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2011年2月10日 (木)

アフリカの国家独立

保健医療経営大学学長
 橋爪 章
2011 年 2 月 10 日 アフリカの国家独立

今年7月、アフリカに新たな独立国が生まれます。

スーダン共和国の南部地域です。

モンテネグロに次ぎ、5年ぶり、193番目の国連加盟国になる予定です。

スーダンはアフリカ大陸で最大の面積の国家です。

エジプト、リビア、チャド、中央アフリカ、コンゴ民主共和国、ウガンダ、ケニア、エチオピア、エリトリアと国境を接しています。

アフリカ諸国の国境は直線であることが多く、民族や宗教や言語の分布はお構いなしに宗主国同士が利害を調整して机上で決めた国境に由来しています。

そのため、同一民族が国境で分断されて別々の宗教や言語を強要されたり、同一国内で民族対立や宗教対立が生じています。

スーダンにおいても激しい内戦が繰り返されてきました。

北部のスーダン国民会議(NC:イスラム教徒系)と南部のスーダン人民解放運動(SPLA)との対立が多くの悲劇(22年間の内戦で220万人以上が死亡)を生んできましたが、2005年に包括和平合意が実現し、NCSPLAによる暫定政府が発足しました。

暫定政府は、6年間の統治の後に南部で住民投票を実施し、南部の独立を決めることになっていました。

先月、住民投票が行われ、99%近い賛成を得て南部の独立が確定しました。

国家の独立(日本政府承認)はコソボ共和国以来3年ぶりです(コソボ共和国は、まだ国連加盟国の過半が独立を承認していません)。

アフリカ大陸では、いまだに多くの国で内紛が続いています。

19世紀に別大陸の会議室のテーブルで地図上に引かれた線のために、いまなお多くの命が消えています。

保健医療経営大学『学長のひとりごと』転載

▼かささぎの独り言

赤で色抜きした部分。日本政府承認、ってどういうことかな。
独立国として扱うという意味さえ、具体的にはわかりません。
借款とかの契約が結べるという意味でしょうか。法的に。

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