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2011年2月10日 (木)

歌仙『一行の詩』ナオ9句目

歌仙「一行の詩」  

行の詩をしたたむる淑気かな    月野ぽぽな
  あをく薫れる新玉の墨         姫野恭子
せせらぎに薄氷融けて流れゐて    竹橋乙四郎
  卒業写真の笑顔はれやか      山下整子
春の月延びる線路を照らしをり     青翠えめ
  駅長室はいつも満員         八山呆夢

圏足とけもの耳もつ土器出づる   整
  アナウンサーの黒髪に風     ぽぽな
摩天楼きみが魚類でゐる時間    そらん

  
ひんやりとした男恋しき         澄 たから  
登山口過ぐれば下山口となる              乙四郎 
    草の褥に荒神の使徒           整子
切腹の順番決まる月の光(かげ)      恭子
  病院給食明日栗おこは          えめ
暮の秋裏木戸少し開いてをり        東妙寺らん
  輪郭だけを村は残して              そらん
天災の傷癒しゆく花の雨              ぽぽな 
  初虹のかたバグダッドあり      乙四郎

名残表

シャボン玉駱駝の列の後ろから    杉浦兼坊
  まだ届かないお祝の品       呆夢
啄木も茂吉も畳に小積まれて     せいこ
  翼の影が映る稜線          そらん 
冬茜しづまるまでは側にゐて     ぽぽな
  恋の躯(からだ)と雪の心と     恭子
欲ふかきをんなとなりし老いの坂   呆夢
  振り込め詐欺のアジト此処です  えめ
やはらかく水に返ってくるこだま    そらん

▽ナオ九句目・付案 

背凭れは黒き革張り父の椅子

あれ、打越に女がありました。

 背凭れは黒き革張り昼の椅子

本人としては霊峰が気に入ってたけどね。霊がだめなら稜線。
景が大きい方がと。

漣はこじんまりした感じ。

山ではだめかな?

やわらかく水に返ってくるこだま

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コメント

どうもへんです。字の大きさ。制御不能。みなさまごめんなさい。なぜか、あの三句だけが。

眞菰の馬が駆ける踊り場

八朔祭と絣小袖と

追伸。
つぎの月前句は、秋ならば初秋がよく、雑であっても別にかまいません。
月はどなたか指名しましょうか。
月、竹橋乙四郎。
きっと入試かれこれで多忙でありましょう。
でもそんなときにこそいい句ができます。
ぜひやってみてください。

ブログを見るのをとっても楽しみにしています☆これからも楽しく読ませて頂きますね(*^_^*)

せいちゃん、句、ありがとう。
ちょっとまって。ブログ本文にアップします。

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