頭ずつ累積しています。

13日までの殺処分対象は 5,898農場、約3,321,300頭です

北朝鮮でも、ワクチン接種が行われているようですが感染拡大が止まりません。

http://ow.ly/i/88aZ

OIEとFAOは北朝鮮への支援策を検討しているところです。

台湾での1997年の口蹄疫の惨状は、韓国の現状を上回っています

380万頭以上の豚が殺処分され、台湾の養豚業が壊滅したと言われています。

当時の経緯は次の通りです。

314日:新竹県で疑わしい症例

317日:同県で二例目

318日:桃園県で三例目

319日:家畜衛生研究所が三例とも口蹄疫と確認

・偶蹄類とその生産物の輸送禁止

・感染農場の周囲半径6kmを監視帯とし、全ての動物を移動制限

・汚染農場のすべての感染可能性動物を殺処分

・すべての偶蹄類家畜への全国的予防接種を決定

・政府はワクチンを300万ダース(後に1000万ダース追加)確保し、無償で生産者に提供

321日:台湾西部のすべての県と市が感染地域であると宣言

3月末まで:台湾西部の15の県と市の1,300の養豚場に伝播

421日:台湾東部の宣蘭県に伝搬

424日:台湾東部の台東県に伝搬

5 3日:台湾東部の花蓮県に伝搬

ワクチンや防疫活動が功を奏して、台湾東部への伝搬を1か月以上阻止することができましたが、それでも感染が及んでいます。

台湾西部と東部とは、山地で隔てられています。

韓国と北朝鮮とは、国境で隔てられています。

韓国と日本とは、国境と海峡で隔てられていますが、日本側にワクチンの防波堤はありません。

保健医療経営大学『学長のひとりごと』転載

▽二月初旬、石川県での口蹄疫疑いの結果は?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110213-00000025-san-l18

上のサイトをひらいてたら、宮崎の牛農家が、賀状欠礼していた、そのわけは牛は家族だから。とありました。

そこから、ひきだされてきたリンク記事のご紹介。

以下いまだ残る「宮崎口蹄疫」後遺症について、ベストセラー『がんばらない』著者で諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏の言葉の引用。引用もとは、ここ。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/489998/

 昨年3月下旬、よだれを流す牛がいた。4月7日、獣医が診察して県に連絡。20日、口蹄疫ウイルスが確認された。最初、僕は何がなんだかよく分からなかった。宮崎で発生した口蹄疫で未だに心が傷ついているという。都農町は口蹄疫の1例目が発生した町だった。6月30日までに都農町の牛や豚、ヤギやイノシシ、水牛など1万7148頭が殺処分になり、すべていなくなった。県全体では約29万頭を殺処分した。 そして8月27日、終息宣言が出されたのだが、その後も町の人の心の後遺症が続いていた。保健師が町を歩いて人々に話を聞くと「辛すぎて牛舎に近づけない」「病気でもない牛が殺されたのを忘れられない」などといった悲しみがあふれているという。今はいないはずの牛の声が聞こえると、幻聴を訴える人もいた。

 終息宣言されたのに、畜産農家190世帯のうち、30世帯しか再開していない。未だに牛を飼う決断ができない森川さんご夫婦を訪ねてみた。牛舎はガランとしている。ここで21頭の牛がワクチン接種後、地域の埋却地に連れて行かれ、埋められた。すべて健康な牛だった。感染しないように必死に守った。24年間かけて繁殖農家として良い牛を育ててきたプライドもあった。(鎌田實)

※連句的、かささぎの旗で鎌田實。

松永伸夫『「命の対話ー医者と患者の絆」を読む』
http://tokowotome.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-14.html

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