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2011年2月26日 (土)

浪人となる息子と大人の話をする。

「おかあさんは結婚しておとうさんひとすじだった?」

といきなり息子がきりだす。

「いいや、それはちがうよ」

とわたしも素直に答える。

「あなたがうまれるころ、おとうさんは別にすきなひとがいてね。はっきりとはわからなかったけど、でもおかあさんはおとうさんが別の人と恋愛をしたって仕方ないと思ったし、それがふつうだろうって思った。」

「ふうん。それで?」

「あのね。結婚してもずうっと恋愛時代のような思いでいられるわけではないし、それがふつうなの。ごはんでも毎日おんなじおかずだと飽きるでしょう。それと男女のセックスはおなじところがあってね。口にだすか出さないか。男はよそで遊べるけど、女はそれができない。だけどおかあさんは昔の女ではないし、じっとがまんして、遊ぶのも遊ばず無理をする、ってのができないのよね。だから、連句や俳句をしているんだけどね。これが自分にできるせいいっぱいの遊びなわけですよ。・・・ほかにはなにもないからね。女ってつまらないでしょうが。できるのは限られているわけよ。こころのじゆうしか、ないってことだよ。」

「ふうん。おれ、すごい女にあったことない。みんなつまらんなあ、女は!」

「そうね。女はがまんばかりせないかんからね。つまらないってあんたが思う意味とはまったく別だけどね、かあさんのいうつまらないっていう意味はね。」

「おかあさんはおとうさんといっしょにいなくても、おとうさんが別の人といても、ちっともさみしくないからね。いつもにこにこしていたいよ。しかたのないことはくよくよしてもしかたないから。それに今それどころじゃないからねえ。」

「だよね。」

ということで、こういう話題で落ち着いた話ができるのも、彼が成長したということのあかしでありましょうね。いや、待てよ。母親がようやく自立しかけたことのあかしなのかもしれない。

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