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2011年2月 1日 (火)

歌仙『一行の詩』ナオ1がまだきまらない。

雛飾り間に合うように手を借りぬ

雛飾り解いた着物の柄が見え

季戻りになる?では

春コート明日は着て行く日和かな

『一行の詩』の名残おもての立句ですが、八山ぼんさんの再挑戦句、

雛飾り間に合うように手を借りぬ

ひな祭りは季戻りにはならないと思います。旧暦でやればね。

が、「ご先祖の手も借り吊るす雛飾り」と、以前だしてくれた句より、数段落ちる。
せわしなさは伝わるけれども、立句として置くにはどうか。

雛飾り解いた着物の柄が見え

これも日常詠、着物をほどいて雛飾りを作った。
よみぶりが川柳だとおもう。
おなじ素材をだすにも、料理の仕方があり、ここはかっこうをつけてほしいところです。
場所がほかのところだったら、これでもいいのですが、。

春コート明日は着て行く日和かな

えめさんの栗おこわの病態句に明日の献立を気にするのがありました。
おなじ言葉を使うまい。
連句はもどるのを何より嫌う、同じことばを使いたがらないのはそのためです。
春コート今日は来てゆくひよりかな、、、、だとしても、今一つ。

日和ということばで何を真っ先に思い出しますか。
お花見日和。散歩日和。稲架日和。東京日和。主婦日和。仲人日和。

春コート今日は来てゆく姥日和。

おいおい。苦笑。

もうすこし考えてみましょうよ。ぼん。えめさん。みなさん。

平句と立て句は、現代俳句と伝統俳句みたいに味わいが違うように思う。

たて句にほしいのは、なによりも「格」です。
響きの美しい、古格を重んずる句。

たとえば、こんな句。

春寒のうす茜して潦  吉津清子(故人)
荒磯に入日見てゐる啄木忌  清子

啄木忌は四月十三日、晩春の季語です。

歌仙「一行の詩」  

行の詩をしたたむる淑気かな    月野ぽぽな
  あをく薫れる新玉の墨         姫野恭子
せせらぎに薄氷融けて流れゐて    竹橋乙四郎
  卒業写真の笑顔はれやか      山下整子
春の月延びる線路を照らしをり     青翠えめ
  駅長室はいつも満員         八山呆夢

圏足と獣耳持つ土器出づる        せいこ
  アナウンサーの黒髪に風       ぽぽな
摩天楼君が魚類でゐる時間       中山宙虫

  ひんやりとした男恋しき         澄 たから  
登山口過ぐれば下山口となる              乙四郎 
    草の褥に荒神の使徒           整子
切腹の順番決まる月の光(かげ)      恭子
  病院給食明日栗おこは          えめ
暮の秋裏木戸少し開いてをり        東妙寺らん
  輪郭だけを村は残して              そらん
天災の傷癒しゆく花の雨               ぽぽな 
  初虹のかたバグダッドあり        乙四郎

名残表

一句目を募集中。たからさんや函館のスギサク先生もぜひ、やってみてください。


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コメント

ぶらんこを止め水郷のひととなる

逃避ぐせ朝寝にもぐり弛む糸

えめさんの句、季語がありませんよ。笑
春眠暁を覚えず、かな?
前田師がおっしゃるには、立句は、写生句がよろしい。わたしも、そうおもいます。どうってこともない、景色の句。それも大きな景色の句。芸がなくてもへたくそでも、小学生のようにすなおできもちのよい句がいいです。

明日>>でていましたね。失敬失敬。

「格」  よくいわれます。やり直しです。

夫婦雉餌を求めて里の庭

夫婦雉メスは後からついて行き

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